一昨日から、青森の酸ヶ湯温泉の大雪がニュースで流れていますが
今を去ること20年近く前のことになりますが、家族四人で行きました。
GW時であったのですが、そこにたどり着くまで道の両側が高い雪壁で、
その間を走るのは、南国育ちの私達には驚異でした。

たどり着いた先はこれまた雪が凍って山積み、これから先は「通行禁止」の
張り紙もあります。
それでも、諦めの悪い夫は、引き返そうともせず雪を踏みしめて、ここからは
徒歩で行こうか・・・とも見える雰囲気です。

その時、向こう側から外人男女の四人連れがやってきて「oh!ダメよ。ここから
先はい行けないよ。」と、身振りで教えてくれます。
彼らが「通行禁止」を読めなくて、車を乗り捨て歩いたものか、好奇心で
行ってみたものかは判りませんが、これ幸いと、私と息子が「折角の
ご好意の注意を無視したら悪いよ。安保条約に反する(?)」などと訳の
判らぬ理由を並べて、引き止めたことを思い出しました(笑)

はい。もちろんそれで夫は進軍を諦めました。
でも、それは、妻と子の説得が功を征したのではなく、ただ彼が「外人さんに
弱かった」というだけのことだったんですけどね(^^:)


そんなことを思い出すニュースでしたが、いくら生まれ育った地とはいえ、
積り積った雪に、心身ともに大変な思いをなさっている皆様には心から
お見舞い申し上げます。

と、言いながら「南国生まれでよかった」と、小さく呟く不謹慎な相談員を
お許しください。。。



さて、久々に娘がらみの話題を・・・
もちろん、婿殿と私は解決どころか、なんの進展も接点もありませんが、
幸いにも、彼は自分以外は全く興味がないのか、娘が案外強権なのか、
判りませんが、娘とちびは相変わらず、我が家を行ったり来たりしております。

と、それはさておいて、今年も3月が近づいて、今年度、保護者役員を
拝命した娘の任期も、どうやらこの調子では無事に終了するようです。
いま時の、役員というのは、任期終了前に、次の役員を自分で探して内諾を
取り付けておくのだそうです。

それもよし・・かもしれないとは思いました。役員改選は古今東西、なかなか
決まらぬものです。

そして、来年度の役員の目星もほぼたったというのですが、最後の一人、
なんやら部会の副部長候補さんが、まだ未決と言うのです。
さらに聞けば、その候補さんは自分で子供の送迎をしたことがなく、子供は
彼女のお姉さんという人が送迎しているのだそうです。

そこで、そのお姉さんに、役員のことを話して彼女に打診したいというと
「妹はそういうことはしません。それなら私がします」と言うので、お姉さんに
お願いしたら、翌日「妹に叱られて、やっぱりできません」と断ってきたと
言うのです。


・・・・・・・・・・・・・はれ~・・・・なんと~・・・・・・・・・
あまりの無責任さに、私は開いた口が塞がらず、思わずわが娘の顔をまじまじと
穴の開くほど見てしまいました。

「でしょ。引き受けるって言ったのに・・・」
「いやいやいやいや・・・(ここで私は最近の若い子のように、いやを連発して
みました。・・・これって、あり得ないって意味ですよね?)違うわよ。
無責任なのは、あなたの方。このおねーさんの安請け合いはまた別の問題。」

「へ?」
娘はまだ訳が判らないようで、本当に鳩が豆鉄砲状態です。

「あのね。次期役員が決まらないからったって、そもそも自分の子供さえ送迎
しないお母さんに、役員を振ろうっていうあなた方のほうがよっぽど無責任に
思えるけどね。」

娘は黙りこみましたが、その顔には不満がありあり・・・(ふん。長い付き合い
だもの。見れば判るわよ。)
その顔は、私だって無理やり役員振られてなったのよ。今時、私がやりますなんて
そんな人いない。と、言いたいのかと・・・(想像しました。)

これも理解できます。今時でなくても、この「役員選出」というのは、時代を
越えた永遠のテーマです。


私が保護者のときも、子供の時もそれはそれでありました。
私の母などは「○○さんはお暇なんやし、好きなんやから・・」などと
今の私が耳にしたら、「なにを言う!」と、烈火のごとく怒るような科白を
子供の私の前で無防備に吐いていました。

もっとも、その頃は世の中の多くが貧しくて、確かにPTA活動というのは
一部の有閑なお母さんしかできないものであった時代でした。

私が母になってからも、この役員選出はなかなか手ごわかった(笑)
ところがこの私・・哀しいかな黙っていることができない性分に生育して
しまったものですから、この洗礼から逃れることができなかった・・(笑)

そして時代は流れて、今は娘が母になりました。
わが子ながら、母になって娘はずいぶんと成長したと思います。ちびに
対する毅然とした態度は、時々見惚れるばかりです。

しかし、根源はやはりその優しさと、周囲への気配りが、正義と倫理に
枷をかけているようです。



それにしても・・・この役員候補のお姉さんという人も、見方を変えれば
なかなか優しい人ではあります。
でも、妹ができないなら私が・・というのもおかしいですし、翌日できませんと
いうのも、ある意味無責任といわれても仕方ないかもしれない。

でも、何よりその候補さんの無責任ぶりが際立って、これには余人には太刀打ち
できないものがありますよ。

しかし、こんな子供大人みたいな保護者を相手に先生方も骨の折れることです。
と思ったら、こういうことには先生は全くのノータッチで「どうぞ、みなさんで
決めてください」と言われるのだそうです。

これもまた、無責任な・・・

日本は、昔、植木等さんが歌ったように「むせきにん~」な時代にまた入ったの
でしょうか?
え??・・・そんな時代知らないって???
こりゃまた、失礼しましたっ。(たって、誰も知りゃしないよと、家人は冷たく
言い放つのです。)
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by sala729 | 2013-02-25 17:01 | Comments(0)

上品な仕立のオーバーコートを片手に、中川義直さん(仮名)が、事務所を
訪れ、私の目の前にすっと立ったときは、「英国紳士風」という言葉が、
なんの抵抗もなく閃いて「81歳です」という渋い声を聞いたときは、信じられない
思いでお顔を見直してしまいました。

お話によると、中川さんは一代で道路工事機械の設営会社を興し、11年前に
社長を息子さんに譲り、ご自分は会長職に退かれたとのことです。
背中をぴしっと立てて、話し始めた中川さんの姿勢に乱れはありません。


「私の妻は、10年前に亡くなりました。長く患っていたので、最後は自宅でと
思ったのですが、当時同居していた長男の嫁が、世話を嫌って私と妻の目の前で
義父さんと義母さんの世話は正直さん(長男)がすればいい。私は自分の親の
世話します。義父さんと義母さんの世話する気は一切ないですっ。と、言いました。


もともと、今で言うデキ婚で長男が私らの反対を押し切って貰った嫁です。
折り合いがいいはずはなかったのですが、これが決定的になり、やつらは
別居することになりました。

近くの私の土地を貸してくれと言い、さらに新築費用も貸してくれといい、かれこれ
3千万ほどを用立ててやりました。しかし、やつらはそれを一向に返そうと
せんのですよ。会社も譲って、仮にも社長という身分の者が、借りたままでいいと
いう法はないと、私は弁護士をたてて債権取立ての申し出をしました。
すると、やつらはこれは生前贈与だと言うのです。

そのころから、会社でやつらはやりたい放題。嫁の親族を何人も雇ったり、
その親族が下請けからリベート取ったり、他の社員に示しも何もあったもんじゃ
ありません。
古い社員に泣きつかれて、私がなんとか調べて親族の不正を突きつけてその男を
解雇したのですが、今度はその男の代わりに嫁が息子(私の孫です)を、
会社に入れるというのです。


孫は大手の建設会社に入社したものの二年前に退職し、ブラブラしていました。
息子は将来跡継ぎにと言っていますが、私は嫁が自分のスパイに仕立てるために
後釜に入れたのではないかと思っています。
孫が優秀なら、なんの問題もありませんが、大手を二年で辞めた男です。
しかも、あの嫁に甘やかされて、育っています。

孫が前職をなんで辞めたのか、それが私は知りたいのです。
なにか不都合をして馘首されたのか、会社の人員整理の対象になったのか、
それとも金銭的や道義的な不始末があったのか。または人間的に劣っているのか、
それが判ったら、理由によっては孫の就職を見逃してもいいと思っています。
でも、そうでないなら、前の親族の男の不始末もありますから、もう
私は息子のやることを黙ってはみておれません。」

一気に話す中川さんに不整合な点は見当たりません。
多少の思い込みはあろうかとは思いますが、矍鑠とした父親にここまで
思い詰めさせるのは、不肖の息子であろうとは思います。
譲られた城を守るには器が小さいかも・・・とは思います。

もちろん調査はお預かりしました。
ご相談は人様々です。ご自分の身に受けるのと、他人様の身に降りかかるのでは
その重さに数倍の差があります。
それでも、それを払いたいと思った時、お役に立てるのが私の仕事と思っています。
四国の地といえども、春はまだ遠そうですが、行きずりの梅の蕾は確実に色づいて
少しだけふっくらとしてきたようです。
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by sala729 | 2013-02-16 14:32 | Comments(0)

台湾旅行記の始末もままならぬというのに、先日は京都に「遅ればせの
初詣」に行って参りました。

商売繁盛の神様「伏見稲荷」に詣でて(商売繁盛なのに恵比寿様でないのが
ちょっとヒネタ私らしいでしょ?笑)パワースポットの千年鳥居を巡ってきました。
そこで鳥居の付替え工事をしているところに遭遇。
なかなか見られないところを見せていただきました。
この神秘的な赤い鳥居の続く山道を、お狐さまがお渡りになるかと思うとなんだか
ゾクゾクしてきますが、そんな妄想も周囲の中国語や韓国語が現実に帰してくれます。

京阪電車のりばまでの参道も私好みで、清水や銀閣寺道のようでもあるこんな
賑やかな通りは大好きです。

さて初詣は無事終えて、翌日は大阪に出ることにしました。
大阪は久しぶりで、特に梅田周辺の再開発はニュースで見聞するだけでしたので
楽しみです。


JR京都駅から、新快速にのって梅田まではすぐですがそれなりに混みあって
座れるまではいきません。
家人はもともと、大阪からこの電車で京都まで通勤しておりましたから、慣れた
もので、通路の中ほどのほうで立つことにしました。
電車が京都を出てすぐのこと、私の後ろの通路側に座った若い男の子が、すっと
席を立ってぼそっと低い声で「どうぞ」と席を譲ってくれたのです。

正直・・一瞬迷いました。「わ、私ってそんな年に見えるの?」「それとも
女性ということだから?」「彼はマザコンで母親みたいな気がしたから?」



一瞬の間に様々な思いが交錯したのは事実ですが、若い男の子が少し恥ずかしげに
席を譲ってくれた行為には、純粋に感謝しなくてはなりません。
その勇気と優しさに応えるべく、「ありがとう」と優しく答えて、ありがたく
その席に座らせていただきました。



この後、家人が
「いやあ、あの時は正直Aちゃん、見直したね。ああいう時、大阪のオバちゃんの
中には、いやぁ、私まだそんな年やないわよ。って、言うのがいるんだよね。そしたら、
彼は恥かくところだし、日頃ボクに接しているAちゃんなら言いかねないと、
ドキドキしてたけど、やっぱり思いやりはあるんだね。」

「当たり前でしょ。ああして席譲ってもらって、そんな言い方したら、彼の
立場がないわよ。」

「ほんとにね。Aちゃんって、ボク以外の人間には思いやりができるんだね。」

なんだか言い方はとてもむかつくんですが、やゝ納得。。。


それというのも、私が席を譲られて、次の駅で家人の前の席が空きました。
件の彼はそれに背を向けて立っていたので気づかなかったのでしょうが、家人は
そこをキープしつつ、彼に
「先ほどはありがとう。よかったらどうぞ。空きましたから。」と声をかけて
いたのです。

彼も振り向きざま、ちょっと意外・・みたいな顔していましたが、「あ、は、はい。」
と、ぎこちなく座りました。


この所作もなかなかに、私の心を温かくしました。
ですから、いつもなら、パンチが空を飛ぶような家人の、むかつく言い草も
この行為をちよっと見直したので、今回は納めておくことにします。

・・・惚れ直した・・・とまでは言いませんけどね(笑)


そんなこんなの、ちょっと遅れた初詣が無事に終わりました。

あとは、今年をひたすらに走り抜くだけです。!!
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by sala729 | 2013-02-12 15:17 | Comments(2)

我が家に家族が増えました。
あ・・いえいえ違いますよ。私が妊娠だなんて(恥)・・なんて
誰も思うはずがないでしょと、家人に大笑いされ、そんな神をも畏れないような
ことを平気で口にできるね。までとも言われ、私は自分が女であって女でないことに
気が付きました。

えっ!!今まで気が付かなかったのっ!!お、おっそろしい・・・と、発した
家人のその口めがけて、メガパンチ!!ワンツー・・・ふっふふふ


いやいや、本題に戻します。

先月末から、ワンちゃんが家族に加わりました。
ティカッププードルたら言う犬種(正式ににはトイプードルの超小型
らしいのですが)で、生後二ヶ月ということもあって、それはそれは
小さくて可愛いです。


この子の親の飼い主夫さんが、この子が産まれてすぐに、ご病気で倒れられて、
夫の看病と子犬の世話に途方に暮れていた妻さんが、私の友人の同僚だった
ご縁で我が家にくることになりました。

思えば20年近くを一緒に暮らした、マリンを見送って6年たっています。
年を思えば、大往生ということでしょうが、その穴は思いの外大きかった
ようです。
「次はねぇ・・」などと、マリンの目の前で嫌味たっぷりに言いながら、
なかなか次を飼う気持ちになれないといったのが本心でした。


それがふとしたご縁でトントン拍子に話が進み、あれよあれよと
言う間に我が家の子になりました。
真っ黒のふわふわ毛の女の子で「姫」と名づけました。
体重は今現在900グラムです。

ちびなどは「お姫さま」などと呼んで、とても仲良く遊んでいます。
帰るときは「僕、お姫さまと別れたくない」と、大粒の涙を流して
いますから、情操ということを考えても、姫の存在は有意義です。

私達も会話が増え・・・もともと多いのにこれ以上増えると騒音公害だと
いう意見もありますが・・・。
楽しい夜の時間をすごしています。

ただ、ひとつだけ困っているのは、夜中のトイレです。
いいえ、姫ではなく私達のです(笑)
姫は元の飼い主さまの躾けがすばらしく、殆ど失敗をしません。これは
たいしたものです。


ケージの中にふわふわベッドを置いて、彼女はそこで眠っていますが、
私達が夜中にトイレに起きると、その音でさっと目を醒まし、それから
クィーンクィーンと、哀れな声で泣くのです。
幸いなことに、お隣に響くようなそんな声量ではありませんので、ご近所
迷惑にはならないのですが、その声が切なくて、今度は私達が眠れなく
なるのです。(笑)

夜中のトイレ・・・年は取りたくないものだと、ここ数日身に沁みて思います。
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by sala729 | 2013-02-02 14:59 | Comments(0)