遊びのカウントダウンは、楽しいものです。当たり前ですけど(^^)
シンガポール行きが、今週の木曜日に迫ってきました。
語学力はないけど、度胸だけは自信のある私と、なんでも安請け合いの家人との珍道中。
二人だけで、行き着くところに行けるものでしょうか・・
なんたって、予約は自動翻訳機能付きのPC任せ。そのくせ、食事も遊びも予約しまくりと
いう身勝手旅行ですから、目的の半分こなして「よし!」程度にと、心ひそかには思って
いますが、これは私の心だけに留めます。
だって、上手くいかなかったとき、相棒を責めると、ちょっとスッキリするでしょう?(笑)


それにしても、遊びに行く前って、なぜかバタバタと、仕事が忙しくなるものなのですね。
いつも、そうなのですが、時間ぎりぎりまで仕事して、スレスレセーフ!!(ありがたいこと
ではあるのですけどね。)空港までのリムジンバスは、ほどよいリラックスタイムですよ。


そんな中でお会いした、荒谷さんは61才。82才というお母様と二人で、ひっそりとお暮らし
でした。
白髪交じりの総髪で、日焼けした顔に鋭い眼光の荒谷さんと、穏やかでちんまりとしたお母様が
並んでいらっしゃると、親子というよりも、ご夫婦に見えます。
お二人の暮らしは、静かな時が流れているだけのようで、廊下や階段、家具のすみには、うっすら
とした埃が、歴史を語るかのように積まれています。

「この女を捜したい。」
そう言って差し出された一枚の写真。
セピア色ではありますが、その中の女性は確かに、綺麗な面立ちの楚々とした美人です。
「この方は?」
「学生時代に付き合っていた女ですわ。自分がこちらに帰るときに、別れたんですが、彼女の
ほうは、捨てられたと友達に吹聴していたみたいで、彼女が結婚したとき、別の友達が
よかったなぁ、責任取れと言われんで・・と、しみじみ言いやがった。」

「じゃあ、30年くらい前のお話ですか?」
「そうやのう。それくらいにはなるかっ。。。」
「なぜ、急に?」

「うーむ。瞑想しとってのぉ、よーく考えたら、ワシにはもうあの女しかおらんのじゃと
 気がついたんよの。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・瞑想って、
アンタは麻原か?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「でも、長い月日がたってますよ。彼女も結婚してるでしょうし。」
「それなら、すっぱりあきらめる。忘れる。」
・・・・・・・そんな簡単に・・・(^^:)

時々、「オカンはどう思う?」と、荒谷さんが聞くと、お母様はニコニコとして
「ほなら、おにーちゃんの好きなようにしたらええが。」と、笑うだけです。
「おふくろは、認知症やからのぉ。」と、大げさに嘆いてみせる、荒谷さんを、お母様は怒りも
せず、ただニコニコと笑ってみておられます。


30年以上も前の古い記憶を基に、人が捜し出せるかと問われれば、それは「YES」です。
その方が実存したことが事実なら、それは捜し出せます。

でも、時代は変わりました。
みながみな、美しい思い出の集大成にと、捜すだけではなくなっています。

こうした時代の背景と、ニーズにどこで折り合っていけるかということが、これからの
仕事に求められることでしょう。

それでも、私はこの仕事が好きですし、仕事をしていない自分を想像することができないのです。


プライベートはわがままに生きて、好きな仕事は自由にプロデュースして・・・私の人生
なんだか、厚かましすぎ・・(笑)
と、一瞬の自己反省を、すぐに振り切りました。
なにしろ、これで今まで生きてきたのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こうして生きている自分が
大好きな、究極のナルシストです。私って・・(^^)(^^)(^^)
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by sala729 | 2010-05-31 14:57

今日も朝から蒸し暑く、この地方独特の「凪」状態真っ最中という不快さ100%の一日の始まり
です。
そんな気持ちで、今朝の読売新聞を開いてみたら・・余談ですが、私、新聞はなぜか最後から読む
のです。最終ページからずっと遡って、一面に帰り着いたら、それで、お・し・ま・い(笑)
へんな「癖」と、よく笑われます。でも、いつからか、気づいたときにはもうそんな読み方に
なってしまっていたのですね。そしてねその癖、誰に笑われても、不思議がられても、直りません。
ま、直らなくても、別段、誰に迷惑をかけるわけでも、困らせるわけでもないのですけれどもね。


おっと・・いつものように、話が、ズレズレに・・(笑)


新聞の中ほど、家庭欄に「結婚指輪はずしていますか」というコーナーがあります。大阪版だけ
なのかもしれませんが。
かなり前からの連載なのですが、初めの頃は夫と妻の結婚指輪に対する思いの違いみたいな
ことがテーマだったような気がしますが、最近は少しづつ変わって、テーマが家族感みたいに
なっています。

今朝はシングルマザーが、がんばっているというテーマでした。
私は仕事柄、信じられないような結婚生活を送っている多くのシングルマザー予備軍を
知っていますが、自己責任を負うということは、いつの時代でも、しんどい思いを背負うと
いうことです。

その記事の中で、子供さんがお父さんとキャッチボールをしたい云々とうのがありました。
編集者も、キャッチボールはお父さんの夢・・みたいなこと書いていましたが、これは
幻想だと私は思っています。

お父さんがみんな、キャッチボールが上手いわけでも、好きなわけではありません。
そして、好きでなくても、子供のため、自分の夢のために、キャッチボールをしょうと
思うわけでもありません。

事実、私の夫は、運動は人並みになんでもこなしました。運動会といえば、子供たちなど関係なく
自分が楽しむタイプの人間でしたね。でも、野球だけは相性が悪いらしく、キャッチボールなど
している姿を見たことがありませんでした。
でも、さすがに息子が三歳をすぎたころ、「ふつーの父子のようにキャッチボールを」と、
二人で自宅前の私道に出てはじめましたが、一分もしない間に、夫の怒鳴り声と
息子の泣き声が・・

それぞれに訳を問いただすと
「パパがボールを投げて、よけたら怒られた。それで、構えたら、顔にボールが、ふぇ~ん。」と
泣きじゃくる息子。
「Sは、下手やな。逃げるばっかりやから、顔にめがけて投げたら、よう捕らんかった。」と
平然と夫。

・・・・・・・・・・・・・・・よう捕らんかったって、あなた、息子は三歳ではじめての
キャッチボールなんですけど・・(呆)

でも、これは今はやりの「虐待」ではないのです。断じてないのです。(何度も繰り返すと
かえって不自然と家人が・・)


後年、息子は述懐しています。
「オレはあれ以来、野球がだいっきらいになった。高校時代、生徒会で野球部の部費、思い切り
削ったのは、あのトラウマや。」・・・ってそれは関係ないと思うけど・・K高校野球部の皆様
ごめんなさい。部費節減でご不自由させたのは、我が家の親子関係だったみたいです。


キャッチボールの苦手なお父さんもおります。
みなさま、努々、キャッチボールが父と子の夢などとは、決め付けませんように・・(笑)


でも、さらに付け加えるなら「母の味」も、同じです。
テレビドラマや、ワイドショーで、さも母の味を大切にしているみたいに描かれていますが
これも、妄想かな?(笑)
お母さんが、みな料理上手なわけはないし、カレーライスなんて言われても、それは
グリコバーモントカレーだったり、ジャワカレーだったりするわけで、どこで食べても
「母の味」・・・って言うのは、極端ですけどね。

私は、子供たちが幼い頃、よく言っていました。
「うちはね。お母さんが毎日、お掃除したり、お洗濯したり、ご飯作ったりを全部する
わけではないのよ。○○ちゃん家のお母さんはそうでもね。うちのパパはそんなことを
ママに求めているわけではないの。それより、夜、パパがお仕事持って帰ったとき、一緒に
お仕事のお手伝いすることのほうが嬉しいのよ。相手にとって何をしてあげられるかが、
いい奥さん、いい旦那さんということだから、誰にも同じことを求めるような人間になっては
だめよ。」


自己弁護するわけではないですが、一般的な良妻賢母ではなくても、他所のお母さんに
できないことを、うちのママはやっている。そのことを子供に伝えて、子供がそれを
理解するようになれば、親子の関係も変わるかもしれないと私は思いますよ。

シングルマザーさんは、それを自分で決めたのですから、そのことを子供さんに判って
もらえたら、自分のことは自分のことで決められるうちのママのこと、自慢にしてくれると
思いますよ。
子供の顔にボール投げつけるパパなら、キャッチボールなんてしないほうがいいです(笑)


夫の名誉のために付記しておきますが
夫は確かに、息子を子分のように従えていたこともありますが、その分、子供に大胆にいろんな
体験もさせてくれました。
子供っぽい父親ではありましたが、息子自身「ま、いろんなこともあったし、水泳の特訓では
オレはもう死ぬと思ったこともあったけど、面白い父親ではあったよな。」と、今は笑って
なつかしがっています。
「これだけ、お父さんの悪口言ったら、死んだらオレまた、怒られるようなあ」とも、笑って
います。



なんて、考えていたら、家人からメール。
「予約はすべてOK。」

なんのことかと思ったら、来月のシンガポールでの、食事や遊びの予約はすべて完了とのメール。
Eメールって便利ですよね。
翻訳もしてくれるから、予約が簡単。

「簡単でいいよね。」と返したら
「あなたは言うだけだから、もっと簡単でいいよね。」と、嫌味な返事。

さてと、旅行大好きだった夫にも、楽しませてあげようか・・。
残った「爪」と、ロケットの写真をいつもしているように、スーツケースに仕舞い込む私を
見てみぬふりする、家人にも、ちよっと感謝・・かな。本人には絶対に言わないですけどね(笑)


さてと、外の不快指数、少しはよくなったでしょうか?
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by sala729 | 2010-05-26 11:09

なんとも、小さな話題でお恥ずかしい限りですが・・と、言いつつ、読み返せば
小さな話ばかりで、今更・・という感も無きにしも非ずと、ますますお恥ずかしいばかりですが
(^^;)

今年の私は、マンゴーに嵌っています。(・・・ほら、あきれて今、笑いをかみ殺しません
でしたか?)
二年ほど前でしたか、今大変な宮崎県の、東国原知事が自らセールスしまくったあの「完熟マンゴー太陽のタマゴ」です。当時は一個が二万円とかのお値段が付いていて、唖然とした
ものでしたが、年々、価格は落ち着いてきて、今では千円単位のものが、出回っています。

もともと、私はマンゴーが好きではありませんでした。
というより、今年果実を食べるまでは、マンゴーといえば、ジュースでしかお目にかかったことが
なかったのです。
ジュースを賞味された方は、もちろんご存知でしょうが、あの独特の匂いと、下の上のドロリ感に
いまひとつ、馴染めなくて、トロピカルフルーツと言われても、マンゴーはできる限り敬遠して
いたのです。


ですから、話題の最中でも、「ふん。あんなもの、二万円も出して食べるもんじゃないわよ。」
と、嘯いていたのです。・・・・宮崎のみなさま、ごめんなさい。今は、二万円はやっぱり
ちよっと高いですが、一万円ぐらいなら・・というところまで、好きになっています。(笑)


なんでも、試したがり、見たがりの私のことを知っていて、一緒に楽しもうと、流行物が出る
たび、私のことを煽る娘も、さすがにマンゴー嫌いなのは知っていましたから、沈黙を守って
いました。




それが・・です。
事の起こりは、二ヶ月前。
家人と二人で、地元三越にお買い物に行きました。二人だけなので、日曜日はデパ地下で
夕飯を買って帰ることは多いのです。
そのとき、一休みにと、いつも立ち寄る地下の果物屋さん直営のフルーツパーラーに行きました。

ここの店員さんは、みなさんニコニコと愛想がよく、混み合ったときは、相席をお願いされる
のですが、それがちっとも嫌じゃない上手な、お願いの仕方をしてくれます。
(これも、一種のプロの接客術ですよね。)


私は、フルーツタルトと、アイスティーをオーダーしたのですが、家人はなんと、
私が嫌いなのを知っていながら、カットフルーツで、マンゴーをオーダーしたのです。

 家  「これ、この完熟マンゴーね。」

 店  「はい。カットフルーツでよろしいですね?」

 家  「はい。」・・綺麗な店員さんですから、心なしか、家人もデレーとしています。

 私  「ええっ。マンゴーなの? パイナップルかメロンにしょうよ。それなら、私も食べ
     れるし。」

 家  「えっ。だって今、マンゴー気分だし。」・・マンゴー気分って何よ??

 私  「じゃ、私のフルーツタルト、あげないよ。」

 家  「いいけど。別に。タルトより、マンゴー♪」などと、ハミングです(怒)

 店  「あのぉ・・では、フルーツタルトとアイスティ。マンゴーのフルーツカットで
     よろしいですか?」・・・えらいっ!ここの店員さんは偉いです。今流行りの
     よろしかったですか?なんて、おかしな日本語は使いませんっ。

 家  「あ、待って。アイスコーヒーもお願いします。きっとアイスティも、飲ませてくれない
     と、思うから。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・むかっ!!・・・・・・・・・・・・・・

なんで??・・・・そりゃ、確かにアイスティも、一口も飲ませるものかとは思いましたよ。
タルト断ったくせに、アイスティだけなんて、そんなこと許されない・・・。
でも、でも・・それを店員さんに言うこと、ないでしょっ。

案の定、店員さんは笑いをかみ殺しながら、うなづいて再度オーダーを確認して厨房に去りました。


やがて、待つほどの時間もなく、色鮮やかなフルーツが山盛りのタルトと、アイスティ。
そして、山吹色も鮮やかな、完熟マンゴーが、あの独特のカットで、綺麗な切り口を見せて
運ばれてきました。
本当に、それはそれは、色鮮やかな山吹の色で、柿の熟したような濁りのある色ではありません。
艶々とした果肉からは、こらえきれない果汁がお皿に滴り落ちています。
正直、多彩な色のタルトよりも、その山吹はよほど見事で、艶やかに輝いていました。


 家  「ちよっと、食べる?」

マンゴーの鮮やかな色合いに見とれている私に、実にタイミングよく、家人は声をかける
のです。
 
もちろん、私は、先ほどの会話なんて、なかったかのように、鷹揚にうなづいて、果実の
頂上に当たるところを、スプーンでぐいっと、えぐって・・・ 



・・・おぉぉ、おいしぃぃ (^^)(^^)(^^)
濃厚な甘さの軟らかい果実が、しっとりと口に広がって、あれだけ不快だった独特の匂いが、
秘めやかな大人の艶香のように、鼻先に漂うばかりです。・・

 私  「タルト、半分あげるわ。」

私は、この果実を一口で、手放す気には到底なれず、いつものように、お互いのものを、
半分というルールの実行を決めたのでした。(後に、強制されたと家人は、申し立てましたが、
もちろん無視しました。



これで、目覚めました。
マンゴーの美味しさに・・はい。しっかり目覚めた私は、帰宅後すぐ、ネットを開き
お取り寄せに目を凝らし、「完熟マンゴー 太陽のタマゴを、購入したのは言うまでも
ありません。


楽しく待ちました。届くまでの一週間~
完熟マンゴー二万円と、刷り込まれていた私ですから、ネットでの価格は、びっくり!!
2,3千円代から、あるのですよね。(嬉。嬉)

そして、わが人生二回目の、マンゴーがやってきました。
そして、そんなとき、実にタイミングよく、わが娘もやってくるのです。(笑)
家人いわく、娘には美味しいセンサーがついてるんだもの・・・だ、そうです。

たまたま一人でやってきたものですから、これ幸いと・・・
ちびギャングには、まだ早い(何しろ、妖艶な熟女の味ですから・・笑)
夫は味覚オンチ(失礼・・)

ならばとばかり、マンゴー半分は、娘がしっかり食べ尽くしました。

ほんとに、親ばかです。私たち(笑)

残りの半分を二人で分けて、ま、自分たちはまた食べれるし・・と、苦笑い。




そして、昨日・・・三回目のマンゴーデー。。。

我が家は自宅から車で30分ほど走ると、海にでます。
今からの季節は、そのあたり、若い男女で一杯になるのですが、それだけに、いろいろ
楽しいお店もたくさんあるのです。

かねてから、考えていたちびギャングの「お砂場」を、買うために、ベビーザらス(ここは
乳幼児専門のトイザらスなんです。)に、行った帰り道、そのお店はありました。


やはり母体は果物屋さんで、一軒おいて営業しています。
お店は、お昼を回っているのに、30分待ちです。それでも、珍しく待って、やっと入ると
壁一面にメニューが貼られ、テーブルに持ってきてくれたメニューも、なんとも分厚い。

で、いつものことですが、初めてのお店で、メニューが多いと、必ず店員さんに
「ここのお奨めはなんですか?」と、たずねることにしています。

そうすると、お店の中では最年長の落ち着いた店員さんが、にっこり笑って
「今の季節は、マンゴーですね。パフェ、ワッフルとありますが、これが国産でこちらが
輸入ものです。」と、さっと開いたページには、大きなパフェ器に盛られた、マンゴー~~

「これ。もちろん国産で~」
考えたり、迷ったりするはずがありません。
でも、さすがに二つは、恥ずかしいので、もうひとつは季節のフルーツワッフル。


ここも、すごかった・・・・(^^)
半分に切ったマンゴーをひとつは小さく切って、アイスクリームやソフトといっしょに、器の
中に・・あとの半分は、マンゴーカットットにして、そのまま器の一番上に載せてあるのです。
周りは、若い男女が多くて、このマンゴーパフェ、オーダーしたのは私たちだけだった
らしく、運ばれてくるのを、周りの人が目で追っているのが、少々恥ずかしくもあったのですが
美味しい魅力には勝てません。

もちろん、食べる前にね写メを撮って、娘に送ったことは言うまでもありません。
「私たちって、やっぱり、やな親よねぇ。」
「そうだね。ヒドイ親だよね。」と、笑いながら・・・へへへ

これで1500円!!

・・・・・お店の名前は、勘弁してください。
今でも、いい加減、混み合っているのです。これ以上混み合ったら、もう待ち時間の忍耐が
切れます。
もう、二度、三度と、マンゴーを堪能したら、どうしてもとおっしゃる方にだけ、そっと
お教えします。。(笑)














    

  





      
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by sala729 | 2010-05-24 14:15

もう
すっかり夏日ですね。湿った暖かい空気が漂っているので、不快極まりない一日の始まり
なのですが、これも季節の移ろいの中では仕方の無いことなんて、俳人を気取ってみようか
とも、思ったのですが、そんな枯れた心境になるには、まだまだ修行が足りないようです(笑)

はっきり言って、蒸し暑いだけのいやーな天気です。
身じろぎもしない街路樹には、車からの排ガスと重苦しい風だけが堆積していくようで、
薫風の五月なんて、どこの話??などと毒づいてみたくもなります。


そんな中、依頼者の岡島さん(72才)からの電話です。
岡島さんは48才婚暦なしの息子さんと二人暮らしでした。ご主人は15年前に亡くなっなった
のですが、ご夫婦の心配はこの、息子さんにありました。
内向的で、覇気に乏しく、無口で何を考えいるかわからない息子さん。
仕事は、派遣を転々とはするものの、真面目には働いています。

でも、彼の悪いところは、20代のころから、時折、ふらりと家を出ることです。
誰にも言わず、もちろん親にも連絡も入れず、会社も辞めて、本当に身一つで家を出るのです。
でも、彼は普段が真面目ですから、預貯金もそれなりにあります。借金を親に残したり、
親のお金に手をつけたりすることはありません。

あくまで自分の預貯金を取り崩しながら、家出を続けるのです。


もう、大人のことですから、毎回のこと、騒ぎ立てることはないと、周囲は言いますが、岡島さん
にすれば、老後のたったひとりの身寄りだというのです。(岡島さんには近所にご兄弟はいます)
夫の存命中はまだしも、亡くなってからは一人取り残されることが、不安で仕方がないのでは
ないかと思います。


そして、彼は、そんな母親を、煩わしく思っているのかもしれない・・とも思います。



うちとも長いお付き合いで、ご依頼を受けて、捜して連れ帰ったことも何度もあります。

今回が5回目になるのですが、いくらぼんやりタイプの人間でも、もう5回ともなると、さすがに
手の内を読まれたりすることもあり、今回はなかなか見つけられませんでした。

その彼が、警察の職質を受けて、保護されていることが判ったのが一週間前です。
岡島さんいわく、言うことを聞かない息子と電話で、言い合ったと・・・

母  「あんた、どこにおるんね?」

息子 「警察じゃろ。知っとろうが。電話しとるんやから。」

母  「なんで、帰らんのね。早う、帰らんね。」

息子 「わしゃ、帰らんぞ。何で帰らないかん。」

母  「帰らんって。ほな、私はどないしたらいいんや?」

息子 「どうでもしたらええやないか。養老院へでも行けや。」

母  「私に養老院行けゆうんか。ほか、判った。ほなら、家に火つけて、私は首くくって
    死んでやるっ。」

息子 「ほーか。ほなら死ねいや。」



・・・・・・ガチャンガチャン・・・・・ツーツーツー・・・・・・・


さすがに警察内でのこのやりとりに、立会いの警察官さんが、まあまあと、とりなして
もう一度電話がかかってきたそうです。
それで、一週間後に、ひとまず帰るという話になったと言うのです。


そのやりとりを聞いたときに、息子さんの帰宅意志がないことは判りました。
警察署内で、死ぬ、火をつけると騒ぎ出した母親を、落ち着かせるには、ひとまず帰るとしか
言いようはないですよね。


でも、岡島さんは待っています。
今日か、明日かと、待ち続けています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そしてようやく、
もしかしてと、私に電話をかけてくるのです。



岡島さんの母の愛は、強烈です。良い悪いは別にして。。(苦笑)
でも、その発端の一部を私は知っています。
まだ、彼が20才になったばかりの頃、付き合っていた女性がいたのですが、都会の女の子で、
岡島さんのメガネにはかないませんでした。
岡島さんは彼に、女の子との交際を禁じました。彼はそれを守り、二人の仲は自然消滅した
そうです。

ところが、それ以来、彼に浮いた話は一切なくなりました。
本当に、全くなくなったのだそうです。
月日が流れるに従って、岡島さんは後悔しました。あの娘との交際を禁止しなかったら
今頃、息子は結婚もして、子供も生まれて・・・自分も孫が・・

そう思い始めると、息子さんに申し訳ない思いと、不甲斐ないと責める気持ちとがないまぜに
なって、落ち着かなくなるのだそうです。

もともと、ひとり息子さんですから、過干渉気味ではありましたが、それがさらに増したのは
やはり、夫が亡くなってからです。
息子への期待が、激励になり、叱咤になり、罵倒になるという最悪のパターンです。



岡島さんには、息子さんが帰るたびに、いろんな話をしています。
年長の方に失礼とは思いながら、親としての立ち位置の話をしたこともあります。
でも、いつも岡島さんは
「他はみんなええ子ばっかりよ。Aさん、あんたとこもや。なんで、うちだけああなん
やろか。。」と、ため息ばかりです。


「それを毎日聞かされる息子さんの身になってください。人は人。人は他人にはおかしな所
見せませんけど、みんなおかしなところはあるんですよ。それを片面だけ見て、あそこに
比べてあんたは・・・なんて言われたら、そりゃ誰でもそこに居たくなくなりますよ。」


「そーやねぇ。」
と、そのときは、判ったように言うのです。でも、それが続きません。。。

親としての気持ちは、与えるだけでいいのです。
親は、与えられようと思って、子育てをしている訳ではないのです。
岡島さんとて、そのことは十分に判っているのです。でも、息子のためという、自分の自我が
抑えられないのです。


たぶん、まだしばらくは、お付き合いが続くと思います。
私ごときが、お話してどうこうなる訳ではないのですが、これからも岡島さんに私は言い続ける
ことでしょう。
母の気持ちと、受け取る息子の気持ちを・・・
それが、私の仕事だと、思っています。。。
 
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by sala729 | 2010-05-22 11:55

昨日、娘がちびギャングを連れて、近くの「子育て支援センター」に遊びに行きました。
支援センターと言っても、大層なものではなく、自宅を開放してくださる方と、ボランティアで
乳幼児の遊びを支援してくださる方が、月一で開いてらっしゃるのだそうです。

娘もママ友に誘われて、昨日初めて参加したのですが、初めはしり込みしていたちびギャングも
すぐに慣れて、同世代のお友達と転げまわって遊んだそうです。
そこでは、ママ同士のお話も弾んで、しかもおやつやおみやげまで付いて、無料というのですから
日本の子育て支援もなかなかのものです。


そのときに、子供たちを遊ばせてくださったボランティアの人たちは、それなりの年齢の
方ばかりで、後で判ったのですが、どうやら保母さんをリタイアした方や、幼稚園の先生だった
方が担当してくださっていたようです。

その中のおひとりでやさしげな60才くらいの先生が「もしかしたら、Aさん?」と、娘に
話しかけてこられたと言うのです。
娘の姓は今はTに変わっているので、当然ちびギャングはその名前で、申し込みをしています。
その方も、はっきりと自信はなかったのでしょうね。
「はい。そうです。実家はそこです。」と、笑って答えると


「あー、やっぱり。じゃあ、あなた)Rちゃん?」
「は、はい。」・・・・・記憶力欠乏症の娘は、相手が明らかに思い出しているのに、まだ
記憶の糸が手繰れません・・・愚か者め。。。


「いやぁ。懐かしいわ。Sちゃんはどーしてるの?」
と、今度は息子の名前が出てきたそうです。
そこで、娘は、はたと思い当たりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうだ。この方は、確か
保育園の先生。それも、おにーちゃんの、先生だったような・・。でも、自信がありません。
・・愚か者め。

そこで、私にメールが届きました。
「おにーちゃんの保育園の先生で、今60くらいの、優しそうで穏やかな先生、
おにーちゃんのこと、Sちゃんって呼ぶ先生、名前なんてった?」

「うーん。いろいろいらしたけど、F先生かな。××神社の近くのおうちだよ。確か。」と、私。


待つ間もなく、返信。(メールの返信は、すばらしく早いです)

「その先生が、いまお世話してくださってる。Sちゃん、Sちゃんって懐かしがってる。
今、東京ですって言ったら、帰ったらつれて来いって(^^)」



そうですね。もう30年近くも前になりますが、息子がまだ2才になるかならないかのころ。
近所にお友達がいなかったこともあって、私は地域内の公立の保育園にお願いすることにしました。
当時は、保育園のはずなのに、朝10時からお昼の2時ごろまでなんて時間帯もあって、園長先生も
子供が寂しがりますから、なるべく早く、お迎えにきてくださいね。。。なんて言ってました。

もちろん、そのころも入園規定には「母親が就業していること」とはありましたが、
この時間帯で就業なんて、あって無きが如しの感がありました。

そのころは、今みたいに紙おむつが普及している時代ではなく(なんたって、息子はパンパースの
創世記生まれです。笑)、年少児は、布オムツを持参していました。
そして、園で失敗したときは、その汚れたオムツを洗って持たせてくださっていました。
当時も、もちろん感謝しましたが、今思えば考えられないご好意ですよね。

通園バスにしても、我が家の目の前の空き地を隔てたところが、乗り降り場所とはいえ、何回かは
自宅前まで、バスをつけていただいたこともあります。
今では、とても考えられないことですが・・・。

そんな、のんびりとした環境で、保育園生活を送れたことは、本当に幸せでした。

それにしても、もうあれから30年近くがたっています。
F先生が、いつ停年されたかは存じませんが、どれだけの卒園生を見送られたことでょう。
それなにの、息子のことを覚えていてくださるとは・・・

私にとっては、子供の先生はずっと数えても、数十人ですが、先生から数えれば、その数は
気が遠くなるばかりです。


・・・・・ま、たしかに、息子は思い出に残る子であったとは思います。いい意味でも、
悪い意味でも。。。(苦笑)
三つ年下の、娘は「Sの妹」ということで、いやな目にもあったとは言います。
・・・・・・(あ、それはちよっと違うよ。Sの妹だから、Aさん家の子と言われたらしい
よと、家人。)・・・どーして、こやつはそんな時代のことまで、知ってるのでしょう。



それでも、「可愛い」と、言われれば・・・・うーん、今はちょっと嬉しくない。
かも。。。なんたって息子も今は、180センチを超えて、でかい顔で私を見下していますから。。



ともあれ、息子が帰省したら、きっとF先生にはご挨拶に伺うでしょう。
なにしろ、そういうことは大好きな男ですから(笑)


娘は結婚しても、たまたま実家近くに住み、周囲に幼馴染や、同級生たちがこれも結婚後に
住んでおり、おかげで子育てにも、結婚生活にも、孤独感を感じることは今は、まだなさそう
です。
この、環境がいいのか悪いのかは、まだ判りませんが、「地域で子供を育てる」というのは
こういうことの延長にあるのかもしれないとは思います。

知り合いの糸か゛、くもの巣みたいに周囲に広がって、新しい出会いや、懐かしい出会いに
また巡りあえる・・そんな小さな楽しみが、子育てや、狭い世界での生活には必要なのかも
しれません。


今度行くときは、おやつもって行かなくちゃあとつぶやく娘に、与えられるだけでなく
共有することも、身についてるのだなと、ちょっと安心した母でした。(笑)
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by sala729 | 2010-05-21 11:39

我が家が今、大変なことになっています。(笑)


我が家は三階建て住宅に建て替えて17年ほどになります。
二年前には外壁と屋根を塗り替え、ベランダの防水をやり直し、いろいろと手をかけなくては
いけない時期に来ているのだなということは感じていました。

そんな矢先・・・
キッチンの排水がうまくできてなくて、流した汚水が床から染み出してきていることに
気づきました。
我が家は、キッチン、リビング、ベッドルーム、クローゼットが二階にあり、二人暮らしの今
この二階で殆どの用事は済ませることができるのです。
もちろん、トイレも洗面所もありますから・・。
でも、二階キッチンの悲しさ、排水に不備が出ると、二階と一階の隙間に水が溜まります。

これが一階なら、簡単なのに・・と、ぶつくさ言いながら、家人がなんとか排水管の
油脂を洗い流し、もう大丈夫。と、思ったとたん、どーんと、一斉に電気が切れました。
ブレイカーのスイッチは20個以上ありますから、落ちるなんてことはありません。

いえ、実は前にも一度だけ落ちました。
それは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・去ること13年前
夫が亡くなってまもなくのことです。
夫のことを偲ぼうよと、友人たちが我が家に集まってくれました。
お酒も入って、湿っぽいのはやめようぜとばかりに、一人がそういえばTさん(夫です)も、
S(息子です)には、厳しかったよなぁ。もしも、Sがバットでも振り回したら、いつかは
こうなると思ってましたと、オレ証言しょうと思ってたよと、大笑いしながら話したのを
きっかけに、そーいえばと、次から次へと、夫のやなことがボロボロと・・(笑)

それを肴に、みんなで笑いころげているとね突然、ばちっ!!と、音がしたかと思うと、電気が
ぱっと消えたのです。
・・・・うっそぉ。。なんで???と、ブレーカーを見に行くと、20個あまりのスイッチが
全部OFFに・・・(^^;)
こんなことが、あるなんて・・こりゃTさんが怒ってやったかな・・で、その場は収まりました。


そして二回目が、今日です。
この理由は簡単でした。怒りでも、恨みでもなく、二階から漏れた汚水が壁を伝わって、配電盤に
滴り落ちていたことのようでした。
そして、もしやと思って、一階の和室の天井を見上げると・・・あららら

ぽたり、ぽたりと、天井の羽目板の隙間から、水が・・・・
溜まった水を抜くために、少し羽目板を裂いてみると、白いカビがびっしり。。。
一階の和室は、シヤッターも下ろし、物置同然にしているとはいえ、これはひどい。。


今は、天井裏も乾いて、配電盤も綺麗に掃除して、もう落ちることはないですが、天井のしみは
早めになんとかしないと、げげげの鬼太郎じゃないですけど、なんだか妖怪でも出そうな
しみになっています。

我が家は、口の悪い設計士さんが「マジックハウス」と、つぶやいたくらい、個性的です(笑)
三階の息子と娘の部屋には、壁に隠し部屋を作っています。
そう広くはないですが、そこにそれぞれの、夏休みの宿題や、本、テスト、洋服、おもちゃなどを
入れています。でも、まだかなり余裕はありますので、小さな子は、かくれんぼに最適です。
わざと天井はそのままにしていますから、板やボードがむきだしで、夏など汗まみれになって
ここに入り込んでは、遊んでいたものでした。我が家の子も、よその子も(笑)
今、娘の部屋には、彼女らが帰ってきたときのベッドと、なぜかルームランナーが鎮座して
おります。

二階のベランダには、今はもう処分しましたが、かつては、私の読書用のガラスルームが
ありました。
でも、これは作って初めて実感しましたが、熱くて、とても中で本を読めるような処では
ありません。
いつの間にか、天体望遠鏡の置き場になっていました。

二階のクローゼットは部屋仕様で四畳半ほどありますが、家具を置いてないので広く感じます。
しかし、家具の代わりに、金属製のブティック棚を何本も置いていますから、これはこれで
面白いらしく、ちびギャングは、ここがお気に入りです。

一階は脱衣所に床下収納庫。それを外すと、床下に直で出られます。と言っても、誰も喜びは
しませんが。。
お風呂場の天井には、一階天井裏に抜ける小窓があります。
家人よりずっと大柄だった夫はここをするりと抜けて天井点検をしていたものでしたが、
それを聞いた家人ばブルブルと首を振って、できない。そんなの絶対できない。Tさんって
もしかしたら、縄抜けの術の名人とか??などと、ほざいていました(笑)


和室にも仕掛けがあって(笑)
仏間の斜め上には神棚。そしてその神棚を這い進むと、やはり天井裏にでます。
そして、次の間の押入れ天袋も同じで、もしかしたら「トシオ」が出てきても不思議じゃない
くらいの天井迷路です。

会談下の収納場所には、もう10年以上は見たこともないスキーやキャンプ道具が詰め込まれた
ままでしょう。
家人が自分の部屋にしている洋間は、もともと収納室なのですが、ここも部屋仕様なので、
使ってもなんの問題もないのですが、天井までの金属棚には、これまた10年以上スイッチの
入れられてない電動工具・・・


そう、要するに、我が家は収納スペースで一杯なのです。
収納して一杯ではなくて、収納スペースが一杯・・なのです(笑)

あれあった?と、聞かれたら、うんうんとは言えますが、どこにあった?と聞かれれば
私には、何も判りません。
息子が帰省していれば息子と家人で、もしくは娘と家人で、ごそごそと探し回るのです。

そんな家ですから、アクシデントがあったら大変なんです。

それでも、夏は近所の子供たちから「あの青い家」と言われ・・(外壁紺色にしました。笑)
冬になると「あのキラキラの家」イルミネーションつけますから・・と、親しまれていると
私は嬉しく思っているのですけどね。(笑)


ちびギャングがもう少し大きくなったら、また彼の親達がしたようにここで「鬼ごっこ」や
「かくれんぼ」するのでしょうね。



そのためにも、さぁ、がんばって、天井直しておかなくっちゃあ・・・ね。

おっ・・その前に、これからの季節、三階隠し部屋でいたら「サウナ代わり」になるかも・・。
と、思ったらそれを口にする前に
「三階をサウナになんて考えないでよ。部屋にいるだけで、天窓が暑い暑いと、スポーツ
ドリンク持ってきてだとか、アイスがほしいとか、うるさいんだから。」と、釘を刺されて
しまいました。
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by sala729 | 2010-05-20 15:52

啓蟄はもうとっくに終わっているのですが、昨日道端で、本当に久々に野生の蛇を見ました。

野生の・・というのも、おかしな表現ですが、くねくねとのたうつ青大将、どうしてもペットには
見えず(別に、ペットは蝶ネクタイが必要なんて思っているわけではないのですが)私の偏見と決めつけ
だけなのですけれどね(笑)


それにしても、もう10年以上見ていませんよ。道端の蛇なんて・・
結構丸まってはいたのですが、体の一部を車に轢かれたのか、くねくねとするだけで、そこから
動こうとはしないのが、なんだか哀れを誘いますが、爬虫類には冷たい私・・一瞥しただけで
救助に向かう・・なんてことはしませんでした。



ずっと昔・・・昔、昔あるところに・・というほど昔ではありません。念のため。
私が子供の頃には、古い家屋もたくさんあって、そこには必ず屋敷守りの蛇が住み着いていると
言われたものでした。
実際、土間や、あろうことか居間の壁伝いにうねうねと這いまわる蛇を見たこともあります。
裏庭のイチジクの木なんて、枝と同じ形に伸びきった蛇の無防備な昼寝に(本人、いえ本蛇はそのつもり
ではないのかもしれませんが)何度驚かされたことでしょう。。。

しかも、子供ですからそれらの蛇がやけに大きく見えて、大蛇が本当にこの日本のあちこちに
棲みついていると信じていたものでした。
ですから、ひところのあの「ツチノコ」騒動のときも、形は珍しいにせよ(私は中型の蛇が蛙飲んだ
姿じゃんと醒めていましたが・・)
たいした大きさはないわねぇ・・なんて思ったりしていました。





蛇はその姿や行動から、確かに世間の嫌われ者ですね。
足もないくせに、くねくねとするすると動き、水の中ではすいすい泳ぎ、狭い場所や、小さな穴に
するすると入り込んだり、ぐわっと開けた口は、可愛げのないほど大きくチロチロと動く舌は、
いやらしい行為を連想させ、聖書の中では、嘘を吹き込み・・・・あぁぁ書けば書くほど、救いのない
キャラではありますよね。

ごく一部には、神聖化されていることがあるのも知っていますが、こうまで世間の嫌われ者イメージが
強くいと、それは霞んでしまってますよね。


私の子供のころは、かの、梅図かずお先生の「へび少女」「へび女」が、学校中を席巻していました。



私はヘンな女で(知ってますと、また懲りない家人が、パンチを待っているようです。。)怖いけど
見たい願望が強いのです。
怖ければ怖いほど、見たい! 見たい! 見たい!
だから、垣根のない目の前でのたうつ蛇は大嫌いですが、クリスタルケースに入ったり、テレビや
映画のなかでなら、何万もの蛇がのたうつ姿を見あきることはありません。(私って変質者??)
だから映画「アナコンダ」なんて大好きです。(^^:)


その私が数年前、親戚の子供を連れて、あの白クマ「ピース」で有名な砥部動物園に行ったときのことです。
そこでは、爬虫類と両生類のブースがあって、そこで飼育員さんたちが、蛇やウミガメに触らせてくれる
のです。
どこかの観光地の大蛇のように人慣れしている(・・・か、どうかは本当は判りませんが)役者蛇とは
違い、媚びない孤高のニシキヘビ、ミドリヘビ、シマヘビ、ヤマカカシ。。。
親戚の子は小学校6年の女の子なのですが、これまた蛇好き(^^)
最初は、恐る恐るだったのが、慣れるとペタペタと触れまくり~


御存じの方もあるかと思いますが、蛇の肌は冷たくはありません。変温動物ですから、温かいブースの
中だからなのかもしれませんが、まったくの人肌。
そして、鱗はガサガサとはしていません。その表皮は、水を弾くかのように油紙のような感触なのです。
思ったほどの違和感はないな・・というのが私の感想です。
ただ、この時触れたのは、かなり大きいですがニシキヘビだけですので、ほかはまた違うかもしれません。
その時に、蛇嫌い度が少し下がったような気がしたのは、気のせいでしょうか?


もともと、動物園好きの私ですから、これからも何度も、ここで蛇君にお目にかかることもあろうかと
思うのですが、愛することは無理でも、もう少し友好的にお会いできるよう努力したいと思います(笑)

と、言いながら、目の前にくねくねと動くその姿を目撃したら、奇声をあげてなりふり構わず
排除しょうとするんでしょうね。きっと・・。
自分の性格ですもの、その時のしぐさが目に見えるようです。。。。
・・・・・・・・・ホント、口だけ女です。私。



























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by sala729 | 2010-05-19 17:32

昨日の日曜日。午前中にお買い物を済ませてお昼を終えると、ぽつんと時間が空いてしまいました。


お昼は近くで評判のランチブッフェのお店に行ったのですが、これが大盛況。
どの席もファミリーと若い女性のグループで、その中に混じって、おじさんが恥ずかしげに
チョコレートフォンデュを楽しんでいる姿はなかなかに、可愛・・くはなかったですけどね(笑)

でも、きりりとギャルソンエプロンを締めて髪をひっつめた店員さんたちはきびきびと
立居振る舞い私としては合格点!!
でも、最近この手のお店のドリンクによくあるのが、リンゴ酢ジュースとか、いちご酢ジュース
とかの飲み物。
あれ、健康志向の方には評判いいんでしょうか?
私は、米酢でもおちょこ一杯くらいならそのまま飲めるのですが、どうもこの類のジュースは
いただけないのです。
でも、健康志向の中高年(なんだかキミマロさんみたいなっちゃいましたが)、なんとかと思って
ミネラルウォーターで割ってみました。
でも、だめ。。。シロップも思いついたのですが、ブッフェって案外こんなとき不便。
飲みもしない(たとえ飲めなくても)ものを、テーブルに二つ、三つと並べておくなんてことは
できません。


どなたか、誰にでも飲める「○○酢ジュース」の、美味しい飲み方を教えてください~


そして、ぼんやりしていた昼下がり。
ちびギャングがやってきました。玄関先から「あーちゃん!あーちゃん!」と、連呼。
そう悪い気はしませんが、リビングに着くや同時に
「あっ!いーちゃん!!」と、満面の笑顔。・・・仕方ありません。逢ってる時間の長さが
この年齢には大切なことは、育児経験から判っています。(さりげなく、育児経験を自慢。
ちっとも、さりげなくじゃないでしょうと家人。ふん!)


春を飛び越えて、もうすっかり夏の陽気の昼下がりですが、今年は幼児プールを買い替える予定
です。
去年までのは、プールにやしの木や滑り台が付いていて、一見豪華には見えるのですが、なにぶん
水深が浅い。20センチか30センチというところなので、今年はもう、とてもちびギャングの
気持ちを満たしてくれそうにはありません。

ネットって本当に便利ですよね。
探せば、いろいろあります。トイザラスや、キディランドでも見たことの無いようなタイプの
ものや、外国製のものが、次々と紹介されています。
私は、すぐに見たものを「これ!これ!」と、飛びつくのですが、家人はそうはいきません。
いつもの常で、吟味に吟味を重ねております。
このぶんだと、夏がすぎて秋にならないかと、心底、心配しています。

今のものより大きくなるのは確実ですから、今までのようにベランダではなくて、今度は庭に
置くようにしょうということは意見が合いました。
お隣のMIちゃんも、お誘いしょうということも、もちろんOK。
これがまた、おしゃまで可愛いんです。ちびギャングはいつもやり込められて、MIちゃんの
言うがままです。これも、血筋でしょうか(^^;)


そんなこんな話もあって、久々に日曜日の夕方から、再度お買い物にでました。
近年は、日曜日になると、仕事でもない限り夕方にはもう自宅でくつろいで・・というパターン
だったのですが、ちびギャングも帰り、ほっと一息ついたところで、私のあのロシアンひまわりの
受難を思い出したのです。


ひまわりは、順調に育っています。いまは30センチ越えるものもあります。
ただ、問題が二つ。
ひとつ目は、私が間引きの心苦しさに、間引いた芽を、少し離して植え替えたために、
今ではその話した距離を埋めるかのように、狭い場所にひまわりが乱立していることです。
花の直径を考えたら、このままでは重なり合って咲き乱れることは確実。
それなにの、再度の間引きがどうしてもできない。。。

二つ目は、その柔らかな葉っぱのあちこちに、虫食い穴が、しかも相当大きなものが開いている
のです。穴はよく見ると、周りが茶色になっているものもあります。
そして葉の上は、なんだかねばねばして、蟻が這いまわっていることもあるのです。

これはいけないと思いつつも、園芸初心者には、打つ手がわかりません。
O夫人の助言で、園芸店で噴霧式の除虫剤を購入することになりました。


行きました。「ホームセンター○ーナン」
夕方なので人手も少なく、のんびりと見回れました。それにしても、除虫剤も、殺虫剤も、
原液から溶解液まで多種多様にあるものですね。
「こんなに簡単に、農薬って買えるんだ。へー、以外といいかもね。」と、つぶやいた私を
家人がドキッとした顔で振り返って見たのは何故でしょう?(笑)

ともあれ、そのあとです。
私の目に留まったものが・・・
園芸用品の片隅に、置かれたベンチ、テーブル・・・その端にそれはありました。

削りたての丸太を組み合わせたような、素朴で楽しげな・・二人乗りのブランコ(^^)
腰掛けてみると、これがなかなかにリラックス。
少し後ろに傾斜気味なのですが、このせいで深くお尻がイスに嵌るのです。
ゆらゆらと、いつまでも静かに動くこのブランコ・・・なかなか素敵じゃないですか。

「ね。ねねね。。これ、これ、ちびギャングがプールしてるときの見張り用にどう?
ちょうど、ベランダの下だから陽射しも遮るし、いいと思うよ。」と、私。
「いいね。これいいかなって自分も思ってたとこ。」と、家人とも、珍しく意見があったのです。


「でも、夕暮れ時にこれに一人座って、揺らしてると、なんだか黒澤さんの、《生きる》の
おじさんみたいじゃない?」

ドキッ・・・た、たしかに・・・

でも、あれは公園だし・・同じブランコでも丸木じゃないし・・と、思っていたら通りすがりの
中年ご夫婦が
「あら、生きるのブランコみたいよね。」と、微笑みながら会話を・・


あぁぁぁ・・・私たちの世代はやっぱり、同じこと連想するんだと、しみじみ思いました。


今、買うべきか、買わざるべきか、ハムレットみたいな心境です。
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by sala729 | 2010-05-17 11:03

GWも過ぎましたが、それでもまだ土日には高知へ流れる車の列が、高速の片側一車線を
埋めています。

私も、歴女のはしくれ(年齢オーバーすぎるでしょ?・・なんてみなさんの抗議が
雨あられのように・・あらら)として、今放映中の「龍馬伝」は見ていますよ。
主役の福山雅治さんは、確かに美形です。背も高いし、すっきりと小さな顔立ちと甘い声は
世の女性達に絶大な人気を誇ることも納得です。

できるならば、韓流ブームとやらに狂い咲きする(失礼・・)すこし高めの年齢層の女性たちの
目も、その魅力で覚まさせてほしいとさえ願います。


でも、それでも私には、まだ不満の種が燻っているのですよねぇ。
まあ、100年とは言いませんが、これだけ長く生きていますと、映画もドラマも、もう山の
ように見ているわけです。とりたてて「テレビっ子」などと言われてなくても。
その中での、選別と吟味になるわけですか、最近のものが昔のものにかなう筈がありません。
ましてや、時代物が・・です。


もともと、あの時代の人物の中で好き嫌い度を測るなら、坂本龍馬という人は、好きでもなく
嫌いでもない位置にいるのです。
そう、私のヒーローでもヒールでもない、ただの歴史の登場人物。
確かに、司馬遼太郎さんの「龍馬がいく」は、なかなかの傑作だと思います。
若々しく、生き生きとした龍馬は魅力的ではあります。

でも、同じ司馬遼太郎作品の中で、私が最も愛すべきものは「燃えよ剣」。これ以上の
ものはないです。
そしてこれを原作にドラマ化した「新撰組血風録」。これが私の中の幕末ドラマ名作№1です。

主役は栗塚旭さん。新撰組副隊長土方歳三を演じています。顔は大作りですが、凛々しい眉に
厳しい眼光は今の役者さんにはあまり見られないですね。

そして、喋り方が一種独特のイントネーションで、ぼそりと長い台詞を吐くのです。
彼は殆ど笑いません。だからたまにドラマの中で笑うとねそれが妙にいびつで、不気味な
笑いに映るのですが、それがまたたまりませんでした。
いまも・、現役でされているかどうかは知りませんが、ずいぶん前から、京都・若王子で和風
喫茶を営んでいるとお聞きしました。
一度、行ってみましたが、そのときお店はお休みて゛、なぜかほっとしました。(笑)


そのとき、沖田総司を演じていらしたのが、島田順二さん。彼が、ドラマのはぐれ刑事で
トンデモ課長を演じているのを見たときは、びっくりしました。
当時の島田氏は、けっして美形ではないのですが、明るくて飄々とした沖田総司そのものに
見えたものでした。
・・・・・・・・・・・ギャップは多きかったですけど、さすがは役者さん・・というところ
ですね。


私は当時、子供だったのですが、この白黒のドラマに魅せられたように、毎週、夕方になると
一人でテレビの前に座り込んでいました。
当時から、私はあまりテレビを見ない子でしたから、思い返せば、よほど好きだったのでしょうね。

それが講じてか、大人になってからというもの、京都はもちろん、会津、函館と、土方めぐりを
したことは言うまでもありません。



その印象のままで、今の龍馬を見ると、やはり物足りない。
悩める龍馬。青春の龍馬。・・・・もちろんそれもいいのですけど、もう始まってほぼ半年
ですよ。もう、「よばーたれの龍馬」から、一皮向けた大人の男としての龍馬が描かれても
いいのではないかと思うのですが・・
折角の福山さんという、美しい素材を得ているのに、まだいつ見ても、鼻水たらして泣いていたり
意味不明に叫んでいたり、そんなシーンばかりです。


そして、今もっとも気に入らないのが、武市半平太の扱い。
私の中では、彼は繊細で白面の知的な原理主義者のイメージができあがっているのです。
それを、覆すかのようなあの配役・・(大森ファンの方ごめんなさい。これはあくまで好みの
問題ですから)
テレビの武市は、陰湿で蒙昧な、ただのKYにしか見えません。
あの一重の、色黒の顔は、武市半平太ではありません。
それに、岡田以蔵をそそのかすときのあの顔。
あれは、悪事を巡らす下っ端役人の顔です。(・・・大森ファンの方、重ね重ねすみません。)


ところが、最近になって、もっと気に入らない配役が出て参りました。
そうです。。。。そうなんです。
あの、勝海舟。・・・・武田鉄也さんのあの勝海舟は、あんまりです。

子母澤寛さんの「おやこ鷹」の勝海舟が、長じて、あれでは、納得できません。

粋で鯔背で、聡明な江戸っ子の「勝海舟」が、あれでは色黒の田舎のただのおじさんでは
ありませんか?
しかも、何の説得力もないあのせわしい話しぶり。
何かと言うと、地球儀もちだして話すそぶりは、採りたての大かぶらの選定しているお百姓
じいさんにしか見えないのですけど・・・

その上に、あの説教臭さ。あの人はなにやっても「金八先生」ですよね。


篤姫の時の、北大路欣也さんの勝海舟が、はまり役だったせいもあって、もう、がっかりを
通り越して、怒りすら覚えます。
NHKさん、キャスティングに少しは、視聴者のご意見聞いてよっ。。。



でも、こうやって、テレビ番組の愚痴や、粗筋をほろほろと零すようになったら、
人間は老いてくるんだそうです。
うちのじーちゃんや、ばーちゃんがそうやっただろう?と、息子に言われました。

そう言われれば確かに、そうでした。(^^:)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうか・・
・・・・・・・・・・・・・・・そうだったんだ・・・



いいでしょう。もう何も言いますまい。

なんてことは思いません。いーですよ。なんと言われようと、おじいでも、おばあでも~
誰に何言われたって、言いたいこと言うもんね~
(って、ずーーっと、言いたい事言ってるんですけどと家人。何も我慢も方針変更も
してませんけどと娘。)

それは。ずっと前から私が老いているということ?
それとも、すき放題に生きてるってこと?

「もちろん、後者!!」と、二人で声を揃えていましたっけ・・・。
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by sala729 | 2010-05-15 16:26

ブログを書いていて、コメントいただけると、とても嬉しいですね。
なんだか、その方と、とても近しい気持ちになって、広い世界にお友達が増えた。
そんな小さな喜びを感じます。
相手様が、ご迷惑かどうかは・・この際、見ないふりを・・(^^)


先日、いつもの紀伊国屋さんに行って自分の本を買い求めたあと、絵本コーナーに
立ち寄ってみると、敷かれた絨毯の上で子供たちが思い思いに絵本や児童図書を開いて
いました。
最近の絵本は、面白いですね。もしかしら、もうずっと前からあったのかもしれませんがB4
縦サイズの絵本なのですが、見開きにして、左ページはライオンの全姿が映っています。
そして、右ページは四つ折になっていて開くとB4の四倍の大きさになります。そこに、
ライオンの顔の中心部の「ドあっぷ」

そう、実物大で載せているものですから、顔全体は入りきらず、目と鼻と鼻下のぶつぶつを
中心とした真ん中がど~ん!!
これ、ちょっとした迫力ですよ。


キリンは横顔なんですが、案外、顔が小さい。
カバに至っては、大きな鼻の穴しか判らない・・・なんてかんじ。。
ねずみ系は全体がしっかり収まっているのですね。


なかなか面白くて、つい真剣に見入ってしまいました。
いやはや、ほんとに絵本、面白いです。大人が見てもとても楽しい。ま、私は自他ともに認める
動物園フェチですから、なおさら無理からぬことではありますが・・。



それにしても、この年になってまた絵本の楽しさが味わえるなんて、ちびギャングさまさまですわ。

家人は、これいいけど、絶対破るよと、妙に物知りげに言うのです。
破ったっていいじゃないの。


こわっ!と、思わず手に力が入ったり、ちっちゃと、(小さいことを最近、ちびギャングがこう言うので我が家でのマイブーム語は、いまこれです)鼻で笑って、手のひらをひらひらさせたりして
破ってしまったって、折り曲げてしまったっていいじゃないの。
図書館のものをそんなことしたら、お尻百叩きだけど、自分のものは自分ですきにできる・・
そんなメリハリって必要でしょ?

セロテープをいっぱい貼り付けて、めくりにくくなった絵本って、なんだか愛着ありません?
私、大好きなんですけど・・・

家人は、「そんなことないよ。本はどの本も大切にしなくちゃ」と、心にもないことを言います。


私は、おもむろに家人に向かって
「だからあなたは今でも本を読まないのよ。大切にすることはもっと大きくなってからでもいいのよ。
開いたり、触ったりする回数が大事なのっ。あなたみたいに、活字といえば家電の取扱説明書しか
読まない人間になったらどうするのよっ。」


ふっふふ・・・どーた゛。返す言葉がないでしょう。。


振り返ると、珍しく家人が本を手にしています。
「幼児に教えるパソコンマニュアル」・・・・うっそぉ・・
アナログ対デジタルの戦いが今から始まるのでしょうか。

もちろん、負けるつもりはありません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・死力を尽くして戦いますっ!!
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by sala729 | 2010-05-14 13:38