久々に、Tキャラが出社しました。
あの、大騒ぎした「新車こだわり色事件」以来です。しかし、今朝のおとなしいこと・・・かえって不気味です・・。

「あの、おとなしさはどーしたんでしょうね?」と、そっとOリーダーに囁くと「ほら、きのうのことがあるから、恥ずかしいんじゃない?」と・・・
昨日のこと・・・
それは、いつもの時間にかかってくるTキャラの「欠勤こじつけ仮病電話」をRさんがとった時から始まりました。
「はい。○○(会社名ですね)です。」
「う、う、ううぅぅ。。。。うぅぅぅぅっっ」
「もしもし、もしもし、どちらさまですか??」
電話をとると突然のむせび泣きです。Rさんでなくても、びっくり・・・は、当然ですよね。
「もしもし・・もしもし」
ここでRさんは、その電話の主がTキャラだと気づきました。

こんな早朝に、こんなシチェーションで電話してくるなんて、彼女以外には考えられません。
「Tさん???Tさんですね?」
「うぐっ・・ぐぐっ・・・ぐえっっっぐえっ」・・・(これじゃまるで、ひき潰される寸前のカエルですよ・・)
「どーしたんです?。なにがあったんです?大丈夫ですか?」
優しくまじめな、しかしまだ十分にはTキャラを理解し切れてないRさんは、尋常でないTキャラを
本気で案じています。

「ぐえっ・・・ぐぐっつ・・・あ、あのね、あのね。。。わ、私の、私が・・・お世話になった・・昔の人が
ね。死んだのよぉぉぉおお~~~ぐぅえ~~ん~~。ゴックン。ゴクゴク・・ふぅ。。」
要するに、、昔、Tキャラがお世話になった方が亡くなったということを、朝っぱらお酒をあおり飲み下しながら、泣き喚いて言い募っているのです・・^^:
「えぇっ。それって・・」まじめなRさんは、Tキャラの親族か誰かではないかと思い、「待ってください。リーダーと替わります」と、Oリーダーに電話を渡し、リーダーが一言「もしもし」と言った途端・・・プープープ-・・・・切れてました。。。

この状況だけで、Oリーダーや私は、大体のTキャラの様子は想像ができます。なにしろ、電話口で号泣ですから、これをもしTキャラ以外の人がしたら、私だって、本気で心配しますよ。それぐらいの「心」は、持ってます。でも、あの、Tキャラ・・ですからねぇ。。。
しかし、Rさんは本気で心配しています。もしも・・ほんとに誰かが・・そしたら彼女はひとり暮らしだし・・と、いろいろと気を揉んだのが昨日のこと。。。

それが、今朝はケロッと出社・・・です。
さすがに、おとなしくしているのでしょう。。さぁて、いつまで持つか・・。
・・・・・・・・・・・・・・30分と持ちませんでした・・・呆

ますば、カップラーメンにお湯を張ってズルズル・・それから美容院に・・そしてクリーニングに・・しゃぶしゃぶ屋に(ここはお休みだったそーです)
これ午前中のTキャラの行動。すべて仕事中の出来事です。

「昨日はびっくりしましたけど、今日はなにも無かったように来ましたね」とRさん。
「そーよ。あんなものよ。まだまだ修行が足りないわね。Rさん」笑いかける私に続いて、Oリーダーがとっておきの話をしてあげようと、笑います・・・

「前にね、彼女、亀飼ってたのよ。」
「ええ。独り暮しの人には多いらしいですね。手間がかからないからと」と、Rさん。
「そそ。でね。ある年の冬、亀が動かなくなったので、死んだと、彼女、亀を土の中に埋めちゃった。・・そしたらね、亀だから死んだんじゃなくて冬眠してただけだったんで、生き埋めになったようなの。不運だったよね。その亀も・・」
「・・(絶句)・・」Rさん。
「それからね。いつだったか、真剣な顔して彼女がぽつりと漏らすのよ。{うちの、メダカ、なかなか蛙にならないのよ}って・・」

「へ???へ・・蛙って・・メダカが蛙にって・・」
「メダカは蛙にはならんでしょうって言うとね、{えぇぇっ。いつから?いつからならなくなったの?}と、叫ぶのよ。。。」Oリーダーの笑みは何なんでしょうね。
Rさんは、まだまだTキャラに対する自分の認識の甘さをしみじみと感じた一日でした。

こうして、月半ばの穏やかな春の日は、ゆっくりと時間を刻みながら過ぎて行きました。
私は、Tキャラの言葉の一つ一つを無視して、やっと探し当てた「九月が永遠にすぎれば」を
読みながら、(これって、上手いけど、安部公房と谷崎潤一郎を足して2で割ったような、そんな
匂いがするわね。。)なんて毒づきながら、最後のページを閉じました。
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by sala729 | 2005-04-15 22:42