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その男みたいなのを「懲りない男」と呼ぶのでしょう。

15年前に、浮気をした女に「母が病気」「兄が交通事故」「兄嫁が
異常妊娠」と、泣きつかれ縋られてホイホイとお金を用立てたあげく、
女の夫という人間が現れ「公にしたくなかったら」と絵に描いたような
美人局にひっかかり、結局は1500万以上を貢いで妻にその
尻拭いをしてもらったことをすっかり忘れたのか、その男、今度は
会社の女の子に手を出しました。

相手はバチいち。子供あり。夫がいないのが幸い・・なのか、どうか
今のところ不明ですが・・。
奥さんはもう許すつもりはないと息巻いています。

奥さんは結婚以来、ずっと専業主婦で、男は名前を言えば誰でも
知っている企業に勤めています。
あと5年もすれば停年ですが、前述の行為のおかげで男宅には、停年を期に
自宅を購入という夢が潰えました。

変更した予定では男の実家を改築して、老父母と同居ということになっていたらしい
です。しかし、今の事実を前にそれも風前の灯。
というのも、今回奥さんは「離婚」を固く決めているのだそうです。

証拠を取って、退職金の半分もらって、年金も貰って、24歳の娘は声楽の
勉強でいまイタリアにいるそうですがその教育費も払ってもらって、慰謝料と
生活費も貰って・・と、彼女は彼女なりにいろいろ算段していますが、
正直、これは「取らぬタヌキのなんとやら」です。

まだ受け取っていない退職金の半分はどうやって取るか?
夫の年金はいくらなのか、いくら学生とはいえ24歳の娘の学費は全額
夫が負担するものなのか・・・

そして肝腎の今現在のその家の預貯金は把握してますか?とお聞きすると
自分は生活費しか貰っていない。貯金は夫が財形貯蓄と社内預金でしている
と、言います。
それは、夫任せということですね。

「私は専業主婦ですが、夫の愚痴も聞いてやりました。健康管理に気をつけて
食事も考えました。お手伝いさんから、メンタル相談までしてきたので、その
分の報酬を支払ってもらうのは当然の権利です。」奥さんは、決然と主張
しますが、それは間違っているとはいえないまでも、現実的かといえば
疑問符がいくつか並ぶでしょう。



失礼ながらこのパターンは専業主婦さんに多く見受けられる気がします。
ご批判を覚悟で言うなら、こういう方を私は「世間知らず」と呼びます。

仰っていることや、権利の主張は間違ってはいないのですが、出来るかどうかと
なれば、これはかなり難しい。と言うより、無理です。
離婚は、今までの巣から飛び立たなくてはいけないのです。
それが例え、相手の非によるものだとしても・・・
その時の準備は、できる限りフル装備で迎えねばなりません。
頭でっかちの「机上理論武装」だけでは、これから先に続く自分の生活
娘の将来を有利に迎えることはできません。

自分がしたいことと、出来ることは別だという自覚を持つことが最優先です。


すべてを悲観的に捕える方はそれはそれで困りますが、こういった
テレビの訳知り気のコメンテーターの言い分を真に受けて、なんでも
できると思い込む方も困ったものです。

そしてそういう方というのは、往々にしてこちらの言い分を聞いては
下さいません。
そして自分の耳に良い様なことを言う処に流れていきます。

一歩ひいて自分を見れば判ることなのに、それができません。
そんな時、自分の力不足を痛感しますね。

「良薬は口に苦し」と古人の諺を思い出してほしいものです。

by sala729 | 2013-08-30 12:16

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