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秋晴れのいい日曜日です。

うちの娘家族三人は、県内の大規模公園の「コスモス祭」にお弁当持参で、出かける予定だそうです。
コスモスはもう、終わったのでは?という、余計な詮索はさておいて、今日のブログはここから始まります。


今はまだ製作中かと思いますが、わが娘宅の行楽弁当は、なぜか個々にひとつづつの弁当箱に
詰められているだそうです。
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私にしたら、この時点でもう?マーク全開です。
家族で行くお弁当なのに、それぞれの弁当箱って、それなに?
ドラマでも、絵本でも、ネットブログでさえも、行楽弁当って大きな弁当箱に詰め合わせて
現地で、取り皿やお弁当箱の蓋を利用して取り分けて食べません?

「いや、ちびギャングがそうして欲しいらしいよ。」と、私から娘を防御しょうかというのがみえみえの
弁護。
「そうしいって、ちびギャングはまだ2才よ。何も考えずに、二歳児の言うがまま、はいそうですかって
言うわけ?」
「いや、そうじゃないけど、ほらDちゃんの実家も、大皿盛りの食卓じゃなくて、いつも個々盛りって
言ってたじゃん。だからでしょ。」

「だったら尚更、家族弁当の姿を見せてやらないといけないんじゃない?たった三人の家族で
公園行って、それぞれの弁当箱広げて食べるなんて、違和感ないの?」

「そんなこと、今言われても・・」

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思えば・・・
ちびギャングは、来年から幼稚園です。
保育園か幼稚園か、散々迷って、公立か私立か、更に迷って、結局自宅近くの公立幼稚園に決めたのは
母である娘です。(ややこしい表現ですみません。)

おかげさまで、私たちの住む地域は公私の幼稚園はそれなりの数があり、こちらが選択できるのは
ありがたい限りですが、娘がここを選んだ理由が、私の「口撃中枢」を刺激しました。

「お弁当づくりに自信がない」と、家人に洩らしたそうです。
周りにあるいくつかの、私立幼稚園は、週に二回程度、お弁当日があります。その他は給食らしいのですが。
公立幼稚園は、完全給食制です。

「今は、お母さんたちが、デコレーション弁当を競っている。そこで、お弁当作る自信がない。」と
言うことらしいのです。


アホかいな・・・
そもそも、自分自身、幼稚園時代(彼女は大阪で某私立女子大の付属幼稚園に通っていました)
週2のお弁当を楽しみに、給食はいやだいやだとほざいていたのを忘れたかっ!!

「ママのお弁当は楽しい。開けるのが楽しみ~」と、るんるん気分でお弁当箱やランチクロスを
買い集めていたことを忘れたかっ!!



私は、理由を聞いて呆れ果て、
「あのね。Rに言っといて。お弁当に自信がないなら、私が作ってあげる。そこいらのチンピラママ(すみ
ませんこれはただの表現上の言葉で、若いママさんに敵意を持っているわけではありません。)には
負けない自信があるわっ!!。」と、高らかに宣言。

「じゃ、その日は、オレのも作ってくれる?」と、期待一杯の家人のキラキラ目をスルーして、私の胸は
娘の消極性と不甲斐なさで、煮えくりかえりそうでした。



だいたい、彼女は名ばかりとはいえ(失礼)栄養士なのです。その肩書で結婚前は仕事もしていたのです。
ケーキやお菓子も手作りで、よく試食させられました。
それが、結婚わずか三年でこの「セリフ」・・・どーなってるんでしょうね。


確かに、もともと想像力とか、美的感覚には、多少問題があるとは、常々思っておりました。
自分で作ったお弁当の盛り付けに、躊躇して私に助けを求めたことも多々あります。
しかしです。

今から入園までは半年はあるのです。
この半年間に、練習しょうとか、デコレーションなんて流行に左右されなで「味」というものを
子供に教え込もうとか、母のセンスを日本一と思いこませようとか、そんな努力を一切考えもしないで
一番安易に逃げ込もうとする、その姿勢が私は気に入りません。



このブログを、現役保育士おりがみ様にもご覧いただいておりますので、こんなこと言うのも
口はばったいような、面映ゆい思いも多少はあるのですが、あえて言わせていただきますが
(どーせ、言うんでしょ?と、またまた家人。ばしっ!!・・懲りない奴め)

私は娘には、幼稚園役員は引き受けよと言うつもりです。
最近・・いや、私が母の時代もそうでしたが、なかなか役員の成り手がなく、持ちまわりだったり
無記名投票だったり、ひどいのはじゃんけんだったりしたこともありましたが、役員は少なくとも
一度は引き受けるべきです。

幼稚園と対等に話をする気なら。
自分の子供が幼稚園でどういう扱いを受けているかを知りたいならば・・。

昔は「保護者会」という名前で、運営されていましたが、ようはPTAですよね。親が自分の
責任を果たさないで、園や先生に求めても、それは聞き入れられなくて当然です。
自分の意見を言いたいなら、それは子供のことを知り、守るということだと思いますが
子供が可愛いなら、役員は引き受けろと言うつもりです。


私が母時代にもいました。
「私は仕事してるから」と、逃げる輩は。今はこんなこと言ってたら誰ひとり役員にはなれませんが
仕事をしていることを承知で役員に選出されたのなら、万難を排しても出れない行事には、申し訳ない
とは思っても、引け目を感じる必要はなにもありません。

子供にも、ママは全力を尽くしたけれどもできなかったと教えてやれるいいチャンスです。
もちろんそうなったら、私はサポートを惜しみませんよ。
でも、若いママたちも、利用上手、甘え上手になって、協力者を増やす練習だと割り切ればいいのです。
仲間のママや、年上の友達。近所の人。じじばば。
どうやったら、嫌われずに上手に利用できるか、こんないい練習台はないですよ。

私自身は「あの人はやりたがりだから」という声は何度も背中で聞きました。
でも、そんなことはなんとも思いません。
ではあなたがやれば?と、開き直らないのが大人と思っていましたもの(笑)

ただ前述の「私は仕事があるから」と、断るお母さんには言いましたよ。
「私は、あなたのおうちを共稼ぎさせてあげるために、役員になるのでも、ここに子供を入れたのでも
ないですけどね。もし、お仕事のために役員ができないと言うなら、代わりに役員しますから役員報酬
出していただけますか?」

もちろん、大顰蹙買いました(大笑)
園長先生にも苦笑いされました。でも、息子がお世話になってしばらくは娘もお世話になっての4年間
ずっと役員続けてきましたけど、面白かったですよ。
それは今も、思い返せばいい思い出ばかりです。


ただ、娘は私とは性格も考え方も違います。
何といっても、開き直れないというのが致命的なのも知っています。
でも、だからこそ、私たちが全面サポートするから、推されたら役員引き受けなさいと
言っているのです。
もしも、幼稚園と対立するようなことがあっても、自分の責任果たしていない保護者には
何も言う資格はないし、先生は誰も本気で聞かないと思います。

大事な子供を預けるのだからこそ、物言える保護者になりなさいと娘には言いたいのです。




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そして、まずは、かってのように、華やかで輝かしい家族弁当を作りなさい。
個々弁当に慣れた、婿殿にも、これから弁当生活を始めるちびギャングにも、家族で囲むお弁当を、
分け与えたり、譲り合ったりする楽しさを、教えたり教えられたりできるような、そんな魅力的な
お弁当を作ってみなさいよっ。味はともかく・・(笑)

by sala729 | 2010-10-17 09:40

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