昨日のつづきは、今日のここで・・・
2006年 05月 27日
義姉からのメールで、望美さんはピンときました。
きっと、望美さんの「浮気」を、長男に告げ口するつもりなのでしょう。彼女なりに・・。これは、
夫に、頼み込まれたか、姉弟愛かは知りませんが、この戦いに義姉も参戦したということです。
「話ってなに?」って返信してみたら?・・・そういう望美さんに
「メンドイ。寝るわ」と、長男はなんの反応もなく、ほったらかしにしているそうです。
夫は・・といえば、次男を寿司屋に連れ出して、「なんでも喰えや。小遣いは足りとんか?」と、今までした事のないような猫なで声だったそうです。これも、次男が望美さんに報告済みです。
長男には「お前が大学行きたいなら、お父さんなら行かせてやれるで。どーや?」と、迫ったそうです。
・・・・・・・・・・・もー、さいてー・・・と、毒づきたくなるでしょ?・・・・・・・・・・・・・・
しかもです。彼にはどーしても望美さんに頭が上がらない一件があるのです。。。
それは、今を遡ること10年前のことです。
家族四人で、鳴門海峡の渦潮見物にでかけました。
ご存知かもしれませんが、渦は潮の干満でその大きさや激しさが変わります。当然大潮と言われる時は、その渦の激しさは観覧船から覗き込むだけで、めまいがしそうなほどです。
その日はもちろん「大潮」。デッキに鈴なりの人たちは、歓声を上げながら覗き込んでいます。
「こんなとこに落ちたら大変なことになるわよね」
望美さんが言い終わらぬうちに、身を乗り出していた夫が、スローモーションのように渦に飲み込まれていくのが見えました。
デッキは騒然としますが、彼は渦にもまれてグルグルと回っています。
「ここを動かないでね」まだ小さかった子供たちに言い聞かせ、望美さんは、デッキを蹴っていました。
水面まではかなりの高さがありますから、飛び込むと、望美さんの体は、水中深く沈んでいきます。そして、ふっと体が浮き上がった時、誰か足首を掴んでいるのが判りました。
「夫だっ!」と、信じた望美さんは、その手を がしっ! 掴んだかと思うと、渾身の力で
引き上げました。
望美さんの横を、ゆらゆらと水面に向かって浮かび上がっていく、夫の姿を確認したまま、気がつけば船内に戻っていたそうです。
「私、主人の命の恩人なんですよ」と、望美さんは、笑って言いますが、まさにその通りです。
世にあまたの「夫婦」は存在しますが、夫の不慮の事故に、こうして命を投げ出して対処できる
妻が、多くいるとは思えません。(実際、社内でも、この話になると、うちの奥さんは・・・と、暗い
声のつぶやきしか聞こえませんもの・・^^;)
そんな出来事も、忘れたかのような夫とその一族の「仕打ち」に、さらに望美さんに肩入れしたくなるのは人情というものではありませんか?
望美さんからの電話を切ると、相談電話がせわしく私を呼んでいます。
朝になったら、また望美さんからのメールが届いてるでしょう。
その返信をしてから、私の一日は始まる・・・・当分はこのパターン、続くでしょうが、望美さんに幸あれと、祈らずにはおられません。(合掌)
きっと、望美さんの「浮気」を、長男に告げ口するつもりなのでしょう。彼女なりに・・。これは、
夫に、頼み込まれたか、姉弟愛かは知りませんが、この戦いに義姉も参戦したということです。
「話ってなに?」って返信してみたら?・・・そういう望美さんに
「メンドイ。寝るわ」と、長男はなんの反応もなく、ほったらかしにしているそうです。
夫は・・といえば、次男を寿司屋に連れ出して、「なんでも喰えや。小遣いは足りとんか?」と、今までした事のないような猫なで声だったそうです。これも、次男が望美さんに報告済みです。
長男には「お前が大学行きたいなら、お父さんなら行かせてやれるで。どーや?」と、迫ったそうです。
・・・・・・・・・・・もー、さいてー・・・と、毒づきたくなるでしょ?・・・・・・・・・・・・・・
しかもです。彼にはどーしても望美さんに頭が上がらない一件があるのです。。。
それは、今を遡ること10年前のことです。
家族四人で、鳴門海峡の渦潮見物にでかけました。
ご存知かもしれませんが、渦は潮の干満でその大きさや激しさが変わります。当然大潮と言われる時は、その渦の激しさは観覧船から覗き込むだけで、めまいがしそうなほどです。
その日はもちろん「大潮」。デッキに鈴なりの人たちは、歓声を上げながら覗き込んでいます。
「こんなとこに落ちたら大変なことになるわよね」
望美さんが言い終わらぬうちに、身を乗り出していた夫が、スローモーションのように渦に飲み込まれていくのが見えました。
デッキは騒然としますが、彼は渦にもまれてグルグルと回っています。
「ここを動かないでね」まだ小さかった子供たちに言い聞かせ、望美さんは、デッキを蹴っていました。
水面まではかなりの高さがありますから、飛び込むと、望美さんの体は、水中深く沈んでいきます。そして、ふっと体が浮き上がった時、誰か足首を掴んでいるのが判りました。
「夫だっ!」と、信じた望美さんは、その手を がしっ! 掴んだかと思うと、渾身の力で
引き上げました。
望美さんの横を、ゆらゆらと水面に向かって浮かび上がっていく、夫の姿を確認したまま、気がつけば船内に戻っていたそうです。
「私、主人の命の恩人なんですよ」と、望美さんは、笑って言いますが、まさにその通りです。
世にあまたの「夫婦」は存在しますが、夫の不慮の事故に、こうして命を投げ出して対処できる
妻が、多くいるとは思えません。(実際、社内でも、この話になると、うちの奥さんは・・・と、暗い
声のつぶやきしか聞こえませんもの・・^^;)
そんな出来事も、忘れたかのような夫とその一族の「仕打ち」に、さらに望美さんに肩入れしたくなるのは人情というものではありませんか?
望美さんからの電話を切ると、相談電話がせわしく私を呼んでいます。
朝になったら、また望美さんからのメールが届いてるでしょう。
その返信をしてから、私の一日は始まる・・・・当分はこのパターン、続くでしょうが、望美さんに幸あれと、祈らずにはおられません。(合掌)
by sala729 | 2006-05-27 12:03

