呪術・占い・祈祷師
2009年 03月 04日
世間の多くの人たちは、「占い」とか「霊視」とかがお好きなようで、テレビでも最近こそあまりお見かけしませんが、細○数子さんとか、江原○之さんとかが、大人気のようです。
残念ながら、わたくしは、占いは、朝出かけに聞いて、いいときだけ耳に残しておくという、手前勝手な信心者で、霊視とか呪術なんて聴いただけで、胡散臭そうな顔するか、冷笑を浮かべるという、誠に性質の悪い性格なのです。
そんなわたくしですが、仕事柄、そういうお話にはよく巡りあいます。
なんたって、祈祷師さんが自分の彼氏の行方が判らなくなったと、相談電話かけてきて、お探ししたこともあったのですから、それらの人々を信じよというのが、土台無理な話でしょ???
最初のお話はこうでした。
中村佳代子さんの娘の夫は、なかなかのハンサムで、この不景気な時代に年収700万はくだるまいという、収入を得ています。
お写真を拝見すると、なかなかのハンサムで、これなら相当、モテルだろうなというのは判ります。
娘さんの美人で、二人の間の2才になる、お嬢ちゃんもやはり可愛いお顔立ちをしています。
ところが、この婿殿・・・とても甘えん坊で、娘さんがいなければ自分の身の回りのものができないという困ったちゃんなのです。
二人だけの時はよかったのです。それでも・・・
わたくしにも、かすかに覚えがありますが(笑)誰しも新婚当時は、かいがいしく世話を焼くものです。
ところが、子供ができて育児に時間をとられるようになると、そうもしていられません。
子供がいてもいなくても、与えられた時間は等しく24時間なのですから、それはあたり前のことですよね。
ところが、これが理解できない「夫」のなんと多いことか・・・・・(溜息)
中村さんの婿殿も、ご多分に漏れず・・・でした。
そして、お決まりの「浮気」・・・・開き直り・・・・離婚要求・・・・・・ほんとにまぁ、これが自分の息子なら、即出向いて、阿呆な考え叩きなおしてやるところなのですが、この婿殿の母は、違いました。。
実家に帰った、嫁にオロオロし、開き直る息子にオタオタし、ただ息子の言い分を聞いているだけでした。
そして、「まゆちゃん(中村さんの娘の名です)には、いったん帰ってもらって・・・。悟も悪かったと思ってるんですよ。」と、言い募るばかりです。
思っているということは、そう言ったわけではないのです。
お母さんが、そうではないかと思っているだけなのです。
「あさって、拝み屋さんに予約入れてるんです。お母さんと一緒に行こうかと思って。」と、さらに婿母は続けます。
は??拝み屋さん・・・・息子が浮気して拝みやさんって・・・
「えっ。私もですか?」
流石に中村さんも問い返したそうです。
「ええ。ええ。そうです。そのほうがご利益があるんだそうですよ。拝んで、女と別れさせてもらわんとね。」
婿母は急に、元気になってそう言ったそうです。
拝み屋に別れさせてもらうって・・・・それ、ホンキ????
と、わたくしなら、問い返しているでしょうね。婿母に・・・・。そして、衝突しているでしょうよ。きっと(笑)
でも、中村さんは大人です。
一応は婿母と連れ立って、行くことにしたそうです。その拝み屋さんに・・・。
でも、相手の女の名前も知らないのに、どうやって、別れさせる祈願をするのでしょうね。。。
それも、判るというなら、ぜひお知らせください。
調査料金、お返ししますよ。(苦笑)
その夜、息子さんに四度目の家出をされた、松島さんから電話がかかりました。
「あのね、拝み屋のねーさんが、西の方に歩いているのが見える、言いよんよ。ほんまかね???」
「西ってどこです?西や東って言うなら、私でも言えますよ。何市の何町の何番地までとは言いませんが、せめて周りの景色や、環境ぐらいの手かがりくらいは透視しないと、本当の拝み屋さんとは言えないですよね。
現に、前回の三回とも、探し出したのは、うちですし、拝み屋さんの方向は見当違いでしたよね?」
昼間のことがあるせいか、わたくしの口調はちょっと冷たかったようです。
翌朝、再び松島さんから電話がありました。
「今朝ね、拝み屋のねーさんから電話があったから、Aさんの言うたこと言うたんよ。そしたらね、そうやね。
今回は探偵さんに頼んだほうがいいかもしれんよって、お告げがあったんよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お告げって、それは手に負えないってことでしょうよ。
超常現象を、全否定はしませんが、人の弱みに付け込んではいけないでしょう。
すがってくる人に、あてにならない希望を与えてそれを生業にするというのは、どうでしょう?
そんなこというなら、殆どの家業が、あてにならないと反論されそうですが、汗水もたらさず、ただ座して
ふんふんと話を聞き、思いつくままに(そうでなければゴメンナサイ)、ご託宣を垂れるなんていうのは、
わたくしには受け入れられません。
それなら、お出かけ前の「星占い」のほうが、何倍も可愛げがあります。
・・・・・かく言うわたくしとて、呪い殺したい人のひとりやふたりは、もちろん・・・・・あワワわ・・・・い、いませんよ。・・・・・・・いませんって。・・・・・いないということに・・・・・・(大汗)
でも、世間には、わたくしが呪い殺したという輩より、わたくしを呪い殺したいというお人のほうが、たぶんずっと多いと思います。(笑)
直線的に世間を生きてきて、ずいぶんと顰蹙と恨み、買ってますもの。わたくし・・・(^^;)
残念ながら、わたくしは、占いは、朝出かけに聞いて、いいときだけ耳に残しておくという、手前勝手な信心者で、霊視とか呪術なんて聴いただけで、胡散臭そうな顔するか、冷笑を浮かべるという、誠に性質の悪い性格なのです。
そんなわたくしですが、仕事柄、そういうお話にはよく巡りあいます。
なんたって、祈祷師さんが自分の彼氏の行方が判らなくなったと、相談電話かけてきて、お探ししたこともあったのですから、それらの人々を信じよというのが、土台無理な話でしょ???
最初のお話はこうでした。
中村佳代子さんの娘の夫は、なかなかのハンサムで、この不景気な時代に年収700万はくだるまいという、収入を得ています。
お写真を拝見すると、なかなかのハンサムで、これなら相当、モテルだろうなというのは判ります。
娘さんの美人で、二人の間の2才になる、お嬢ちゃんもやはり可愛いお顔立ちをしています。
ところが、この婿殿・・・とても甘えん坊で、娘さんがいなければ自分の身の回りのものができないという困ったちゃんなのです。
二人だけの時はよかったのです。それでも・・・
わたくしにも、かすかに覚えがありますが(笑)誰しも新婚当時は、かいがいしく世話を焼くものです。
ところが、子供ができて育児に時間をとられるようになると、そうもしていられません。
子供がいてもいなくても、与えられた時間は等しく24時間なのですから、それはあたり前のことですよね。
ところが、これが理解できない「夫」のなんと多いことか・・・・・(溜息)
中村さんの婿殿も、ご多分に漏れず・・・でした。
そして、お決まりの「浮気」・・・・開き直り・・・・離婚要求・・・・・・ほんとにまぁ、これが自分の息子なら、即出向いて、阿呆な考え叩きなおしてやるところなのですが、この婿殿の母は、違いました。。
実家に帰った、嫁にオロオロし、開き直る息子にオタオタし、ただ息子の言い分を聞いているだけでした。
そして、「まゆちゃん(中村さんの娘の名です)には、いったん帰ってもらって・・・。悟も悪かったと思ってるんですよ。」と、言い募るばかりです。
思っているということは、そう言ったわけではないのです。
お母さんが、そうではないかと思っているだけなのです。
「あさって、拝み屋さんに予約入れてるんです。お母さんと一緒に行こうかと思って。」と、さらに婿母は続けます。
は??拝み屋さん・・・・息子が浮気して拝みやさんって・・・
「えっ。私もですか?」
流石に中村さんも問い返したそうです。
「ええ。ええ。そうです。そのほうがご利益があるんだそうですよ。拝んで、女と別れさせてもらわんとね。」
婿母は急に、元気になってそう言ったそうです。
拝み屋に別れさせてもらうって・・・・それ、ホンキ????
と、わたくしなら、問い返しているでしょうね。婿母に・・・・。そして、衝突しているでしょうよ。きっと(笑)
でも、中村さんは大人です。
一応は婿母と連れ立って、行くことにしたそうです。その拝み屋さんに・・・。
でも、相手の女の名前も知らないのに、どうやって、別れさせる祈願をするのでしょうね。。。
それも、判るというなら、ぜひお知らせください。
調査料金、お返ししますよ。(苦笑)
その夜、息子さんに四度目の家出をされた、松島さんから電話がかかりました。
「あのね、拝み屋のねーさんが、西の方に歩いているのが見える、言いよんよ。ほんまかね???」
「西ってどこです?西や東って言うなら、私でも言えますよ。何市の何町の何番地までとは言いませんが、せめて周りの景色や、環境ぐらいの手かがりくらいは透視しないと、本当の拝み屋さんとは言えないですよね。
現に、前回の三回とも、探し出したのは、うちですし、拝み屋さんの方向は見当違いでしたよね?」
昼間のことがあるせいか、わたくしの口調はちょっと冷たかったようです。
翌朝、再び松島さんから電話がありました。
「今朝ね、拝み屋のねーさんから電話があったから、Aさんの言うたこと言うたんよ。そしたらね、そうやね。
今回は探偵さんに頼んだほうがいいかもしれんよって、お告げがあったんよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お告げって、それは手に負えないってことでしょうよ。
超常現象を、全否定はしませんが、人の弱みに付け込んではいけないでしょう。
すがってくる人に、あてにならない希望を与えてそれを生業にするというのは、どうでしょう?
そんなこというなら、殆どの家業が、あてにならないと反論されそうですが、汗水もたらさず、ただ座して
ふんふんと話を聞き、思いつくままに(そうでなければゴメンナサイ)、ご託宣を垂れるなんていうのは、
わたくしには受け入れられません。
それなら、お出かけ前の「星占い」のほうが、何倍も可愛げがあります。
・・・・・かく言うわたくしとて、呪い殺したい人のひとりやふたりは、もちろん・・・・・あワワわ・・・・い、いませんよ。・・・・・・・いませんって。・・・・・いないということに・・・・・・(大汗)
でも、世間には、わたくしが呪い殺したという輩より、わたくしを呪い殺したいというお人のほうが、たぶんずっと多いと思います。(笑)
直線的に世間を生きてきて、ずいぶんと顰蹙と恨み、買ってますもの。わたくし・・・(^^;)
by sala729 | 2009-03-04 13:21