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私という女は、「忘れる」ということができません。
幸か不幸か(周りはみな、大変な不幸と口を揃えて言いますか゛・・)記憶力は、悪くないっ
と、思っています。

特に、とても些細なこと、小さなことに限って、その端々まで鮮明に覚えています。更に
悪いことは、誰かと諍いになったときに、それが意図するしないに係わらず、するすると
私の脳に蘇って、私の口先を刺激するのです。

思えば、これで何回も失敗もしました。
悔しい思いを繰り返したこともありました。人間関係の損得で言えば、かなり損した方では
ないかと私自身は思っています。





しかし・・・そのとばっちりを一番受けているのは「自分だっ!」と、家人は主張します。


家人に言わせると、私はサラリーマンとしては、なかなか優秀な素材だと・・褒めてはくれます。
上下関係、横関係も、自分を押し殺したり、曲げたりしないくせに、なんとなく自分の主張を
通している。これは、なかなかの「芸達者」だと・・(サラリーマンは芸人かいっ??)

一応、この評価は、うんうんと受け止めておきました。


けれども、それは公の私であって、そのぶん、私的な「私」は、どうにも扱いにくい。
それを上手に扱える自分は、天才的猛獣使いだと、嘯くのです。

・・・・・・・・猛獣って??・・・だれ??・・・・・・わ、私のこと???・・・・



これは「負け犬の遠吠え」です。
争ったときに、どんなにしても勝ち目のないヤツの、愚かな捨て台詞です。
時代劇の定番、あの「お、おぼえてろ。」って、あれです。
覚えておくのは、アンタでしょ?・・・もう同じ目にあわないように・・ってね。(笑)

脳の容量が晩酌で半分空になり、阪神タイガースで残り半分占めている男と、言い争いしても、
無意味です。相手はもう受け入れられるスペースがないのですから。
だから、私が覚えていた諸々のことを、披瀝してそのわずかなスペースに、ねじ込んで
あげようかと言うのです。



・・・・・・・・・こんな風に書くと、私ってどんなにひどい女かと思われないかしら?
なんと思ったのもひと時・・
「だって、もう女じゃないし。」と、しらーっとした声が・・

そうです。もう、女として生きていくのはやめているのです。妻としても、嫁としても
生きていくのはやめているのです。

今の私は、「人」としてだけ生きていますから、とてもシンプルでとても「楽チン」では
あります。(親として・・というのも、ちょいありですかね。。)


あらら・・・・なんだか、訳わからなくなっちゃった・・(笑)


ようするに、私と家人の争いは、私の記憶力勝ち!・・・と、言いたかっただけなのですけれど
もね。。。(笑)

やっぱ、負けるのキライだものね。・・と、家人の恨み節が・・・(聞こえないフリ)





ところで、ひとつ、リタイア妻からの自慢。

昨日、鰹を一本買ってきまして、「たたき」を作りました。
諸説あるでしょうが、たたきは、その場で炙って締めて、叩いて切って、漬けダレをかけて
薬味をたっぷりかけて食べる・・・そんなシンプルな食べ方が一番です。

それだけのことなのに、家人も、半分持ち帰った娘も婿も大絶賛!!

ちょっと鼻高々ではあるのですが、これって私にまたやらせようとする彼らの策略??
なんて思ったりするのも、私の気持ちがねじれているから??

いやいや、そーではあるまい。美味しいものは美味しい。
一個16000円の鮑も、一尾680円の鰹(びっくりするほどお安いでしょ。)も、美味しい
ものは美味しい・・・と、自分自身に言い聞かせ、白米に鰹たたきという、日本人に生まれて
よかったという夕食を楽しんだのでした。。。


日本人といえば・・(なんだか年寄りの繰言みたいな、連想ゲームみたいな・・・笑)
前からとても気になっていたのが、街頭インタビューのような時に、マイク向けられた
人たちが、芸能人のことを「OOが」とか「××はね」とか、名前を呼び捨てにすること
なんですね。
ま、芸名ですから、それでもいいのかもしれませんが、年若い子や、子供が、明らかに
大人の芸能人たちのことを「OO」や「××」と呼び捨てる姿を、私は「よし」とは
思いません。


では、年長者ならよいのか?と、尋ねられると、これもじつは一家言はあります。


でも、私自身は、呼び捨てはしません。
家族や、自社の人たちのことを、外部に話すときは、敬称はもちろん付けませんが、
それ以外では、年齢に関係なく、どなたにも、敬称はつけますよ。
唯我独尊の私でさえも・・・です。
敬称つけるのが、いやなら役職をつければいいだけのことなんですからね。

これって、やな性格??(爆)


私は、誰からも好かれる人間とは思っていませんし、そうなりたいとも思いませんが、
少なくとも、自分の周りの人間から、軽蔑されるような人間にはなりたくないです。
見下げられる人間としては生きたくないです。


そんなこと思いながら、梅雨の真っ只中の月曜日が始まりました。。。

by sala729 | 2010-06-21 11:54

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