台湾旅行記の始末もままならぬというのに、先日は京都に「遅ればせの
初詣」に行って参りました。

商売繁盛の神様「伏見稲荷」に詣でて(商売繁盛なのに恵比寿様でないのが
ちょっとヒネタ私らしいでしょ?笑)パワースポットの千年鳥居を巡ってきました。
そこで鳥居の付替え工事をしているところに遭遇。
なかなか見られないところを見せていただきました。
この神秘的な赤い鳥居の続く山道を、お狐さまがお渡りになるかと思うとなんだか
ゾクゾクしてきますが、そんな妄想も周囲の中国語や韓国語が現実に帰してくれます。

京阪電車のりばまでの参道も私好みで、清水や銀閣寺道のようでもあるこんな
賑やかな通りは大好きです。

さて初詣は無事終えて、翌日は大阪に出ることにしました。
大阪は久しぶりで、特に梅田周辺の再開発はニュースで見聞するだけでしたので
楽しみです。


JR京都駅から、新快速にのって梅田まではすぐですがそれなりに混みあって
座れるまではいきません。
家人はもともと、大阪からこの電車で京都まで通勤しておりましたから、慣れた
もので、通路の中ほどのほうで立つことにしました。
電車が京都を出てすぐのこと、私の後ろの通路側に座った若い男の子が、すっと
席を立ってぼそっと低い声で「どうぞ」と席を譲ってくれたのです。

正直・・一瞬迷いました。「わ、私ってそんな年に見えるの?」「それとも
女性ということだから?」「彼はマザコンで母親みたいな気がしたから?」



一瞬の間に様々な思いが交錯したのは事実ですが、若い男の子が少し恥ずかしげに
席を譲ってくれた行為には、純粋に感謝しなくてはなりません。
その勇気と優しさに応えるべく、「ありがとう」と優しく答えて、ありがたく
その席に座らせていただきました。



この後、家人が
「いやあ、あの時は正直Aちゃん、見直したね。ああいう時、大阪のオバちゃんの
中には、いやぁ、私まだそんな年やないわよ。って、言うのがいるんだよね。そしたら、
彼は恥かくところだし、日頃ボクに接しているAちゃんなら言いかねないと、
ドキドキしてたけど、やっぱり思いやりはあるんだね。」

「当たり前でしょ。ああして席譲ってもらって、そんな言い方したら、彼の
立場がないわよ。」

「ほんとにね。Aちゃんって、ボク以外の人間には思いやりができるんだね。」

なんだか言い方はとてもむかつくんですが、やゝ納得。。。


それというのも、私が席を譲られて、次の駅で家人の前の席が空きました。
件の彼はそれに背を向けて立っていたので気づかなかったのでしょうが、家人は
そこをキープしつつ、彼に
「先ほどはありがとう。よかったらどうぞ。空きましたから。」と声をかけて
いたのです。

彼も振り向きざま、ちょっと意外・・みたいな顔していましたが、「あ、は、はい。」
と、ぎこちなく座りました。


この所作もなかなかに、私の心を温かくしました。
ですから、いつもなら、パンチが空を飛ぶような家人の、むかつく言い草も
この行為をちよっと見直したので、今回は納めておくことにします。

・・・惚れ直した・・・とまでは言いませんけどね(笑)


そんなこんなの、ちょっと遅れた初詣が無事に終わりました。

あとは、今年をひたすらに走り抜くだけです。!!
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by sala729 | 2013-02-12 15:17

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