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相談電話は、絶え間なく鳴り調査はバタバタと展開し、今年の7月は忙しい時間が駆け巡っています。

相談者たちの身の上にも、いろいろなことが降りかかっているようです。あの、石崎さんは本当に書類送検されたようです。罪名は「監禁致傷」。文字だけたどるとどんなにおどろおどろしいことをしたのか、と思いますが、車の中に妻を閉じ込めて話を迫ったらしというのが、事実らしいです。しかし、この話をそのまま鵜呑みにできないのは、あの妻のことを少しでも知っているからです。あの、「キレカタ」あの「ヒステリック」は、ちよっと普通じゃないですよ。
石崎さんは、罪人ではありますけど、なんだか責める気持ちになれないのは、彼が相談者だから・・というだけではありません。

中川さんの奥さんの相手は20才の茶髪チーマー崩れ・・(^^:)。男の実家に入り浸っている彼女は、親に自分のことなんと言ってるのでしょうか?
姉の不行跡を咎めて「子供はどうするんだ?」と迫った実弟に「あんたなんかに関係ないやろ。余計なこと言うてんやったら、ぶっ殺すぞぉ」と、吼えた彼女です。いまはもう、彼女の心の中には、この男以外の誰も住んではいないのでしょう。
中川さんは、もう一日も早く、一時間でも早く、男の実家に話にいきたくていきたくてたまらないようです。そう・・・まるで、コロシアムへの出番を待ちに待っている闘牛状態ですね。

結果はでています。立派な不倫であると、誰もが認めるでしょう。しかし、その話し合いに行く
張本人の中川さんの余裕のなさ・・・これが一番心配です。
すべてが、揃えられているのに、最後の詰めを、どうやったらこんな風に失敗できるのかというほどに、しどろもどろにしてしまう人が・・・・実際、年に何人かは必ずいるのですね。。。
今年の第一号は、石崎さんでしたが、続いて第二号が現れそうで・・・私は今、ちょっと不安です。なにより、彼は「緊急救命士」という、とても大切な仕事に従事しています。
日本の国は・・・大丈夫なのでしょうね。。私たちのの身は、守られるのでしょうね。・・ほんとうに???


そんなこんなの中でも、活字中毒症の私は本を手放せません(笑)
大好きな宮部みゆきの新刊「孤宿の人」は、江戸末期の勘定奉行、鳥居耀三がモチーフとなって、かの人が、妖怪と仇名されたことを、基盤に人の心のもろさや、施政者の思惑が入り混じった、なかなかの手ごたえです。しかし、いつも思うことですが、宮部みゆきさんの時代物は、読み終えると必ず、藤沢周平の物語を思い出させるのです。
彼女は藤沢塾の出身ですから、それも無理ないことではあるのですが、現代物には、そういう
感覚はまったくありません。
私は、正直に言うと、山本周五郎は好きなのですが、藤沢周平は、いまひとつ・・と、いうところがあったのです。でも、不思議なことに、宮部みゆきさんの、時代物を読み終えると、「蝉しぐれ」が読みたくなるのですね。。。(苦笑)
これも、つかの間の幸せのひとときではありますが・・・。

by sala729 | 2005-07-08 15:25

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