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お断りしておきますが、私は「男性」が嫌いなわけでもありませんし、軽蔑しているわけでもありません。
一応は結婚もしておりましたし、現在は幾多の素敵な男性たち(^^;)に囲まれて、好きな仕事に励んでおります。
でも、この2.3日の間に出会った、男性たちのこの「不甲斐なさ」に、怒りと諦念がないまぜになって心の中を吹きすさんでいることは確かです。
あぁぁ、日本はどうなるのだろう・・

と、まぁ多少はオーバーであることは、認めます・・ハイ

さて、本題ですが・・・

白いシャツに紺のスーツ。
七三にわけて撫で付けた髪に、やや大ぶりの黒いポーチ。
一目見たときから、なんだか中身が透けて見えるような、そんないでたちで現れたのが、野上正雄さんです。

「嫁とは見合いです。見合いですが、僕は結婚しとうなかったがです。」
キョロキョロと周りを見回しながら、彼は開口一番話はじめました。
「彼女が積極的だったということですか?」
「いいんや。親父が気に入ったがですよ。あれがいいんじゃ。あれにせいと・・」

・・・あれにせいったって、あなたの結婚でしょうが・・・・・・(--)

「付き合っとるときから、ほんまに金に汚い女でした。」
顔をしかめる野上さんも、男らしくは見えませよねぇ。。。。

「コーヒー代も二回しかだしたことがないですよ。そいで、一度、わざと財布忘れたから、コーヒー出しといてと言うたことがあるがです。
そしたら、自分の財布あけて、ないと言うがですよ。僕が覗いたら一万円札が見えとったがですよ。そいたら、これは自分の金じゃないと言うがです。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・罠にかけようと言うほうも、言うほうだし、財布、覗き込むって言うのもねぇ・・・・(溜息)

「僕の家は、古いけど、まぁ、大きな家なんですわ。嫁の実家は、農家なんで、うちよりもっと
家は大きいんですけどね。そいで、結婚するとき、お前、うちの金をあてにしてもいかんぞ。家は
まだまだ親父のもんやし。と、言うと、うちのほうが大きいやないかと、笑うがですよ。」

・・・・・・・・・・・そりゃ、笑うでしょう(笑)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「新婚旅行先で、小銭がなくて煙草が買えんから小銭くれ、言うたらいやじゃと言い寄るんですわ。ほんまに・・・金に汚い女ですわ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22年も前の、煙草の小銭のことを
ずっと恨み続けているあなたはなんなのぉ??


この奥さんが、とうとう先週、家を出たというのです。
20歳の娘を連れて・・・。
奥さんには、男がいると、野上さんは言い張ります。それも、何人も・・・。
彼いわく、奥さんはパートを7回変えている、少なくともその中の三人とは、そういう関係にあったに違いないと、力をいれて訴えます。

「嫁には未練はないがです。でも、娘はほんまにええ子なんですわ。純粋で無垢で、世間知らずで・・・それがあんな嫁と一緒におったんでは、汚されてしまいます。なんとしても、娘を取り返したいんですわ。」

「でも、最近の子ですから、携帯とかお持ちでしょ?携帯で連絡はとれないんですか?」

「かけよります。けんど出ません。来週はうちに服ば、取りに帰るというてます。たいがい、僕の
おらんときに帰るんでしょうけど・・・」

それは、帰りたくないという、お嬢さんの意志ではありませんか。
でも、それもまた、嫁の洗脳と、野上さんは言い張ります。

まぁ、話は双方で聞いてみないと判らないものですが、この野上さん、奥さんのこと悪し様に
言い募りますが、それは自分にとって返す「両刃の剣」ということが、お判りになってはないようです。

調査をするかしないかは、家族会議で決めると仰る野上さんですが、妻子が家を出たいま、誰と家族会議するのでしょう?
そしてまた、その結果を「○○が言うたけん。そーしたんじゃ」と、誰かのせいにするのでしょうね。
自分のことを自分で決めるという、子供にもわかることが判らないままに・・・・。

野上正雄。・・・・・・・・はぁ・・救い難い50才です。

by sala729 | 2007-10-12 12:40

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