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控えめな海の色をきらきらとはためかして、日本海の海岸線は切れ切れに続いています。
夕日のポイントや、透明度の高い海、ウィンドサーフーインに適した大きめの波が、点在するのがここいらの特徴らしいです。

金曜日の夕方からずっとこの稜線沿いに私はいました。もちろん、仕事で・・・です。(^^)

妻のことを相談したいと、電話をかけてきた、水口さんは51才。
気弱な視線が泳いで、こちらの言うことを聞いているのか、いないのか・・・(はぁあぁぁ溜息)

日曜日も、単独行動で先週でかけるふりをして、家を張りこんでいると、妻はすぐ近くのファミレスで、見知らぬ男と逢っていました。
窓ガラス越しに覗きこむと、嬉しげに微笑みながら、男に話しかける妻。
ドリンクバーにカップを二つ持って、なれた手つきでアメリカンを入れている妻。
お店に乗りこんで、男と妻の前に出てやろうかとは思ったものの、そのハードルが越えられなくて、水口さんは自分の車に戻って妻たちが出てくるのをじっと待ちました。

やがて二人は出てくると、それぞれの車に乗りこみ、同じ方向に向かって行きました。
もちろん水口さんもあとを追いましたが、綺麗にまかれてしまいました。
でも、妻を問いただす気力もなく、独りモンモンとした時間を過ごしていると水口さんは、おとなしげです・・・。

その日の妻が帰ってきたのが、翌日のお昼。水口さんは問い質すこともなく、妻は言い訳する
こともなく、なにもなかったかのように、淡々と生活を続けているのです。
もちろん、いますよ。妻を泳がせておいて尻尾を掴もうと、無関心のふりをする夫というのは・・。
でも、お会いしている限りの水口さんは、とてもそんな「罠夫」にはお見受けしません。

5人の子供のうち、上2人は独立して、自宅には思春期真っ盛りの子供が3人もいるというのに
父のこの姿を見て、どう感じているのでしょう。。
母の不倫は知らなくても、朝帰りや日ごろの行動を見ていたら、なにかを感じているはずです。


それでも水口さんは調査をためらいます。
したくないのか、したいのか・・・・・YES、NO が、はっきり言えないタイプみたいです。
このごに及んで
「じゃ、明日、弁護士に相談してから」とか
「もう少し様子を見てから」とか
「調べるということをしてもいいのか、どうか・・」

などと、決心できない理由を並べ立てます。
とりあえず、一度自分の気持ちを話したいだけの人にはよくみられる人のようです。
では「お止めになりますか?」と聞いても、それにも「はい」とは答えられない人なのです。
こういう人のことを、私の亡くなった母は
 煮えたか沸いたか、判らんような男 と、酷評しておりました(^^;)

結局水口さんは、明日自分から連絡すると言いながら、今日になってもまだ、なんのご連絡もありません。

調査をやるかやらないかは、それぞれの個人的問題で、決して強要するつもりはありませんが、「するかしないか」は、決めれるはずで、しかも会社勤めもしており、この年齢ですとなんらかの地位もあるでしょう。(・・たぶん・・)。5人の子供の親でもありながら
「約束」の一本も果たせないような、そんな「父」を「夫」を、誰が信頼してくれるでしょう??

腹立ち紛れ(苦笑)に浮気妻を、擁護する気はサラサラないのですが、この夫への、物足りなさや頼りなさを、心のうちに畳み込みながら、今までの月日を共に暮していたのでしょうか・・・
そう思うと、私の心の片隅に、ちょっとだけ妻への「同情の芽」が発芽しそうになったのは、やっぱり、決められない男の無責任さに、腹をたてていたのでしょうか?(爆)


同じ時期に、調査の現場は、あの南海の不倫天国、谷原さんの妻の、おそろしく不自然な
行動に、振りまわされておりました。

もともと、夫婦共通の友人A、B、C、Dそして、離婚したばかりのEと、「夫婦不倫相関図」みたいな、関係の中での調査です。困難は予測されていました。。。

予想通りというか、やっぱりE宅が、中継地になって、谷原さんの妻頼子は、そこで相手男性を待っていました。
もともと、スペシャル浮気リストに載ろうかという、彼らですから、その浮気たるや、まるで
「スパイ映画」もどきの、逢引きです(・・私も表現ふるいな・・苦笑)
自宅を出るときから、キョロキョロと周囲を窺い、E宅にくると、男を呼びます。
フルスモークの男の後部シートに臥せて、E宅を出て、隣町のコンビニまで来ると、男がまず
車外で周りを確認し、ついでもそもそと頼子が出てきます。
・・・・・・・・・・・・・そこまでするかぁぁ・・・・(--)

結局、ふたりに接触はあったものの、「こだわり職人」のN係長としては、まだまだ不満げです。
でも、相手が判ってなにより・・・でした。
でしたが・・・相手はなんと・・谷原家から二軒隣の家に帰っていきました(・・・・・沈黙)

あとで判ったことですが、その男は谷原さんの一年先輩で、野球部でも先輩後輩。職場も部署
こそ違え、同じ処なのです。
しかも、二人とも、地元ですから、生まれたときから・・というより親や先祖の代からの知り合い
という間柄なのです・・・・。

み、乱れている・・・・いくら開放的な南国の猟師町とはいえ、これって、この状況って、かなり乱れていますよね。


と、なんやかやと、頭の痛い週末ではありましたが、晴れやかな月曜日の朝の、熱くて濃厚な
空気の中に自分を置いていると、フツフツと充電されているような気がするのですから、
私も、そーと変った人間ではありますよね(自爆)


・・・・****・・・・・・
 谷原夫妻のことは、先の記事「過激な友情・・南海の集団不倫の図」をご参照ください(^^/)

by sala729 | 2006-06-18 23:44

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