人はそれぞれとは言うものの、同じことを何度も繰り返す人というのは、どういう思考回路をしているのでしょうか。反省がないというか、学習能力が劣るとか・・・しかも、それが先生と呼ばれたりするんですよね。。・・・まったく、もう・・・

萩原さん(仮名・34才)は、もうこれで三回目のご依頼です。
彼が突然、支社に現れると、おもわず「まいど~~」と、言葉が口をついて出そうです。いつも、突然に現れて、そのたびに、うちは予約制ですから事前にお電話くださいね。と毎回説明して「はい。わかりましたっ。」と、応じて、またもや突然にやってきた彼は、受験生相手の学習塾の経営者兼先生です。

「で、今回はどのような?」・・・判ってはいたのですが、一応お聞きしてみました(笑)
「いやぁ、それがですね。今回も、・・・なんですよ」頭を掻きながら、大きな声は一緒です。
まじまじと、そのスタイルを見ると、ベージュのレザーのスーツに、あのマトリックスのコート。
そりゃあ確かに、フェイスは悪くはないです。贔屓目に見れば、郷ひろみをもう少し、腺病質にした感じ・・といえないことはありません。
しかしです。この春の盛り(来られたのは先月末です)に、このいでたち・・ですよ。
・・・・もうちょっと、コーディネートって考えられませんかねぇぇ。。。


萩原さんは独身です。家柄も旧家と呼ばれています。母ひとり、子ひとりで、暮らしています。
月に一度、地元の大学で、専門教科の講義をうけにやってきます。根はまじめで、優秀な人であろうと思います(ちなみに出身校は、東京の某有名私立大学です)

と、ここまで書けば、女の子にもてるんでしょうね。。と、誰もが思うに違いありません。

しかし・・です。
彼が接触するのは、いつも風俗の女の子だけなのです。
いわゆる、キャバクラ嬢。そういう娘しか相手にしなのか、されないのか・・(苦笑)



「いゃあこれがですね。とてもいい子で、仕事やめて下関でふたりで暮らそうと約束したんですよ。そしてら、次の日になって、連絡取れなくなって、店もやめたみたいで・・」
・・・・・・・・・・・・はいはい。
・・・・・・・・あなたね、前の時は、東京で雑貨屋開くって言ってたわよ。その前は、神戸。
「結婚しょう。」「うん。」
で、次の日から連絡取れなくなる・・・・いっも、このパタンーンじゃないの。いーかげんに学習したら?
と、言いたい気持ちを抑えて、私は、微笑みます。

「それで、彼女に直接気持ちを聞きたいわけなのね。」
「そ、そーなんです。彼女の言ってることが嘘なのかどうか。。今回は、もうどこにも動いていません。まっすぐここに来ました。だから、お願いです、捜してください」

実は、初めての時は、彼女から聞きだした、住所とおぼしきところに何日も張り込んで、違う人にストーカー扱いされ、その次は、その近くと思われるマンションに片っ端から、問い合わせに行き、警察に通報されてもいます。
しかも、他社でとんでもないお金払って、なにもわからずじまいということにされているのです。
そして、流れ流れてうちに来た・・ということで、必ず結果を出していますので、今では全幅の信頼を持ってくれてはいるのですが・・・。。
しかし、性格でしょうね。なにもしないで待つ・・ということができません。彼は・・・

2回目の時は、送っていったときの記憶を頼りに、町中を歩き回って、住宅地図に赤印をつけて
あるいていました。執念というか・・しっこい・・というか、ほんとに一歩間違えたら、ストーカーですよ。

そして、三度目。今回も概要はほぼ同じ。しかも、やはり彼、やってくれてましたね。。
調査にはいってすぐ、市内の情報でここではないかといわれる町に聞き込みに行くと
「じつはね。先月なんですけど、ぜんぜんしらない人からメール便が届いたんです。
お宅に○○さんはいらっしゃいますか。将来を約束した萩原ですって、住所も書いてある手紙がね。。」と、その主婦は気味悪そうに言います(たしかに、気持ちのいいものではありませんよね)
聞けば、近所の同姓の家、軒並み届いているそうです。

そのことを萩原さんに追求すると「いやぁ。もう、ばれちゃいましたかぁ。さすがですね。」と、笑ってごまかそうとします。
こういうことを事前にされると、調査はとてもやりにくいです。萩原さんの気持ち、判らなくはないんですけどね。。
でも、そういうときは、言っておいてもらわないと、こちらの調査方法も変わります。

と、いろいろあって・・・・彼女のことが判明しました。
本名・・もちろん嘘。年齢4歳ほどサバよんでました。家庭環境も真っ赤な嘘。しかも同棲中の
彼もいました。
でもね。これは当然のことなんですよ。
彼女にしてみれば、夢を売るのが「お仕事」なんですから、それは、いわば暗黙の了解というやつですね。だから、彼女にしてみれば、それを責められるのはお門違いというものです。

今日、報告書が出来上がって、送付しました。
彼はたぶん、むさぼり読むことでしょう。。
でもね、萩原さん、あなたもいーかげんにしないとだめよ。
彼女に「火曜日と金曜日逢いに来て。でないと、わたし他のいやなお客さんに付かないといけないの。」なーんて甘えられて、塾の受験生ほったらかしにして、毎週通いつめてあなたの生徒たちはどうなるの?。しかも、受験が間近に迫ったときだったというのに・・。

ま、もう一度、その「とんでもコーディナイト」をなんとかして、次は、風俗じゃない娘を捜しなさいよ。あなた、決して誰にも振り返られないような、そんな容姿じゃないわよ。話さえしなげれば・・。


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by sala729 | 2005-04-22 14:26