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残暑と呼ぶには、元気すぎるほどの陽射しが、容赦なく続いております。昨年の今頃は、度重なる台風に、悩まされていたというのに、本当に「自然」とは、ままならないものです。そして、それこそが、人が越えようとして、どうしても越えられない「未知の力」というものなのでしょうか・・。

未知・・といえば、かつてわが社の「未知の人」であり続けたあの、Tキャラが来ました・・・はい、新妻になって・・です。。ま、あのキャラは変わりませんけどね。。(^^;)
まず、第一声か゜「私、幸せよっ!」

そして、やおら取り出したのが、自分たちの結婚式のDVD。
はい・・タイトルには白やら、赤やらの百合の花が咲き乱れ、教会の屋根が見えます。
礼拝堂には、その日(日曜日でした)ミサに訪れた、子供が5人と、10人たらずの人たち。彼はグレーの髪をたわわに、小柄ながらなかなかダンディです。その後ろを、純白のドレス(・・・・ほんとだ・・処女の純白を着てるわ・・・絶句)の、Tキャラが緊張の極致のような表情で続いています。
確かに、目立ちたがりの派手好きのくせに、こういうシーンでは、めちゃくちゃ緊張するんです。彼女・・歩く姿がまるでロボットのようです。(最近のロボットは、よくできていますから、ロボットのほうがもっと優雅に歩くかも・・笑)

誓いの言葉に続いて、指輪の交換。
なかなか入らないのか、牧師さまのお話の途中にも、ひとりジコジコと指輪を回したり、ひっぱったりする姿がばっちりと捉えられています。彼の妹という(・・・ぱっと見、中村紘子さんに似てるかな・・と、思ったんですが次には、内館牧子さんかな・・なんて訂正したりして・・)女性の賛美歌で式は終わったようで、彼のご挨拶、Tキャラの挨拶と続きました。
「ふつつかですが、慎ましく彼のあとについていきます・・」

ジーンとくるでしょ???・・・・ふつーは・・ね。

でも、実際これを見ている私たちの気持ちは複雑です。
もちろん、Tキャラの幸せを喜んでいますよ。花嫁になりたいと願って、それが叶えられる・・こんな幸せはないでしょう・・

でもね。でも、一歩ひいて、62才の花嫁と65才の新郎が純白のウェディングドレスと、セミフォーマルで教会で結婚式を挙げて、それを新郎の妹たちが祝福してるって姿を、現実的に想像してみてください。
親族の参加はその妹たちだけ・・ですよ。Tキャラからはなし・・。しかも、挙式後の集合写真には、なんの関係もないその日の礼拝者と、子供たちは新郎新婦より前で、日焼けしたTシャツにVサインポーズ・・なのです。。

でも、まぁ、本人が幸せと感じているならそれがなにより・・と、心を奮い立たせ
「お幸せでなによりですね。」と、祝福しましたら

「そうなんよ。私ね。彼のお母さんや妹さんから、お嬢さんって呼ばれているのよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お、お嬢さんって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あぁぁ、Tキャラは健在なり・・・・・・・・・(--)
「お母さんがね、私の花嫁姿見て、お料理が上手でこんなきれいな人が息子の嫁にきてくれるなんて・・って言うのよ。(にっこり)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(返すセリフが・・・あぁぁ、みつからない・・・)


そして、彼が待っているからと、Tキャラは嵐のように、すぎ去ったのであります・・・(絶句)


相変わらず・・・ではありますが、健在がなにより・・と、いうことで(笑)


でも、これって、忘れかけていた「迷走台風の再上陸」みたいな、そんな思いを感じてしまった私は、意地悪??

「私は、みんなの先駆けになるのよ。Aちゃん、あなたもがんばりなさいっ。」という、最後のセリフに動転し、しばし自分を見失っていたものの、我に返って、H氏と現場に出ているN係長に、Tキャラの花嫁写真を写メールで送ってみました・・

何時間かして、H氏からの返信は
「・・驚いて、食事の箸を取り落としました・・・」・・・(お気の毒に・・・)

そして、N係長からは、いまだ返信は・・ありません。
現場が混乱していなければいいのですが・・・・(合掌)

by sala729 | 2005-09-03 13:53

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