人気ブログランキング | 話題のタグを見る
明後日から造幣局の「通り抜け」も始まるとかで、桜の時期もいよいよ佳境を過ぎていこうとしています。毎年のことながらホントに「世の中に、絶えて桜のなかりせば、春の心は、のどけからまし」と、古人が詠じたとおりの、狂騒が飽きもせず、繰り返されているようです。(^^;)

そして、昨日来ニュースで流れる山スキーの遭難。これは「春の嵐」の洗礼と呼ぶには、あまり
に不謹慎です。スポーツにはとんと縁の薄い私ですが、この南国に生まれ育ちながら、な、なんと、スキー歴21年(エッヘン・・・実は長さだけなんですけどもね。爆)。一度だけ、山スキーもどきをしたことがありますが、それは、それはとても、怖かった・・(周りはもっと怖かったそーです。その証拠に翌日にはすぐに、私だけに、禁止命令が出されました。)
だって、片方は山肌でその反対は崖なんですよ。私が転ぶと、次の人は崖側に私を迂回して
滑り降りるわけです。ね・・判ったでしょ?。私より、周りの方が怖いってことが・・・。

そんなことや、数年前のGWに東北までドライブしたことがあるのですが、その時に中央高速のSAでたまたま一緒になった京大のワンゲル部の方たち。春スキーに行くと、笑顔で別れたの
ですが、その山に散ってしまわれました。旅先の新聞でそれを知ったときは、本当に驚きで
言葉を失ったものですが、あのときの皆さんの笑顔だけは、何年たっても薄れることがありません。


それだけに、こういうニュースを耳にすると、なんとも残念でやりきれない思いがこみげてきます。たまたま、雪崩やアクシデントに見舞われたのだろうとは思いますが、「冒険」には
危険が付き物です。それは、理解できます。
でも、その危険は、あなたや、あなたの周りの人たちの、全ての幸せとこれからの時間を
犠牲にすることもある・・・のではないでしょうか?

そんなこと言ったら、何もできないというご意見や、女には・・・という冷笑覚悟で論陣張ってます(笑。そんなオーバーなものじゃないですけどね。)

春の日に散華するのは美しいけれど、残された人たちには、ずっとずっと「散華の春」しかこないことを、先逝く人たちはきっと知らないでしょうね(薄笑)


こんな静かな月曜日は、ますます「意地悪道」に落ちていきそうです。(笑)
神様、どうか、私に、一瞬の休む間も与えず、息継ぎの時間も最小限に、ただひたすらに走り続ける日々をお与えください。
「邪宗門」を愛読する私に、神の御心と救いの手を・・・・(謎・・・す、すみません。私、無宗派でした・・^^;)

by sala729 | 2006-04-10 15:04

<< ひとすじに・・    母の事。 >>