いやはや、しばらくのご無沙汰でございました。
なにしろ、今年に入ってからというもの、引越しや起業に追われていたのと、
電話回線も新設なので、なかなかネット環境が整わなかったというのか、重なって
こんな事態に陥っておりました。

また、気紛れに「放棄」したのかと、お思いの読者さんもいらっしゃるかとは
思いますが、そのような次第なので、何卒お許しくださいませ。


さて、新しい環境ですが「独立」なんてちょっと耳障りのよい言葉に置き換えては
いますが、規模はかなり縮小しておりますので、今までのオフィスよりは格段に
狭く、古い賃貸ビルです(笑)

それでも「我が城」と思えば、愛着もやる気も出てくるもので、電話回線や、看板
オフィスプレートなどの打ち合わせの度に、気合だけは十分に蓄積されているようです。
まだまだ、解決せねばならない問題もあるのですが、それは時を待たないとできない
ものもあり、ともあれ、私は元気一杯。勇気凛々・・と、言ったところです。
(アンタはいつもそうだけどね・・・と、一言多い家人のつぶやきは無視して・・)



まず、ご報告しておきますが、年頭のお弁当騒動は、決着がつきました。
あのあと、二回目の報告が、部長さん名で届きました。
サゴシのほかに、海老と小松菜から、最小単位の黄色ブドウ球菌が検出されて
いました。
正直に文書の数値のままの報告ですから、これでよし・・と、私は思っています。
今後の改善についても、かなり具体的に書いてあって、実行するしないはともかく
これは「誠意」と、受け止めました。

付け加えるなら、この文書と一緒に、和三盆糖の季節感溢れる干菓子も添えられて
いたことも、ご報告しておきます。
もっとも、あれ以来、私はまだO百貨店には足を向けてはおりませんけどね。(笑)
この季節、節分祭の「恵方巻き弁当」や「節分会席」などの名前の、チラシ広告が
目に付きますが、さすがに今年、美濃吉の弁当は、購入する気にはなりませんね。
O百貨店には、また行くでしょうが、しばらく美濃吉に、足を向けることはないでしょう。

だって、他のお店の、お弁当や会席だって、ずいぶんとオシャレで美味しそうですもの。
危険ゾーンだったお店のお弁当を罰ゲームみたいに、買って食べなくてもいいかな・・
って思います(^^)




さてさて、ここ数日、私が感じ入っているのは、引越し業者さんのあの見事な
仕事っぷり・・ほんとに、見とれるばかりです。
てきぱきと段取りを組んで、指示し、従い・・まるで体操の床運動を見るような
無駄のない見事な動き。。。
骨惜しみしないという言葉は、彼らのためにあるのかと、その時知りました。

三社ほど見積もりを取って、そこに決めたのですが(それは料金の安さも、大きな
要因のひとつではあったのですが)それはそれは期待以上のすばらしい働きぶりでした。

今後、私が引っ越す予定は、全くありませんが、もしも身の回りを整理して
遠い地にある老人ホームに向かうようなことがあったときは、迷わずここにしょうと
心に決めました。
(そんな状況になったら、身の回りの物をそこいら中に投げつけて、持って行く物なんて
ないよ。きっと・・・と、家人は妙にきっぱりと言い切ります。。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・これには、ちよっと納得。。。へっへへ



そういえば、忙しさにかまけておりましたが、今年はことのほか寒さが厳しいようですね。
昨日も、オフィス近くのT百貨店(地元にはOとここの二つありますが、Tは新参者
なので、まだまだOには追いつけません)に、向かって歩道橋を歩いていると、突風が
正面から・・・

頭を下げて、風をやりすごしてふと前方を見ると、70才はゆうに超えているかと
思われる小柄な女性が、風にあおられて頭を押さえているのですが、それが不十分
だったらしく、ニットの帽子が飛ばされてしまいました。

見ようとして見たのではなく、たまたま視界に入っただけなのですが、老女は慌てて
帽子を取りに後戻りをし、顔を上げて私と目が合いました。


その時、老女の手にあった海老茶のニット帽と、その帽子の中に黒い毛の塊が絡み
付いているのを目にしました。

思わず老女の頭に目をやると、くっきりとした頭のカーブラインが見えて、そこに
芝生の新芽のような、細い頼りない髪がゆらゆらと波打って、一本、二本と数えられる
ほどの間隔で生えています。

そう・・そのニットに残った黒い毛は・・・かつらだったようです。
強い風にあおられて、かつら毎帽子が飛ばされたらしいのです。

正面きって、合わされた視線の痛いこと。
どこに飛ばしようもありません。。。。。

老女はペコリと頭を下げ、私も会釈を返し、足早にすれ違おうとしたその時です。




「すみません。すみません。ほんとに申し訳ありません。」と、老女が私に
平身低頭誤り続けるのです。
別に、彼女が何をした訳ではありません。風に帽子を飛ばされて、一緒にかつらも
飛んでいった・・ただそれだけのことです。

訳がわからず、私は手を胸までそっと挙げて、判るか判らぬかの会釈で通り過ぎようと
しました。
しかし、それでも老女は、私ににじりよって「すみません。すみません。ほんとに
すみません。」と、頼りなげな声で言い続けるのです。


周りから見ると、年老いた小柄な姑が、鬼嫁に言いがかりを付けられ、途方に暮れて
いる光景に見える・・・現に、横を通り過ぎる人たちは何やらこそこそと言い合って
います。

老女の頭にはいつの間にか、ニット帽子がきちんと被られ、行き場所をなくした
かつらがどうなったのか、私にはさっぱり判りません。


でも、ここで私が「いいえ。かつらなんて見ませんでした。」と、言うわけにもいかず
「かつら飛ばしたくらいで謝ることないですよ。」と、慰めるよりは、知らん顔して
通り過ぎたほうが、老女のためではないかと、判断した私が、誤っていたようです。


私は、さりげない風を装って「いえいえ。」と、小さな声で言い、さらに小さく
胸で手を振って見せました。


それなのに・・・それなのに、老女はまだ私を追いかけてきて、ぺこぺこ頭を
下げるのです。これは、もうある意味「逆手の暴力」です。
私は何もしてないのに、この光景だけで私と老女の周りを行きかう人たちは、私に
非難の視線を浴びせるのです。



「お見苦しいとこを、お見せしまして・・」蚊の泣くような声ですから、私はますます
悪者です。
しかし、今更立ち止まって、老女に向き直って
「いいえ。かつらを飛ばしたのは風ですからあなたは何も悪くないですよ。悪いのは
風です。あなたがかつらでも、私はなんの迷惑も受けてませんから。」とは、言えない
ですよ・・・・いくら私でも。。。


第一、私は、女性の薄毛には慣れています。
もう何回も言いましたが、亡夫の母、私のかつての姑ですが、この人はほんとに
「薄かった」

まだ、顔も見ていない交際中に、母親の誕生日プレゼント相談されて「櫛」と
アドバイスして「嫌味か」と、言われて以来、私と姑の間には、深くてひろーい
溝ができたのです。
もっとも、亡夫も亡夫で、見たら判るだろうに、言われたとおり「櫛」買って
どーすんのよっ!!

美容院を経営する従姉妹が、今でも思い出したように「まだ、あのおばさんより
髪の薄い人、見たこと無いわ。」と、しみじみ言うくらいですから、その薄さは
特筆ものです。

そういう人を見慣れてきた私です。
ちょっとやそっとの「薄毛」で、動じるはずがないのです。
しかし、ここでそんなことを、いちいち説明するのも・・・・なんですし・・(困)




私は意を決して、足早にT百貨店に飛び込みました。
そして、自動扉の前で呆然とする老女を、振り返りもせずに、エスカレーターに
飛び乗り二階に向かいました。

そこで気づきました。

あっ!!

私、地下に言って、お引越しのご挨拶の手土産買うつもりだったんだ・・と。(終)
[PR]

by sala729 | 2011-01-29 15:14 | Comments(0)

さて、お弁当騒動記の顛末を続けます。

昨日の土曜日、今夜ご報告に伺いたいと、木村さんから電話があり、夜7時にと言うと
15分前に、木村さんと、上司で担当部長の肩書きの、島田さんがこられました。

島田さんはグレーの髪をきちんと7,3に分けて、いかにもというサラリーマン然とした方でした。
木村さんは、思ったよりも年齢が高く、私と同世代に見えました。

インターホーンを押す時から、すでにコートは脱いでおり、さすがに常識を弁えた訪問ではありました。


まず丁寧なお詫びのあと、最初の検体に出した、サゴシと出汁巻き卵の検査結果を、ファイルした
ノートをめくりながら、丁寧に説明してくれます。

要するに、出汁巻き卵の大腸菌検査で10の6乗の菌が検出されたが、通常は10の7乗からが
危険水域と言われるもので、数値的には、辛うじてクリアしている。

しかし、サゴシに関しては、大腸菌はクリアしているものの、黄色ブドウ球菌が検出されました。
(1なんとかと単位名を言っていましたが、忘れました。微量であることは確かです)

美濃吉で同様に、サンプルで置いている物も検査に出しましたが、これには異常値は出ておりません。


しかしながら、黄色ブドウ球菌が検出されたのは確かですので、二回目の検査結果を報告の
際には、美濃吉の責任者を同伴の上、謝罪に参りますと、説明されました。


話を聞くと、製造工場の場所も、最初の森田さんの説明とは違うところで、島田さんは「ひとえに
部下の勉強不足と、私ども管理能力のなさが招いた結果で、Aさまには本当に申し訳なく、
お詫びするだけです。」と、木村さんともども、頭を下げられました。




私?・・・・私は黙って聞いていましたが、これで満足ですよ。
だって、黄色ブドウ球菌が出たということは、私の勘違いや、言いかがりではないということが
証明されたと思っていますもの。


「判りました。その説明で結構です。ですから18日の報告は、もう郵送で結構です。美濃吉さんにも
来ていただかなくてかまいません。もともと、美濃吉さんがおいでにならないことについて、森田さんが
こられた時に、私はもう話をしています。
今、島田さんのお話、お聞きすると、検査結果は昨日出ているはずですし、その通りなら、今日
こられるはずですよね。それを来られないのですから、方針はよく判りました。」

「いや、それは、私が菌が出たからには、そちらからも一緒にと話をしており、次の時にも、また
そういうことがあるやもしれないと思い・・・」

「ですから、もう美濃吉さんではお弁当は買いませんし、食事もしませんから、結構です。
OOさん(百貨店名)には、美濃吉でなくても、他にもお惣菜は売ってますしね。
うちは二人暮らしですから、日曜日の夜は早めに自宅で、OOさんのお惣菜で夕飯というのが
決まりごとだったんです。しばらくは、とてもそんな気にはなりませんけど、OOさんの
地下のすべてのお店に行かないと、言ってるつもりはないんです。」


島田さんは、困ったような顔をして、何を言おうとしているのですが、しばらくそうして
やめました。
何を言っても無駄だと判ったのでしょう。


「それに、私も仕事が終わって、そちらをずっとお待ちするのはもういやなんです。仕事が終わったら
リラックスしたいんです。それを、また待つなんて、勘弁してほしいですわ。ですから、報告は
文書で郵送してください。」

「は、はい。判りました。それで、お代金のことなのですが、本当にご不快な思いをさせてしまった
以上、いただくわけには参りませんので、ご返金をさせていただきたいのですが。」


「いいえ。それは結構です。」

「いや、それでは、わたくしどもが詐欺になります。こういう商品をお売りすることはできませんし
こんな商品で、お代金をいただくわけにはまいりません。」


「返金していただいたら、私はただのクレーマになります。私は、私の食べたものを検査に出して
欲しいとお願いしただけです。」


「いや、しかし・・」

島田さんは言いかけて、やはりやめました。無駄だと知ったのでしょう。


「もう、お帰りください。結果はきちんとお聞きしましたから。」

島田さんは、このあとも5分くらい、今後はこのようなことがないよう・・なんたらかんたらと
続けて「では・・」と、玄関を出ようとしました。


「あ、ちょっと待ってください。」

私の声にギクリと足を止めた二人が振りかえりました。

「あの、参考までにお聞きしたいのですが、木村さんは森田さんの上司さんってホントですか?」

一瞬の間ののち

「は、はい。そうでございます。」はじめて、木村女史の肉声を聞きました。


「そうですか。また、若い課長さんを傷つけたら困ると思って、後始末担当係に、任命されたのかと
思ってました。それなら、私もかなりきついこと言ってお気の毒だったなと、思いましたので・・」


何を言おうとする木村女史を、島田さんが制して

「いえ。私どもにはクレーム係というものはありません。その部署が担当してご説明にあがります。」

「え?やっぱり私、クレーマーと思われてましたの?」と、しらっと問い返すと

「いえ。いえ、そういうことではなく、其々の部署が責任持つということで・・」


「やっぱり、二度目はないほうがいいですわね。文書での報告お待ちしております。」
と、慇懃にドアを閉めた私の顔は、笑っていたでしょうか。(笑)




私は、自分のこと、決して意地悪とは思ってはいませんが、ひとたび怒らせると、しっこい。頑固と
家族は思っているようです。

私自身は、ものを決して忘れられない記憶力と、嘘と言い訳が大嫌いなだけなのですけど・・・(?)
[PR]

by sala729 | 2011-01-16 18:17 | Comments(0)

今日は、いよいよあの「百貨店騒動」の、一応の結果日ではあるのですが、それは
夜のことになるので、今回は正統派「相談員日記」として、年末に面談した、
あるケースについて、お話しょうかと思います。


昨年の暮れも押し詰まった頃、その相談電話は鳴りました。
かけてこられたのは、高田という86才の男性です。
電話では、知り合い家族が三ヶ月前から、行方をくらませた。どこにいるか
調べられるか?
と、いうものでした。

詳しいお話を聞くために、翌日、高田さんのお宅を訪問しました。

市内から少し外れた、閑静な住宅街の一角に、ちんまりと建てられたその家は、
洗濯物があるわけでもなく、駐車位置に車があるわけでもなく、表札もなく、
一見誰も住んでないのでは?と、思わせる佇まいでした。


鳴らないとわかっている、玄関ベルを一応押してみて、思い通りなんの反応もないので
「こんにちわ-。高田さまですか?Aですが。」と、玄関を開けて奥に向かって
声を張り上げると、
「おー。すみませんなぁ。足が悪いんで、そちらに行きませんが、そのまま
上がってくだされや。」と、元気な声。

「では、失礼します。」と、何もない玄関で靴を脱ぎ、廊下を進みます。



高田さんは、痩せてはいらっしゃいますが、なかなかお元気で、耳が遠いからと
補聴器を捜しておられましたが、見つからず
「この程度では聞こえますか?」と、私が言うと
「おお。それくらいなら、聞こえますわい。」と、笑顔で答えてくれましたので
第一印象は「好々爺」と、いう感じを受けましたが、その自分の人を見る目の浅はかさを
これから思い知ることになるのです。


「いやな。知り合いと言うたけど、ほんまは長男家族のことなんや。」

これは、よくあります。身内の恥と思っていらっしゃるのか、身内を捜したいと
初めから電話で話されない方は、案外多いのです。

「見ての通り、わしは在日韓国人や。なんとか商売して、故郷に寄付することもできた
から、こんなもんも貰うてる。」と、サイドボードの上の、螺鈿細工の盾や感謝状を
示します。
ハングル語なので、私には何も判りませんが、立派なものには見えます。確かに・・。


それからしばらくは、父親と日本に来たときの苦労話が続き、自分が立ち上げた事業の
話になって、日本の朝鮮学校の設立にどれだけ寄付したかという話になって、事業が
行き詰まり、更にどんだけ努力して、お金を稼いだかという話になって・・・

肝心の息子さんご家族の話にはなかなか、辿り着けません。

時折「それで、息子さんは?」と、水を向けるのですが
「まぁ、待ていや。」と、制されて、話はえんえんと続きます。

長い、長い前置きがやっと終わったかと思うと、突然高田さんの目がかっと開いて
それまで、遠い目をして昔話をしていた、お爺さんとは思えないような、形相になって

「あいつがあんな女と、知り合わんかったらよかったんや。」と、吐き捨てるように
言った言葉が、息子さん家族のことを話す、端緒でした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


わしは、息子を大事に育てた。大阪の大学も出た。そやけど、一人息子っちゅうのは
あかんのぉ。
やっぱり、ヤワや。家業を手伝わせても、そんなやから誰もついてこん。
それで、大阪で仕事したいと言いおるから、わしが半分、銀行が半分、元手を出してやって、
会社やらせたんや。

そのうち、女ができよった。
気の弱い男やから、どうせ言い寄られたに違いないんや。女の名前聞いて、わしは
びっくりよ。前に朝鮮学校を作るんに、みんなから寄付集めたんやけど、総連の幹部の
連中の中に、その金100万自分のポケットに入れたヤツがおる。
それが、その女の父親よ。

わしはそれを知っとったから、息子に結婚はあかんと言うておいたんやけど、
アホな息子が女に、いいように騙されて、とうとうわしに黙って、結婚しょったんや。

娘が三人。息子が一人できた。
息子たちは、大阪の大きな家に住んどるんや。
そやけどな、あの女はいかん。息子をたきつけて贅沢ばっかりしよるんや。
あんた、生活費100万やで。そんなんがあるんかいっ!

わしは三ヶ月に一回、息子の家に行っとたんや。
あの女は、だんだんわしと目を合わさんようになって、わしが行っても挨拶もせん
ようになった。
そやから、わしは「この家では、いつから嫁が偉うなったんじゃい。男より女が
偉いんかいっ。あほんだらめが」と、言うたった。
女はしぶしぶ降りてきよって
「そやかて、私は挨拶しましたけど、お義父さんが気がつかなかったんと
違います?」と、言いよるんですわ。


「おーそうか。わしが嘘言うとるいうんか?わしの耳が遠いと言うんかいっ。」
「そんなこと言うてません。」

「そんならなんで、すんませんと言えんのぢゃ。このあほんだらっ!!。
 この家には、ドロボーもおるし、ほんまに難儀なことや。家の中でドロボー
 飼いよんやからな。こら、ドロボー、はよ出て行けっ。出て行きさらせ!」





・・・・・・・・・・これを身振り手振りで、話すのですが、何しろ補聴器が
必要な方ですから、声が大きい。
聞くに堪えない暴言を、自慢げに披露する姿は、醜くもあり、哀れすら感じます。




さらに、話は続きます。


女の実家にも行ったんですわ。
「ほーこの家は、金の匂いがぷんぷんするわ。それも腐った金の匂いじゃ。」
そう言うて入ったら、女の母親が慌てて出て寄よった。父親はもう死んどりますからの。
母親に言うてやりましたんじゃ。
お前んとこのオナゴは、ありゃどういう躾したんやと。
まぁ、父親が父親やから、ああなったのもしょうがないけど、あのくそボケに
うちの息子は、わやにされたんじゃ。家の前で怒鳴ったら
母親が、まあまあそこでは・・・と、ぬかしおって中に入れと言います。
あの家は、女の兄貴夫婦がいてますけど、女はあの家にも、息子の金をどんどん
入れとりますから、だぁれも、女に頭が上がらんのですわ。



この前、帰るときに20才の孫娘がわしの前に座ってな
「お爺ちゃん、お母さんのこと怒鳴るのはもうやめて」と言いますねん。
なんでやと尋ねると
「お爺ちゃんが、お母さんのこと怒鳴り散らして帰ったら、そのあとお父さんが
お母さんに、クソミソ言われるねん。私、それ見てるのがいやや。」

わし、かっとなれましてな、女の部屋に行きました。
そしたら、女は大きな鏡の前でなんやらしとりましたわ。
これも、息子が買うてやった鏡ですわ。それを椅子で割ったったんですわ。
「お前みたいな、汚い顔、なんべん見てもおんなじやわ。鏡なんか、いらんやろ。
どうするねん。なんべんも見て。その汚い顔なんとかせえや。」


それから、わしが行くと、玄関の鍵が閉まって誰も出てきよらへん。
ドア叩いて
「おんどりゃ、出てこんかいっ。なにしとるんや。」と、叫んでも誰も出て
きよらん。
わし、腹が立って、わしの出した金、返せと弁護士たてて請求したりました。
そしたら、半分返してきよりましたわ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


このお話は、事実ですが、あまりの罵詈雑言に、さすがの私も、ひいてしまい
ました。
嫁姑。嫁舅。とかく義理の仲というのは、諍いの種が尽きないものです。
それは古今東西、西東、どこでも同じです。

しかし、それにしてもこれは、ひどい。

まさに、梁石日さんの小説「血と骨」そのままの、会話と情景でしょう?


お話から察すると、舅の過激さに、息子さんご家族は、緊急避難しているのでは
ないかと思います。
結婚20数年、この舅さんが三月に一回、この調子でやってこられたのでは
お嫁さんはたまったものではありません。


伝え聞くと、韓国では、長幼の序はとても重んじられて、親は第一ということ
らしいのですが、これはちよっと度がすぎているのでは??


では、息子さんご家族の居場所が判ったら、どうなさるのです?と、お聞きすると
「何で隠れたんや!」と、聞きますわ。
それから、女には、体で教えんといかんのと違いますかの。と、平然と言うのです。


体で教えるって・・・・聞いたお話から察すると、背筋がうすら寒くなる思いです。


ここまで聞いた以上、お受けすることはとてもできません。
しかし、受けられない本当の理由を言うと、この暴言じじぃは、なんと反応するかを
考えると、チト怖いというのも本音です。


そこで、調査料金をふっかけました。
「逃げている人を捜すのは難しい(これは本当です)。しかも、相手さんは
高田さんのご家族ですから、プライバシーも守って、捜さないといけませんしね。」
などと、自分でも取って付けたような理由をつけて、とんでもない額を提示しました。



さすがに、目を剥いてひるんだ、高田さんは、サイドボードの中から、
いかにも・・・というラベルの、ドリンク剤を取り出して、一本は自分、そして
もう一本を私に差し出してきます。

「これはな、韓国でもなかなか取れんマムシの、エキスが入っとんじゃ。水代わりに
まぁ、飲んでみてや。」と、にっと笑うのです。

マムシ・・・それだけで思わず取り落としそうになるのを、必死でこらえて
「仕事中ですから、今はご遠慮しておきます。持ち帰って、頂きます。」


「えーやないか。堅いこと言わんでも。」
「そうはいきません。私はここに、遊びに来てるのでも、世間話に来てるのでも
ありません。仕事にきてますから。」
・・・・・・・・・・・・・・・・今はともかく、一刻も早くここから帰りたい(苦笑)


「そうか・・・そんならしょうがないわ。うーん。この金やけどな、今はない。
ちょっと考えさしてくれんか?」

はい。どーぞ。どーぞ・・・いつまでもお考えあそばせ。


「そいでな、金がでけたらまた電話してもええか?」

「はい。もちろんです。」・・・・もう来ないですけどね。



それにしても、お国柄なのか、個人差なのか、決め付けるわけにはいかないでしょうが
ここまで激しい罵詈雑言は、なかなかありません。

私の舅だった人も、罵詈雑言では負けておりませんが、さすがに実家に来てまでの
振る舞いはありませんでしたね。
舅の言葉に傷ついて、何度も夫を責めたこともありましたが、高田さんに比べれば
まるで「天使の囁き」・・・そんな訳はありませんけどね(笑)

それにしても、この暴言じじぃ・・・いいかげんにしないと、良い死に方しないよと
死神になり代わって耳元で囁いてやろうかと、本気で、私思いましたけど・・・(笑)
[PR]

by sala729 | 2011-01-15 10:15 | Comments(0)

もうすぐ事務所を移転するので、その雑事が重りなかなかブログ更新に至らず、例のお弁当事件簿も、
その後がなかなかお伝えできず、私自身が消化不良になりそうでした(笑)


さて、なにはさておきその後です。

あの、電話の翌日、なんとOO百貨店から電話はかかってきませんでした。

はい。呆れました。翌日保健所に持っていくということだったはずですが、それがどうなったのか
全く何の連絡もなく、面白半分に「どーなった?」と、電話を入れてきた息子も、これにはもう
あいた口が塞がらない・・と、申しております。はい。

その翌日は金曜日でした。
この日を逃せば、翌日からは三連休です。またまた保健所行きが遅れるばかりです。
たまたま、この日は16時半に、一旦帰ったので、その時に私の方から電話を入れました。

森田さんはお休みとのことで、木村さんにつないでいただきました。


私  「例の件はどうなりましたか?昨日はご連絡いただいてませんし、今日は連休前の金曜日ですから
    今日を逃すと、三日先になりますから、私の方から一度保健所に、事の次第をお伝えしておこうかと
    思うのですが・・」


木村  「いえ、あの、あれは昨日検査に出しました。保健所に連絡しましたら、こちらでは        そう いう検査は
     受け付けていないと言われ、薬学会館を教えてもらって、そこに持っていきました。」

私   「では、何故昨日のうちに連絡いただけなかったのですか?持って行ったなら行った。行け     なかったなら
     行けない理由添えて、連絡してくるのがお店としてのとるべき態度ではありませんか?」

木村  「も、申し訳ありません。まったく、おっしゃる通りです。」


私   「あなたのところには、客商売の常識というものがないの?それとも、私のこと、ただのク     レーマーだから、放っておけというのが、そちらの対応ですか?」


木村  「いえ。そんなことは・・・・。ただ、薬学会館の方には、昨日出しまして14日には結果     がでるということです。こちらのほうで、責任もって原因のサゴシと、念のため出汁巻き     卵を持って行ってますので。」
     


私   「え?・・・原因がサゴシだとなんで判ったの?」


木村  「森田が、原因はサゴシと言ってましたが。私どもは念のため、出汁巻き卵もと。」


私   「確かに、森田さんはひとつひとつ素手の指でつまんで匂い嗅いで、これかもしれませんねって
     サゴシを指摘しましたよ。でもね、私はサゴシと指摘したことは一度もありませんよ。この
     一角の、魚か野菜、こんにゃく、海老、出汁巻き、のどれかもう判らない。どれも匂うと
     言ったはずです。第一どれか判らないから、検査するんでしょ?」

木村  「いえ。森田が・・」


・・・・・・・・・・また、森田か・・この人はなんでも森田のせいにするのね・・と、その時は私もそうおもっていました。


私  「勝手なことしないでください。判りました。それなら私が保健所に連絡します。事情も私か    ら伝えますよ。」
   

木村 「いえ、あの、すぐに他のものも全部検査に出します。それから、美濃吉に保管してある、A    さまの
    お宅にお売りしたもののサンプルも同時に出して検査してもらいます。」

私  「それは、私のと比較するために?」

木村 「はい。」


私  「それになんの意味があるんです?いいですか。あの日、工場から届いたお弁当の検品はして    ないと、
    森田さんはおっしゃったんです。検品してないってことは、賞味期限シールだって貼りかえ    てたって
    判らないということでしょ?   
    そんなものと比較して、なんの意味があるんです?」

木村  「検品してないって・・・それ、森田が申しましたか?」舌うちの音が聞こえるかと、思え     るほどの、
     悔しさと、 歯がゆさが感じられる口調でした。(もちろん、それは聞こえませんでした     よ。)


私  「そうですよ。でも、誤解しないでくださいね。私はその時まで、森田さんのこと正直でOO    さんの
    誠意を感じたくらいです。今の不信感は、そのあとの言い訳の羅列にあるんです。」


木村 「はい。急いでいまから検査に回します。そうすると、たぶん後のものは、先に出したより
    少し、お時間いただくことになると思いますが、いつになるか確認しましたら、すぐにご連    絡させて
    いただきます。いかがでしょうか?」

私  「それで結構です。」


一旦電話を切って、一時間ほどして再度電話がなりました。




木村  「先程は失礼いたしました。薬学会館に連絡しましたところ、先のサゴシと出汁巻き卵の結     果は14日
     あとのものは18日に結果がでるとのことです。
     結果がでましたら、私がお伺いして結果をお渡ししたいと思いますが・・」

私  「そうですか。それで結構です。でも、検査結果がでたらその時点で先に携帯に連絡くださ     い。その時
    何時に来ていただくか決めます。仕事終わって、ずっとあなた方を待ってはいたくないです    から。」

木村 「はい。判りました。そのようにさせていただきます。」


私  「これで最後にしましょうね。もう一度何かあったら、私はもう躊躇しませんよ。ただちに保    健所と
    消費者センターに相談に行きます。もちろん、あなたのところの上部組織にもね。」

木村 「は、はい。」




と、まず金曜日の電話はこれで終わりました。

翌日、仕事さなかに、上司が「あれ、どーなったよ?」と、聞いてくるので、顛末を話すと

「うーん。なんだか下手だね。処理の仕方が。でAちゃんは、どこで落とし処を決めるつもりよ?」と
聞いてきました。

「どんなものでしょうね?」
ちょっと、上司に振ってみると

「そうだねぇ。もし自分だったら、お弁当の倍額程度の商品券か、同額の商品券と手土産もって、謝罪って
とこかな。」と、言います。


「そうですね。私はお金は絶対に受け取りたくはないですね。検査結果をもって、木村さんなり、森田さんが
頭を下げたら、それでよし・・・と、いうことに。ただ、その間、言い訳や責任逃れの言い分がなければって
但し書きつきですけどね。」と、笑うと

「それが、一番怖いよ。言い訳したらどうなるの?」

「どうなるかはもう、木村さんには言ってあります。どうせ、お金もらうつもりはありませんし、自分の
言ったことを実行するまでです。」





そして時間は流れて今夜のことです。
みかん好きの息子に、みかんの国のブランドみかんを送ってやるため、お休み日の確認電話を入れたところ
ことのついでにと、話が今回のクレームについてと流れて・・・

「うちだったらどうする?」と、同僚に振ると
「また、やっかいなお袋さんやな」と、苦笑いされ、続けて
「それにしても下手糞の見本みたいな対応だね。まずはお客様の体調を心配して、あとはひたすら謝るしか
ないよ。悪いのは、こっちなんだから。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・で、全員一致したそうです。

そしてもことのついでと、息子が教えてくれたのですが、森田氏は、同期一番の出世頭だそうです。
そして、木村女史は、年こそ森田氏より上ですが、上下でいくなら、森田氏より上ということはないとのことです。


でも、森田氏が、「私か、私の上司の木村という者が・・」と、留守電に入れていることは間違いないのです。


ということから考えられるのは、「クレームの処理」を、木村女史は振られた・・・のかもしれません。
立場上、上と言った方が相手の心証がよいから・・・とかの理由で私に対してだけそう言っておいて
木村女史は、森田氏の、いわゆる「尻拭い」をさせられた?・・・かもしれないと、思い至ると
森田氏の、言葉尻のまずさを舌打ちしたい思いで聞いていた、木村女史の悔しさがなんだか身にしみます。

サラリーマンの世界には、まだまだ不条理な「男女間差別」が、ひっそりと、でも、しっかりと
息づいているようです。

そう思ったら、今度の時は、もう少し、木村さんのこと、優しく見られるかも・・・なんて
一瞬は思いました。


でも、14日になったら、そんなこと綺麗に忘れているかもしれませんが・・私(笑)


[PR]

by sala729 | 2011-01-12 23:14 | Comments(0)

さて、それで収まったかに見えた、お弁当騒動記・・・そうはいかなかった(苦笑)


翌日、仕事から帰ると、留守番電話が点滅しています。
聞いてみると、昨日のOO百貨店の森田さんです。
「昨日は失礼しました。またあとで私か、上司の木村(これももち仮名です)から
お電話いれさせていただきます。」と、午後1時に入電しています。

7時でないといないと言ったじゃないと、つぶやきながら今夜は「てっぱん」に
しょうかな~
ホットプレートで小さめを四枚焼いて、もうすぐ出来上がりというその時に、電話が
鳴ります。
番号みると、どうみてもOO百貨店。

「はい。」
「あ、A様のお宅でございますか。わたくしOO百貨店の木村と申します。」

少し、早口ですが歯切れのいい女性の声が響きます・。

私  「はい。留守番電話に入ってましたね。」

木村 「昨日は大変失礼致しました。今朝ほど、美濃吉の担当責任者を二名呼び寄せまして
    厳しく注意いたしました。二人を連れて、お詫びにお伺いしょうと思ったのですが、
    森田がどうも7時と1時を聞き間違えたようで、二人とも帰してしまいました。」

時計を見ると、まだ7時には15分ほど早いです。


私  「それで?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でた!「それで?」攻撃と横から家人。バシッ!

木村 「は?・・いえそれで、わたくしがお電話させていただいております。」

私  「私は仕事とも言っております。午後の1時に帰るような仕事がありますか?
    もし、そうだとしても、それはメッセージに残しておくべきですね。今
    聞かされても、それは言い訳にしか聞こえませんよ。それで、ご用件はなん
    ですか?」

木村  ・・・一瞬の沈黙の後・・
   「昨日お預かりしたお弁当ですが、あれはすでにお箸が入っていますので、
    保健所での検査ができません。」

私  「は?・・何言ってるんです?。お箸が入っていて検査ができないのなら、食中毒の
    時、保健所さんは手付かずの食品しか検査してないんですか?」

木村 「いえ、食中毒のときは、検便ではっきりさせます。」

私  「それは、決定してからの話でしょ。お箸が入ったから検査できないなんて
    私、初めて聞きましたと、第一、昨日、森田さんはそんなこと一言も
    言いませんでしたよ。」

木村 「森田はそれを知らなかったんです。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この答えには唖然・・・・・

私  「お宅では、課長さんの肩書きのある方が、そんなことも知らずに、クレーム
    処理にくるのですか?」


木村 「申し訳ございません。ただ、そのようなことですから、もう保健所に持って
    いっても検査は受けられませんので、こちらで処理させていただいてもよろしい
    でしょうかと思いまして。」

私  「ちょっと待ってください。昨日、私は自分でもって行くと言ったんです。それを
    自分が責任持つからと、おたくの森田さんが仰るからお預けしたんです。
    私は、昨日まで、美濃吉さんに対しては不信感一杯でしたが、OOさんの誠意は
    信じておりました。けれど、今日のこの対応では、昨日の誠意はなんだったん
    だろうとしか思えませんよ。今は、そちらに対する不信感も一杯です。」


木村  「いえ。あの・・・では、どうでしょう?A様がお買い求めいただいた同じ商品が
     まだ、冷蔵庫に保管しています。それを検査に出すというのではいかがでしょうか?」

私  「何言ってるのよ。私は、買ったあと、そちらの地下をぐるっと回って帰ってます。
    私の買ったものと、そちらが冷蔵庫で保管しているものは、環境がまったく
    違いますよね。それに、同じものが冷蔵庫にって、それ売れ残り? 検品して
    ないんですもの、売れ残り置いてるなんて、信頼性に欠けますよ。」

・・・・・・だんだん腹がたってきました。昨日みたいに素直に謝れば仏心もでようかと
いうものを、なんでこんな言い訳三昧するんでしょうか・・・・・


木村  「では、どのようにしたら?」

私   「ずっと同じこと言ってますよ。保健所の検査してくださいって。それが
     できないなら、私が持っていきます。」

木村  「いえ、あの、それは・・・では、ご返金はいかようにすれば?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぷっつんと糸が切れたようです。


私  「そんなものいりません。返金してもらって、言いたい事も言えない思いする
    くらいなら、いりません。私はもう、あなたのところを信じていません。
    地元でたったひとつの百貨店と思うからこそ、友の会まで入って、利用してその
    対応なんて、信じられない思いですよ。あなた地元の信頼をなんだと思っているの?」


木村  「も、申し訳ありません。では、あの、もう一度検討させていただいて、明日
     またお返事させていただきたいのですが?」

私   「何度検討していただいても、私のして欲しいことはひとつです。それが
     できないなら、お弁当返してください。私が保健所に持って行きます。
     日にちが遅れた理由が、こうしたことであるという説明と、どういう経緯で
     こうなったかということも、私から説明いたします。」

木村  「ま、待ってください。仰ることはよく判りました。早急に計ってお返事させて
     いただきますから・・」






お好み焼きは、ホットプレートの上で、カランカランになっていました。

「あーあ・・とうとうホンキで怒らせちやったよぉ。」なんだか、楽しんでいるような
家人の言動。

そしてタイミングを見計らったかのような息子からの電話。

またまた次第を話して
「あなたなら、こんな時どうする?」と聞くと

間を入れず
「まだ、そんなお客様に出会ったことがないから、判らん。」と、ほざきおるのです。

「しっかし、それにしても下手な対応やな。こういうときは、何も隠さず平謝りに
謝っとくのが一番早いのに・・妙な言い訳するから、お客様に突っ込まれるんや。田舎の
百貨店やから、みんな素直なお客ばかりやとタカを括っているからこうなるんや。
ちよっとは勉強したらええわ。」と、つれない関西弁。




「明日の返事次第では、お弁当取り戻して、私が保健所に行く。遅くなった理由を話して
検査結果待って、消費者センターにも行く。それからOOの親会社にも、直接ことの
顛末しらせるわよっ。」

「おーこわっ。こんなお客さん怒らせたら、ズタズタや(笑)それにしても、
相変わらず、意気盛ん。健康ですな。息子としては何よりです。ただ、お客様としてなら
・・・・手ごわい。関わりたくないね。」
と、意味不明の笑いを洩らし、息子は電話を切りました。


家人は面白がって、ニヤニヤと笑いながら
「さっきの電話ね、うちのは全部録音してるから、CDにおとしてもいいよ。」と
焚きつけるのです。(笑)


さて今夜・・・
かの木村さんは、どんな回答を寄越すのでしょうか。
彼女にとってとても気の毒なことには、私、今時間は、たっぷりあるのですよ。

こんな私を人は「クレーマー」と呼ぶのでしょうか?
[PR]

by sala729 | 2011-01-06 15:08 | Comments(1)

さて、年末年始の間に、いろんなことが起こりました。
楽しい「京の旅」は、すでに書きましたが、楽しくないことも起こっています。

いや、厳密に言えば、これも楽しんでいる・・と、言えないこともないのですが(笑)

お正月休みの最終日、4日には、買い忘れていたカレンダーを購入。いつも同じ
パターンのものを使っているので、最後のひとつだったことに、満足。
そして、もうひとつも恒例の「阪神タイガース」・・・これ、結構余ってましたよ。ちなみに
年明けに買うと、10%値引きしてくれました。by紀伊国屋。

余談ですが、我が家ではこの阪神タイガースカレンダーの1月は使いません。
つまり、1月中は表紙のまま、飾っておくのです。なぜって?
おりがみ様なら、とっくにご承知でしょうが(笑)1月は監督がメインになっています。
今年は当然、真弓監督ですね。その前は岡田監督。
いつからかは、もう忘れましたが、たぶんその頃から、我が家の阪神1月はありません。
ずっとスター選手が、輪っかになっている表紙のままです(笑)


さて、本題に戻ります。
お昼を終えて、今日は早めに帰って、ひさしぶりにwillカラオケしょうか・・
なんて話になりまして、地元のデパートでお惣菜を買って、夕飯にすることにしました。
私達は二人暮らしなので、日曜日にはよくこのコースを取ります。

いつものお気に入りのお惣菜屋さんよりも、まだ今日あたりはお正月モードでと
ばかりに、デパ地下に入っている「美濃吉」さんの、お弁当を買って帰ることにしました。
私用のがひとつ。家人のお酒用におかず盛り合わせがひとつ。ちらし寿司がひとつ。
アルバイトのおねーちゃんの愛想もよく、この中の魚なに?と、聞くと表示を確かめて
「サゴシですね。」
あーよかった。私、鯖が食べるのはもちろん、匂いもだめなので、お弁当にお魚が
見えたら、それは確認しておかないとエライ目にあうのです。

ひとつひとつの蓋の上に、保冷剤を貼り付けて持ち帰りました。

そしてひとしきりカラオケを楽しんだあと、さてご飯よ~と、それぞれの蓋を取って
箸を入れました。
「なかなかいい味じゃん。」
「さすが、お弁当とはいえ、美濃吉だよね。」と、言いながら箸を動かしていると

ん??んんんん・ん・・・・・な、なにこれ???
黄色も鮮やかな出し巻き卵をパクっとばかりに口に入れ、半分を噛み切って
咀嚼しょうとすると、ぷ~んと、口から鼻に抜けるこの匂い。
ちょっと酢っぱ味を帯びた、違和感のある舌触り。


正面に座る、家人に構わず、思わず手の中にそれを戻してシンクのゴミ入れに
向かいます。こういうことは本能なので、相手には失礼ながらお許しあれ。

「これ、へんだよ。なんだか匂う。」

家人に言わせれば、私は食べ物のにおいに敏感なのだそうです。なんでも匂いを嗅いで
食べるというのですが、もしも、腐ったもの食べて命を落としたら、後々、法事のたびに
親戚中に「ほんとにいやしい人だったわねぇ」と、笑われ続けるのですよ。
それを思ったら、そんなことで死ねません。・・・・また、極端なと家人は笑いますが
浅漬けのきゅうりに、転々と足跡を残した白いカビを気づかずに、二切れ食べた人には
言われたくありませんっ。


「でも、まぁお正月だし、それだけ捨ててあと大丈夫なら、我慢してもいいんじゃない?」
ここは、家人の言うことももっともと、怒りを鎮めて再び箸を伸ばし、出し巻きと
同じスペースにあった海老を取ると・・・あ、もうだめ。
隣のサゴシも・・・だめだめ。玉こんにゃくの煮物は・・もう匂い嗅ぐ気にもならず。

「やっぱり、一言、言いたい。」私は閉店4分前の百貨店に電話を入れました。
地下の美濃吉さんにつないでと言うと、たまたま接客中なのかでないと言います。

事情を言うと、食品の担当者という男性がでました。
まだ年若いかんじで、説明すると平謝りで、すぐにお伺いすると言うのです。
もう時間も時間だし、指導してくれればそれでいいと言ったのですが、どうしてもと
言うので、では商品を引き取りにきてくださいと、電話を切りました。


「ま、謝ってるし、これでいいかなとも思ったんだけどね。」と、言うと、
「でも、あんだけ言われたら、そりゃ来ないわけにはいかないよな。」と、したり顔の
家人。

「お、そーいえば、うちにはデパ地下クレームのオーソリティがいたじゃないか~」



そうなんです。うちの息子は、東京で某百貨店のデパ地下て゛お酒と催事の担当を
しているのです。
しかも、クレームとなると、ご指名がかかるようで「クレーム処理のA」と
カゲで呼ばれているとか(笑)

これは、ご指導仰がねばと、まず状況お知らせ電話を・・・


私の話を聞き終えた息子は
「ありりゃあ、こりゃやっかいな人を相手にしたもんだ。」が、第一声。


ちょっと待て!!

やっかいな相手というのは、もしかしたら、もしかしたら、それは私のことかい??

「ねぇ、クレーム受ける方としては、どう言われるのが一番いや?」
「そりゃあ、保健所行くって言われることでしょ。ま、対応次第じゃないの?
誠心誠意、謝って、それでもっていうお客様はいないよ。」

うーむ。最後の一言は私に釘を刺したということなのね。

一時間ほどしてお隣のワンちゃんが吼え、インターホンが鳴りました。
私達はもう、ご飯どころではなく、食欲なんてすっかり失せています。


「私、OO(百貨店名)の、森田(もちろん仮名ですよ)と、申します。このたびは
大変なご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。」
息子とたしいして変わらぬ年頃にお見受けしましたが、出された名刺の肩書きは
「課長」さんです。
心の中で、息子もここに行っとけば、出世が早かったかもしれないのに・・と、
ちよっと覘く母心。


「いいえ。私が理不尽な言い掛かりをつけているのではないと、判って下さったら
それでいいので、商品見ていただけます?」と、お弁当を差し出しました。
「では、失礼して。。」
彼は、魚や半分の出し巻きたまご、海老、こんにゃくと、ひとつひとつをつまみあげ
匂いを嗅いでいます。

「確かに、これはちょっと匂うようです。魚ではないかと思います。」
「そうですよね。これって賞味期限今日の21時になってますけど、まだ時間きてない
のに、匂うってどういうこと?」

「いや、あのこれは、じつは岡山の工場で作って、朝持ってきます。そこで検品を
するのですが、それを確かめると、していないと言っておりました。申し訳ありません。」

「それで来て頂いているのはあなただけ?。美濃吉さんはどなたもいらっしゃらないの?」
「あ、いえ、すみません。それが・・・こういう時は、こちらでお伺いするということに
なっておりますものですから・・」
「へー、そうなの。でも、私は美濃吉さんのお弁当だから買ったのよ。美濃吉さんは
そちらのテナントに入ったら、もう何の責任も取らなくていいの?お任せしておけば
それでいいの?」

「す、すみませんっ。それは、仰るとおりで、上司に伝えておきます。」

・・・・ちょっと頼りないけど、誠意は感じました。
それに、息子と同じような年代で、同じような仕事をしていると思うと、多少の
情も移ります。(鬼子母神の涙ってやつね?・・・と、家人。なんでこうも人を
怒らせるようなことばかり、口にできるのでしょうね。バシッ!!)


「このお弁当は、お預かりして、当社で保健所に持って行きます。」
「いいえ。結構です。私がもって行きますから。」
「いえ。そんなご足労おかけする訳にはいきません。」
・・・・・・本心はわかってるわよという言葉を呑みこんで、

「私のご足労の心配はしていただかなくて結構よ。そちらにお願いしたら、ほんとに
持って行ってくれるかどうか、わからないじゃない?」

「いえ。私が責任もって、持って参ります。私を信じてください。」


もうこのへんでいいだろうと、
「判りました。じゃお預けします。結果はきちんとお知らせくださいね。でも、もしも
保健所の検査結果が、菌は出ていますがこの程度なら、食べてもなんともないというもの
でも、私は納得できませんよ。匂っているのは確かだし、あなたも匂いは確認したのだから
大丈夫と言われても、食べるなんてできないわよ。」
「はい。それはもちろん、承知しております。」

「判りました。美濃吉さんへの不信感はぬぐえないけど、○○百貨店さんの誠意は
よく判りました。」

「ありがとうございます。それでは、結果については明日お知らせさせていただきます。」

「はい。でも、私は明日からは仕事なので7時すぎでないといません。ですからそれ
以降の電話にしてください。」
「はいっ!」



ま、しょうがないわよね。まるで居酒屋のメニュー取りのおにーちゃんみたいに玄関で
跪いて話す彼の姿を見て、これ以上はいいかと思ったのは事実です。

あとで、息子に結果を知らせると
美濃吉さんがこないのは、力関係かもしれないと言います。
無理してOOが美濃吉さんに出店お願いしていたら、年若い社員では、あちらが言うこと
聞いてくれないなんてことは、よくあることなんだそうです。

ふーん
そういうものかと、その夜は納得して、京都のお漬物を再びとりだして、その夜の
ご飯に変えたことも、忘れてあげようかな・・と、思っていました。
その時までは・・・

それが・・・・続きはその2へ
[PR]

by sala729 | 2011-01-06 13:50 | Comments(0)

さて、翌日はゆっくりめの目覚めです。
軽くシャワーを浴びてから、朝ごはんにいきます。
昨日は、和食がメインだったので、今日は洋食と決めて、レーズンたっぷりのパンを焼きながら、チーズと
ハムのオムレツを焼いてもらいましたが、目玉焼きの方もいらして、そちらにも未練が残りました(笑)

パンで目玉焼きを食べる時は、両面焼きと決めていますので、こうしてコックさんが目の前で焼いて
くださるのでないと、なかなか思うようなものに出会えないので、ちょっと心が揺らぎました。

このホテルは家族連れが多く、そこかしこで子供たちの嬉しげな声が響いているのも、なかなかいいもの
です。
家人は、私と反対に、昨日、あま~いペストリーを二個も食べていたかと思うと、今日は打って変わって
ご飯にお漬物と小鉢がずらっと並んでいます。もともと、和食派なのです。
しっかり海苔と、お粥も視野に入れているようです。

マリネやサラダの種類はもちろん、ソースも10種くらいありますから、連続で食べても全然平気です。

ここでしっかり朝ごはんいただいて、ホテルの裏にある日本庭園と野鳥園までお散歩です。
高名な建築家さんのデザインと言われるお庭は、東福寺のお庭を見た後ですから、正直[言うほどでもない
な・・」(笑)

野鳥園は小高い山の上にあります。
この土地は、東海道の粟田口に当たり、整地するとお地蔵さまがゴロゴロ出てきたとかで、山道の途中に
まとめて祀られています。
もう、お顔も定かでないほどの年月が流れているのでしょう、荒い石の顔には、かすかな凹凸しか見
れませんが、よーく見ると、確かにお地蔵様です。

外国人ご夫婦が二組、私たちより先に歩いています。
しかし・・・私は途中リタイア・・・・だって、今から三千院コースなんでもの。体力は温存しておきたい。。

しかし、待てど暮らせど家人は帰ってこない・・・先発のご夫婦はもうとっくに帰って「おはようございます」
と、にこやかにごあいさつかわしているのに・・・
・・・・遭難??・・・・そうなん?なんちゃって(^^;)


かなり待たされて、ようやく帰ってきたので何故こんなに遅いの?と、聞くと、山頂の野鳥の楽園にまで足を
伸ばしたと言うのです。
私が待っているにも関わらず、絶対に元を取ろうとするこの心根の貧しさ・・・あぁやだやだ。。。


朝から空はどんよりと曇り空です。
部屋でお風呂に入りながら、予定地の三千院・・どーしょうかな??と、思案したのですが、やっぱり行く
ことに決めました。

フロントで精算を終える家人に頼まれて、玄関横の無料パスの順番待ちのソファで時間を潰します。
15分に一本、ホテルから各所回って、京都駅までの無料パスが出ます。
昨日もあったそうですが、出たばかりだったので、地下鉄に回ったらしいのです。
でも、今日は大丈夫。だって二番目ですもの。

あと、5分というところで、私たちの後ろにも何人もの人が並びました。
そんな時、前から中国人女性が二人、私たちの前の老夫婦の前に立ちます。
そこへ、バスの誘導をして女性ドアマンが、その女性二人に英語で「みなさん順番待ちです。
この列の最後にお並びください。」と、言ってますが、女性二人は判らないのか、聞こえないふりなのか
その場を動こうとはしません。


「あいつら、順番飛ばす気やで。並ぶ気なんてないんや。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・家人は、もともと喧嘩っ早いと
いえばそうなんですが(苦笑)特に、順番を守らないというのは、許せないらしく、この女性たちが
順番を無視したら、絶対に許さないだろうなとは思いました。

しかし、バスが着くと、女性二人はどこかに行ってしまって、ほっとしていると、なんと、今度はそのバスに
すでに男性が二人乗り込んでいるではありませんか。

ここが始発ですから、私たちの前の老夫婦よの前に乗客がいるはずかないのです。
私たちの後ろにも何人もの人が並んでいます。
もしかしたら、最後尾の方は乗れないかもしれません。

すると、乗り込んだ途端、家人がバス運転手さんに
「なんでこの人たちが先に乗ってるんや?並んでないやろ?」と、抗議。
男性二人は聞こえないはずはないのに、何も言いません。動こうともしません。
運転手さんは困った気な顔で
「あ、そうですか。申し訳ありません。」と、謝るばかりです。

「いいじゃないの。みなさんが乗れたらこのままで。もし乗れなかったら、その時対処していただこうよ。」
・・ふふ、我ながら、おっとなぁ~・・・・・(普段もこれくらい大人でいて欲しいよと、密かにつぶやく家人)

幸か不幸か、きっちりとみなさん乗れました。(笑)

私たちは昨日と同じ、京阪三条で降りますが、今日は電車でなくバスで大原まで行きます。
待つ間もなく、バスはすぐにやってきて、少々込み合っていたものの、出町柳で無事、二人とも座れました。

空はますます暗く、重たくなっていきました。
前回の京都旅で買った、キティ傘が大活躍です。(念のため言っておきますが、キティ傘といっても、全体に
キティちゃんが撒き散らしてある・・・なんてことはありません。全体が黒で先の方に帯状に模様に紛れて
キティちゃんが踊り狂うという大人仕様のものです。どこが?笑)

大原から三千院まで、少しあります。あぜ道を相合傘で歩いていると、なんだか和やかな気分になって
いくのは不思議ですね。
家人は三千院、初めてということですが、私は前述のようにもう、何回も来ています。

お正月前の今日は、いつもほどの人出もなく、雨の三千院、なかなかいい風情です。
本堂に入り、写経。嫌がる家人にも無理やり書かせて、奉納です。

そして、回廊の前にくると、なんと!!
お庭には、ぼたん雪が静かに降り注いでいるではありませんか。
見る間に、前栽や置き石が白く化粧して、それはそれは、静かで美しい風景です。

寒いというより、ただただその静謐な美しさに魅入られて、その場を動くことができませんでした。

「初めて来て、雪の三千院なんて、オレいいことしてるんやなぁ」と・・・つくづくお目出度い男です。


お庭に回って、金箔茶のお接待を受けた後、門前の茶店へ・・・
そこで、家人念願の「にしんそば」を・・・
私は、冷え切った体に、鍋焼きうどんの湯気が沁みてきます。あー幸せ。

「う、うまいっ。にしんそばがこんなに美味しいなんて知らんかった。」ほんとに、つくづく
言うこと、すること派手な男です。


帰りのバスではもう、雪は雨に替り、ほんとに私たちはついていたのかもしれません。
ほんに僅かの、あのタイミングだけの幸運を引き当てたのですから・・・

バスが再び京阪三条に着くと、今度は「御金神社」です。
これがなかなか、判らない。
ご自慢のスマートフォンは、渡辺謙さんみたいにタイミングよくは出てくれません。
役に立たないナビ機能ね!と、いうとまるで自分がナビのようにうなだれる家人・・アホ


小さな神社ですが、知る人ぞ知るというところで、参拝者はなかなか多いのです。
私もしっかりお参りして、帰りました。

そこからはタクシーで、錦市場に向かいます。
市場の真ん中で車を止めてくださったものの、もともと狭い市場通りは、人であふれかえっています。
進行方向の反対側の店に行けない・・・こんな狭いのに・・

それでもがんばって、いつもの、打田漬物店で、もう手当たり次第(笑)
だって人が多すぎて、選んだり話したりする余裕なんてありません。
ゆず大根、千枚漬、菜の花漬、キュウリの香り漬、大根のすぐき漬、べったら漬、らっきょうのハチミツ漬
そして、白菜キムチ。
保冷袋に入れてもらって、いつもは送っていただくのですが、今日はさすがにそんなこと言いだせません。

「お、重い・・・」と、つぶやく声を、聞こえないふりして、家人にはいどーぞ(にっこり)


そして、重い荷物のご褒美に、にしんの甘露煮と、鮭の昆布巻きも買って、大晦日は、にしんそばです。

息も絶え絶えの家人を鼓舞して、寺町商店街のドトールコーヒーに・・・
私は、市場の「豆腐ドーナッツ」が食べたかったのですが、ものすごい列で、とても並べません。
道端で、初老の女性が、若いおまわりさん相手に、ののしりあいの喧嘩してましたね。


本当はここで、ホテルに帰って、ホテルの蟹三昧を食べるつもりだったのですが、さすがにもう蟹は
いいか・・・ということになり、予約をキャンセル。
商店街をぶらぶらと歩いて、鳩居堂で書き初め筆を見たものの、私たちのような、付け焼刃族の目に
かなう物はなく、結局和紙の年賀状を買ってお正月気分に浸りました。

さて・・夕飯は・・
ここまで来たら、京都での我が家の定番「魚心」に行かんでどうする。・・ってどうもしないんですけどね。
味ビル一階のこの店は、我が家の誰もが京都に来ると、一度は立ち寄ります。
カウンター越しの板場さんたちの景気のよさも、いい気持ちですが、そのネタの大きさ・・・
イクラは「こぼれにぎり」と銘打って、軍艦巻きに山盛りの上にお皿に同じくらいの量がこぼれているので
スプーンが付いてきます。
寒ブリはその大きさがお皿いっぱい広がって、圧倒。
卵は逆玉。牡丹エビはでかっ・・・大トロもばっちり。

今夜は今から帰るので、家人はお酒なしっ・・・です。へへっ~~
あんまりお腹いっぱいにすると眠くなるというので、ここらへんで・・・


いやぁ、ほんとにいい旅でした。
美しい景観や、美味しい食事・・・ホント、日本人でよかったですぅぅ。

一年の終わりをこんなに楽しい思いで閉じられるなんて、本当に幸せです。
あとは、明日の大晦日に備えるだけと、あと一日を惜しむ相談員でした。
[PR]

by sala729 | 2011-01-05 21:47 | Comments(0)

さて、時間を少し遡って、昨年末の京都の旅をお伝えしたいと思います。


今回は、いつものJRをやめて、明け方から車で出発です。
誰の行いがよいのか、悪いのか、行く寸前まで悪天候。台風並みの大風と、ちらほら舞い散る雪。
雪国のみなさんには笑われるかもしれませんが、私たちのような南国に住む者にとっての雪は、まさに
青天の霹靂。対処のしょうもなくただ立ち尽くす・・と、いうかんじですごしているのです。


それでも、えいやっ!と、ばかりに車に乗り込み、発進するとすれ違うのは、新聞配達さんばかりです。
しんしんと冷え込むこんな時間帯に本当にごくろうさまですと、実際にすれ違うと感謝、感謝あるのみ
ですね。
・・・・・・ふだんは、ちょっと遅いと「なにやってんのぉ~」と、雄叫びあげるくせにねと、あいも変わらず
わが家人は、学習能力のない男です。
それとも、わざと私の尾っぽ踏んで、楽しんでいる???


幸いなことに、お正月帰省とは反対方向になるのでと、タカを括って出発しましたが、明け方の高速道路は
暴走トラックが、道を占領している状態でした。
幅寄せはしてくる、進路は妨害する、おまけに怖いのは蛇行運転。「居眠りしとんちゃうんか?」と、
兵庫県に入ったとたん、関西弁満載の家人。・・・・ホントにまぁ、あなたは何処ででも生きられますわ。


途中で、エルグランドが横転して道をふさぎ、その後方で3キロほどの渋滞はあったものの、なんとか予定通り
宿泊先の、ウェスティン都ホテルに到着。
ここは、前にも泊っているので、P位置も判っていますから、ラクラク駐車。


京都市内は、車を定位置に置いて、電車かタクシーが一番です。
バスは系統が多く、しかも市内で道が混んでいることも多いので、時間が読めません。
その点、京都のタクシー運転手さんは、裏道、細道スイスイですし、愛想はいいですし、絶対おすすめです。

ホテルで和洋折衷の朝ごはんを楽しんで・・・ここはほんとに朝ごはん美味しいです。お漬物が20種くらい。
ほんとに小さな小鉢ものが20種くらい。湯豆腐や湯葉、お粥もそろっていれば、パンもできたてほやほやの
ペストリー、クロワッサン、ディニーズなどなどが10種以上。そしてその場で作ってくれる卵料理。
今回の私は、バナナスムージが一番のお気に入りです。・・・・

そして、最初の目的地、伏見稲荷に行くために、蹴上から地下鉄で京阪三条に向かいます。
そこから、京阪電車で「伏見稲荷」へ・・・。
車中では、韓国の女子高生にしか見えない女の子が三人。ハングル語のガイドブック片手に、あーだこーだと
話し合っています。

そういえば、京都観光の外国人さんの中に、韓国、中国の方は、一段と増えたようです。
こんな、若い女の子が三人でねぇ・・・と、ちょっと感心。

そう長い時間乗るわけではないのですぐに到着します。
狭い参道の両側に、きつね面せんべいや、お土産物、稲荷道具などを売る店が並んでいます。
二日後に迫った、元旦を前に、テキヤさんたちが、夜店の準備に余念がなく、狭い道に軽トラックが
無理やり出入りしています。


境内は、それなりに人出もありますが、ちょうどエアーポケットに入ったみたいな日だったのか、
いつもほどではありません。
私の中では、もう年は明けているので、お賽銭は、ぱあっと~(笑)
護摩木や絵馬、お守りを買ったあと、奥社の方に行くと、あります。あります。「千本鳥居」

昔からパワースポットと言われてはいますが、最近はまたまた注目を浴びているらしく、なんだかここも、
外人さんが多いです。
真面目に歩くと4キロと言われているので、畏れ多いことながら、てきとーに切り上げさせていただきましたが
さすがに、おごそかな気持ちになる、雰囲気と妖気は、漂っています。

朱色の鳥居を奉納されている個人名や、企業名を見ていると、以外な人もいて「へー」と、感心。
場所柄、芸妓さんや舞妓さんのお名前も目立ちます。
ところどころ、空きもあるので、いつかはここに・・・なんてことは思いませんでしたけどね(笑)


歩いて5分だからという、家人の嘘に早く気付くべきでした。歩いても、歩いても、次の東福寺は
見えません・・・・くっそぉぉ・・またやられた(す、すみません。下品な表現で・・)

伏見稲荷から東福寺までは、きっかり15分。しかも、かなり歩いたあとですから、これは
なかなか応えますよ。
到着した時こそ、騙された怒りで景観を楽しむ余裕はありませんでしたが、落ち着いてくると
三門の豪荘な佇まいと、整然とした庭園には、心が洗われる気がします。

小宇宙の庭から、広い庭園に歩みをすすめると今の季節には、枯れた木々が、桜だったり、紅葉
だったりで、ずっとここにいれば、季節の移り変わりと、庭園の変化が楽しめるということが
実感として沁みてきます。



さすがに次の清水まではタクシーです。
伏見のジモッティという運転手さんはなかなか楽しく、伏見街道から、近藤勇、五稜郭、もちろん土方歳三
そして、池波正太郎さんにまで話がとんで、とても楽しい車中でした。
でも、一度も寺田屋と坂本竜馬に話が向かなかったのは、運転手さんも、NHKに対して思うところが
あるのかな・・・なんて穿ってしまいました。

もちろん、私もあるからそう思ったんですけどね。(笑)



清水時は、やはり京都を感じさせてくれる№1の処ですね。
大舞台は、変わらず威容を誇っていますし、音羽の滝も待ち人でいっぱいでした。
でも、それより何より、この石段を上って、滝まで降りる石階段のきつかったこと。それが
何よりショックでした。
あ・・あぁぁ・・このままでは、私、私、次の時は足腰立たなくなっているかも・・・そう思ったら
なんだかマジで怖くなりました。ブルブル


産寧坂から二年坂を歩いて行くと、本当に京都に来たと実感できますね。
途中の甘味やさんで、おぜんざいとみたらし団子をいただいて、さあ、もうひと踏ん張り。

円山公園を抜けると、もう知恩院です。
私が知る限り、ずーーーっと改築工事し続けている知恩院です(笑)

しかしそんな軽口も入口まで。
見上げる石段の高さに威圧され、この気の強さだけは誰にも負けない私が、ずっと下を向いたまま
ひたすら階段を上り続けた情けなさ・・・しかし、しんどかったです。本当に死ぬかと思いました。
ここはお寺ですから、そうなってもすぐに間に合いますけどね。


本堂の裏の、鶯張りの廊下も、天井の「忘れ傘」も、見に行く余裕もなく、そそくさとホテルに帰る
ことにしました。



ホテルは帰りつくと、もうすでに荷物はお部屋に運んでくれています。さすが~
お部屋は二間続きで、リビングとベッドルームに別れていますから、落ち着きます。お部屋も広い。
バスルームも広いですし、バスタブとシャワールームが同じ部屋に付けているので、タブの外で
シャワー浴びれるから、私好みです。


まだまだ、日は高いですから、着替えてプールに・・・
ここのプールは、ジャグジーが付いていて、それがとってもいい気持ちなので、できるだけ利用する
ようにしています。
今日は、貸し切り状態!!
広いプールを何度も、何度も、ゆったりと泳ぎます。いーー気持ちです。

家人に競争しょうと誘いをかけると、快諾。
なんと、あやつは、平泳ぎの私にクロール仕掛けてくるのです。
次に、ビート板での競争に移ると、なんと片手で水を掻くなんて・・・どこまでも卑怯な奴め・・・


プールからあがると、10Fにクラブルームがあって、展望が大きく開けて、良い気持ちです。
セルフですが、コーヒーはおいしいし、ジュースは生でした。
クッキーも美味しかったのですが、夕飯前なので、ちょっとだけに・・へへ



さて、今夜の夕食は祇園の[いっしん」さんに・・・
ここは、知る人ぞ知る、肉割烹の名店で、もちろんオール予約で、コースのみですが、有名店の割に
リーズナブルで、気取らないお店です。

夜の祇園は、とてもよい風情です。
濡れた石畳に、足元を蝋燭の火がともって、間口の狭い入口が並んだ軒先を見ると、いっしんさんの
お隣が置き屋さんだったり、芸妓さんや舞妓さんの名前が書かれてあったりして、ここが夜の京都と
いう風情がそこかしこに・・・

いっしんさんは、ご主人と若い衆がひとり、女将さんとアルバイトらしい女の子が一人。
カウンターだけのお店です。(奥にも一部屋あるみたいですが、メインはあくまでカウンター
だと思います)
入ってすぐ、コートと荷物を預かっていただいて、カウンターに並ぶと、予約客が次々と・・
この夜は、それぞれ男女組で5ペア。合計10人。
オードブルのミスジと焼きナスの和え物、ローストビーフのカレー味、ソース味、バルサミコ。
テールの蕪蒸し。タンの刺身。お肉の巻き寿司と握りと、漬丼(もちろんミニミニですよ)
テールは青菜との椀物でもでました。

そして、圧巻は一口ロースステーキ。
お肉はもちろん、ほっぺが落ちるくらい美味しいんですが、食べ方がまた・・・いい(^^)
別皿に盛った、洋がらしと、添えてある泡醤油を切り分けて、ステーキの上に乗せて一口で食べるのです。

この、泡醤油・・・取り出しているのを見たら、シフォンケーキみたいに見えます。ただ四角で長い形ですが。
スカスカとしたケーキを、丁寧に切り分けて、添えてくれるのです。
それをまた、一口ステーキ分に自分で切り分けて、いただく。
ほんとに、美味しいです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この美味しさを、どんな風に
表現していいか、判りません。自らの言葉不足が・・・悔しいです。


デザートの、ほうじ茶のブリュレが、またなんとも言えずクリ―ミィ。コーヒーまで完成された美味しさが
続きます。

あ、メインのあとに出た、肉茶漬け・・これ、イチボをご飯の上下に一枚づつ挟んで、出汁をかけたお茶漬け
なんですが、これがまた、とっても美味しい。
もう食べられない・・なんていいながら、しっかりいただきました。


これだけいただいて、少し散歩でもしないことには、もう動くこともできません。
疏水の上に、小さなお稲荷さんが祭られてあったりで、ほんとに祇園って素敵です。

それにしても、先ほどのお店でつくづく感じたことは、最近の男女連れは、男性はウーロン茶
女性がアルコールというのが普通のようですね。車のせいかもしれませんが・・・
私たち以外はみな30代かな?というかんじでしたが、みーんなそう。

そして女将さんも、やんわりと、お酒はメインの前にはもうお控になる方が殆どですねと、にっこり。

そう、美味しいものは、お酒飲んでちゃ、判りませんよ。
世の中、なかなかいい風潮になってきました。(笑)
と、いうわけで、家人も今回はそうガブガフとは、飲んでいなかったようです。。。


もう身動きとれないほどの、満腹感に責められながら、こうして京都の夜は過ぎて行きました。
[PR]

by sala729 | 2011-01-04 23:26 | Comments(0)

新年あけましておめでとうございます


先ほど、娘家族との新年会を終えて、私たちも今、帰宅したばかりです。
例年の、某ホテルでの蟹・ステーキバイキングの新年会を、今年は中華に変えてみましたが、それで
ちびギャングの運動量が減量されるはずもなく、直々のご指名をいただく、私と家人はその力のすべてを
出し尽くし、今、マッサージチェアからは、高らかなイビキが、鳴り響いておりますが、今夜だけは大目に
見ようかと、思っております。

ご近所も、それぞれに嫁いだ娘さん家族や、息子さん家族が帰省しているようで、お隣も、年末に
大恥かいた奥のお宅も、賑やかな声が響いています。
まだまだ「お正月の風景」が、消え去ることはないようで、ちょっと安心しました。



私たちは、30日の遅くに、京都から帰ってきまして31日に最後の買い物と、しめ飾り。
「一夜飾り」は、慎むべきと母からいつも戒められていましたが、なぜかタイミングが悪くて
そうなってしまうことが多いのは、私の不徳なくしてなんでしょう。(反省)

今年は元旦が二人だけなので、大仰な「おせち」は、避けて、京都・錦市場で仕込んできた
お漬物がメインの、しっとりあっさりの「おせち」です。

娘のところの分もと、お重に、10種類ほどの京漬物と、数の子、かまぼこ、伊達巻、昆布巻きを
詰め合わせ、お年玉も一緒に31日に手渡しです。
自分ちは、これに黒豆と、お煮しめ、お雑煮で、用意万端整いましたっ!


大晦日は、おでんをしっかり煮込んで、ゆったりと家人と二人、「紅白」を楽しみながらの時間が
すぎていきました。
なんだか、とてもゆったりとした大晦日です。

やっぱり、日本人は「紅白」
それにしても、郷ひろみさんの、パワフルなステージには圧倒されました。
同世代を生きる人間として誇らしくさえ思える、その若さと力強さと、しなやかさ。
確かに、ハイビジョンで、どアップになると、目じりのちりめんジワや削げた頬が、みかけの
若さを退けようとしますが、その動きの軽やかさと、キレのよさが、それを凌いで余りあるパワーを
見せつけてくれます。


私にとっても、区切りであるこの時に、こんなパワフルなシーンを見せつけられて、心が奮闘しない
はずがありません。
珍しく、最後まで見続けた紅白でしたが、彼ほどその日の私に、勇気とパワーを与えてくれた
アーチストは、他にはありません。
いつまでも、しなやかに一線で生きるために、どう生きるか・・・これが私の今年の目の前の
命題です。



いつもより遅めに目覚めた元旦は、雪が舞い散っていました。
大山では雪崩があったり、車が立ち往生したりと、大変なことになっているようです。
仕事で何度も言っている土地でので、あの雪深さは、想像がつくものの、お正月早々、大変な目に
逢われた方たちは、お気の毒としか言いようがありません。


さて、我が家のお雑煮は、白みそ仕立ての餡餅入りです。

この白みそですが、もう15年ほど前に、それまで毎年購入していた亡夫の実家近くの、味噌屋さんが店じまいを
して以来、ずっと探し続けた味でしたが、そのお店のようなものには、どうしてもめぐり合えませんでした。

京都でも、金沢でも、大阪でも探しました。もちろん地元でも・・・



それが、ひょんなことから、娘が県境の「道の駅」で見つけてきて、試してみると、これがGOOD。
同じ味・・とは言えませんが、今までの中では一番近いです。
今年はこれで、作りましたので、もう大満足です。
家人も、金箔の入った日本酒を、お屠蘇代わりに・・・ちょっと違うと私は思うのですが・・。
もちろん、餡餅入りの白みそ仕立てのお雑煮も、食べましたよ。
盃片手に「ンまいっ。」と、ひとりごちて・・(笑)


威嚇するような木枯らしの音に、怯む心を奮い立たせ、午後からは、近くの神社に初もうでに参りました。
我が家から、歩いて15分ほどの処に、県内有数の神社があります。
普段は、もちろん車で通り過ぎるだけの処ですが、今日あたりは、Pはもちろん、道路の大渋滞も
当然予測できますから、こんな時ぐらいは・・と、歩いていくことに決めました。

幹線道路はよけて、住宅地の路地や、田圃の畔を通って、北風に向かって歩いて行くと、なんだか
子供のころに帰ったような気持ちになりますね(笑)
神社は、露店が軒を並べ、初もうでの人たちが長い列を作っています。
もちろん、私たちも並びます。
かつては、お正月の伊勢神宮や、明治神宮にも並んだ私です。これくらいは、なんでもありません。

二年前にこうして並んでいる時に、娘の親友のお母さんと親友の甥君に出会って、お年玉の用意を
してなかった私は、あたふたとしたことを、座右の銘にしておりますので、今年はしっかり
お年玉の用意もしています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・しかし、そういう時に限って、誰にも会わないんですよね。
これが・・・



今年は、京都であれやこれやと、お参りを済ませていますので、今年はあっさりと。



家に帰りつくと、頬は冷たくなって、ピリピリと乾燥していくのが実感できますが、それでも
一年に一度くらいは、こんな日があってもいいですね。

そのあとは、WOWOWで「アバター」を再度楽しんで、元旦の夜は更けました。
映画館で見たアバターは、3Dのすごさにばかり目がいってましたが、ハイビジョンで見る画面の色は
どこまでも美しく、幻想的で、これはこれでとても楽しめました。
いい映画というものは、こういうものなのですね。いつでも、見た時にそれが楽しめる。
娯楽であろうと、芸術であろうと、見る側にとっては、それが一番大切なことであろうと私は思います。



二日の朝はいつもの時間に目覚めると、朝ごはんは「からすみ卵ご飯」で始まります。
「からすみ」は、婿殿のご実家から、お歳暮にいただいたもので、それが届いた時は、私も家人も
欣喜惹起したものでした。
いつもは、1斗缶に入った牡蠣が定番なのですが、これはこれで有難いのですが、なにしろ量が多い。
しかも、牡蠣は「ナマモノ」ですから、お裾わけも、その日のうちにしなくてはならないという
かなりハードなことになっていたのです。

それが、今年は「からすみ」
もともと、家人は左党ではありますが、こと、からすみに関しては、酒の肴というよりも、
すりおろして、卵ご飯にふりかけて食べるという、私の方式に全面的に賛同しており、今朝もしっかり
おろしてくれました。

すりおろすと、とてもきれいな黄色になり、上品なサフランみたいな風情があります。
それを、すこしゆるめ(はっきり言うと、ドロドロ気味ですね)の、卵ご飯の上にふりかけて、
そのまま掬いあげてたべます。
この時、決して混ぜてはいけません。混ぜると、味が空中分解してしまいます。

もちろん白ご飯の上に振りかけても、プルプルと震えるような感動を起こすくらい美味しいですよ。
機会があれば、ぜひぜひ一度試してみてください。
ただし、振りかけるときは決してケチらないでくださいね。たっぷりと・・・そう、たっぷりと・・

きっと、私のこと見直していただけると思います。


そんな満足のあと、少し遠めのシネコンに向かいました。
見たかったのは「武士の家計簿」。
ちよっと、時期はすぎたかなとは思いましたが、年末年始のバタバタに紛れて見てなかったので
近くのシネコンではもう上映が終わっていたのです。

さすが、お正月の映画館です。
ほぼ満席で、上映は始まりました。
原作は読んでいましたが、原作自体にお話性はなく、どんな物語になっているのかと、半分期待、
ドラマ性ばかりに重点置いて映画を見ることに、ちよっと飽きていたという状況半分で見に行った映画でした。

結果は・・・
やはり映画はドラマチックなのがいいですね。
森田芳光監督・・・ちよっといじりすぎ。

脇役の主人公の父親・中村雅俊さんや、母親の松阪慶子さん、祖母の草笛光子さんは、それぞれに
個性が立っていて、なかなか面白いと感じる場面も多々あるのに、肝心の主人公、堺雅人さんと、仲間由記江
さんは、なんの個性もなく、ただ凡庸にしか見えないと思ったのは私だけでしょうか?
息子さん役(すみません。名前知りません)に、関しては、語ることなし。なんで彼?
なんであの演出?と、???マークが続くばかりです。


そして、シネコンから帰って、今夜の大仕事、ちびギャングのお守しながらの新年会と、あいなった
のです。
まだまだ、公共という意識がなく、奇声を発したり、じっと座って食事はとれませんが、今からは
親も含めた周りの大人たちが、そういう意識を教え込んでいかなければならないかと思います。

どんなに大変でも、可愛いから、愛おしいからこそ、教え込まなければ、楽しい時間はすごせない
でしょう。
今年は、いろんな意味でも、大変な年ではありそうです。


どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。(礼)
[PR]

by sala729 | 2011-01-02 22:16 | Comments(0)