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この一週間は、仕事面でいろいろな出来事がありまして、なかなかブログ更新に
手が届かず、ちょっとストレス溜まり気味・・・でした(笑)

仕事にせよ、プライベートにせよ、十年一日の如し・・なんてことは有り得ないことで
良いことも、悪いことも、きっと必ず訪れます。
そして、その波を如何に上手にかい潜っていくかで、人生をどう楽しめるかという
私の課題の解が、そこにあるのです。

ビジネスはビジネスとして割り切っていくというのは、案外簡単ではありません。
でも、そうせざるを得なくなったとき、これが一番有効で現実的な解決の道で
あることを今更ながら、知ったような気がします。

死ぬまで、自分であるための道を、支えてくれるのは、家族と人間関係と、そして
ほどほどの経済力です。このために、私は今を生きています。




それにしても、秋の駆けっぷりには驚かされるばかりです。
あっという間に、寒波とか初冬とかいう文字が相応しい体感気候になってしまっています。
いつのまにか、春も秋も感じる間もなく、夏がきて冬が来る・・近年は特にこの傾向が
著しいかと思います。

そして振り返れば、その頃から、人に余裕がなくなってきたのかもしれないと思ったりも
するのです。
個人的に私は夏が一番好きですが、春や秋は、装いを一番楽しめる季節なのですね。
暑くもなく、寒くもない時期には、どんなファッションも似合いますと、楽しめます。
そういうときに、自分を主張する装い。自分の存在を確かめるファッションを、十分に
謳歌できると、人はものを見る眼が培われると、私は思っています。

今は数値でしか、物の値打ちや基準が測られない時代です。
それは、「見る眼」に、自信がないというより、それがもう無くなっている時代なのだと
痛感します。
自分基準で、ものを見るには、模倣もあり、反発もあり、失敗もチャレンジもあって
初めて育まれるものだと私は思っていますが、その第一歩が、ファッションだと
思っているのです。


春も秋もそれを試すには、絶好の機会だったのに、その時期があまりに短くて、
そういう体験をすることが難しくなっているのかな・・と、思ったりもしています。






話が繋がるかどうかは、読後のお気持ちひとつですが(笑)

我が家のちびギャングは11月初日に三歳のお誕生日を迎えます。
出だしで間違ったかどうかは、判りませんが、お誕生日は私達が企画します。
今年は、ケーキ屋さんがやっている欧風レストランの個室借りきりのパーティの予定で
もう準備はOK。もちろんケーキも予約済みです。


昨年、自転車を婿殿の実家とうちのどちらが買うかで大騒動の体験もあるので、今年は
先週、婿殿実家がプレゼントを買うのを見届けてから発注かけました。
ちなみに、自転車は婿殿実家が買ってくださって、いま機嫌よく乗り回しております。
もちろん、補助輪付きの三輪車のバージョンアップみたいなアレです。最近は、子供
子供した三輪車より、このタイプが主流だとか・・・


プレゼントの用意もよし。そして毎年お誕生日にまとめて一年分の成長記録と私からの
メッセージを入れた何ページものお誕生カードの製作も準備よし。(これは20ページ
くらいありますから、字が読めるようになったら読み返して欲しいと思っていますが、
本人はめんどくさくて嫌かもしれません。私のただの自己満足です・・笑)


そんなところに、昨夜、息子から電話が入りました。
「SHの誕生日にコート送ってやろうかと思うんだけど、サイズはいくらにしてたら
いいの?」

あらら・・・また、急に・・・
この夏、一緒に柏島に行って以来、なんだかちびギャングに、近づいた息子です。
しかし、子供に慣れていない独身男です。さすがにサイズまでは判らないでしよう。

「そうね。100なんだけどコートなら110でもいいかもよ。今年はうちもスタジャン
買ってるし、去年の冬はベージュのコート買ってあげてるのよ。ちょい、大きめのほうが
ありがたいかもね。」

息子はデパート勤務です。昨夜は同期会とかで飲みに出る前にと、新宿の自社で
買って送るつもりのようでした。

「判った。じゃダッフルコートかな。」
横でそれを聞いた家人が
「ダッフルのSやな。でも、あんまり重たいのはパスやで。」と、笑いながらの一言。



これには意味があって、わが息子、なぜかダッフルコート大好き人間なのです。
大人になってもそれは変わらず・・・と、別にそれはいいのですが、本格的な
ダッフルコートって、それはそれは重いんです。
英国製のという物を、お下がりと娘に送ってきたことがありますが、あまりの重さに
肩が懲りそうという笑い話も残っています。

しかし、そんな思惑をみじんも介さず
「いや、バーバリーにしょうかと思うんだけど、やっぱり重いかな?」
「バーバリ?????・・・三歳児にバーバーリのコート??。あなたそれ、いったい
いくらするの?」
「5万ちょっとかな・・高いよねぇ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いくら身近に子供のいない独身男とはいえ、もうちょっと常識を知れよ・・と
思ったのは母たる私だけでしょうか?

「5万って、それはちょっと高いわよ。もう来年は着れなくなるのよ。子供服は・・」
「そりゃそーだけど・・・・コートってこんなもんじゃない?」
「あのさ、親の立場から言うなら、5万のコート一回買ってくれるなら、1万の
セーターでいいから5回かって欲しいと、私なら思うわね。」

(オレなら5万の商品券が欲しい・・・と、家人。これには私も激しく頷く。久々の
同意ですわ。)

「そーなんや。判った。じゃコートは辞めるわ。子供服売り場行って何か相談してくるわ。」
「そーしなさいよ。コートは今年あるよ。もしも、どうしても買いたいなら、来年に
したら?」


・・・・・・・・・・・・・・・・・その前に母の日に何か送ってこんかいっ!
私には、いつも、お誕生日と合同でアイスクリームなのに・・・と、思いつつ、これが
案外嬉しいものなんですね。ちびギャングは、日毎伯父である息子に、よく似てきています。
将来、ああなると思うと期待感ゼロではあるのですが(笑)それはねそれで可愛いものです。


そんな二人が仲良しというのも、幸せなものです。


しばらくしてPCに向かっている私に携帯メール受信のお知らせが~
「くっ・・やっぱり予算オーバーだったわ・・・泣」と、メールが・・


もういくらオーバーかは聞きませんでしたが、ここでも見る眼の問題でしょうね。
それがよいと思えば、妥当ですし、そうでないと思えば、ユニクロで買えばいいのです。

お誕生会で送られた物を見て、娘がなんと言うか、それはとても楽しみな一瞬では
あると思います、

息子よ。
がんばって働け!!
そして私にも、眼もくらむよなピアジュの腕時計をプレゼントしてくれ給え。
え?なぜピアジュかって??
高そうなの、それしか思い浮かばなくて・・・(^^;)
・・・・・・・・・・・慣れないものですから・・・・・・・・・・・・・・(自爆)

by sala729 | 2010-10-27 12:57

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