いやぁ、またまた巡ってきましたね。オリンピック。
こう長く生きていると、四年に一度が早いのなんのって・・(笑)

ちょっと前に、ここ(ブログ)で、私がテレビで見た途端、女子柔道の
塚原真希さんがコロリ。それからと言うもの、私が見ていれば「負ける」が
続きました。
それ以来、周りからオリンピック観戦を停められていたのが四年も前のこと
だったとは・・・

あまりの月日の流れの速さに、恐れ戦くばかりです。

しかも、そんなに身近に感じた四年前のことなのに、すっかり忘れたふりして
(これはホントです。決して忘れてはいませんが、フリするのは上手です。
なにしろ、私は忘れられない女ですから・・)夜な夜な、オリンピック
をライブで見ております(笑)


まだ始まったばかりで、柔道の軽量級や水泳などが主な鑑賞種目ですが、この
解説を聞いて、私の「へそ曲りの虫」は、またうずうずと動き出しました。
悲壮な面構えで、試合に挑む選手さんには「古武士」のような風格さえ漂い
なんの異論もないのですが、解説によれば、たいていの対戦相手とはもう何回も
立ち会っているのだとか・・。

特に、一流選手であればあるほど、国際試合も多く、相手が出てくるたびに
「この選手とも何度か対戦しているので・・」解説者の注釈が付きます。

・・・ん。。まてよ。

ここで、私のへそに火が点ったのです。


そういえば、毎年「世界選手権」があり、国際親善試合に交流試合。世界を
何ブロックかに分けての「世界大会」・・・・
で、その上で四年に一度のオリンピック・・・なんているの???

比較してどちらに失礼かは、判りませんが、これって大相撲で「横綱と大関は
過去何回対戦して、何勝何敗ですね。」と、解説者が言っているのと同じでは?
と、私は思うのですが・・・。

四年に一度の雌雄を決するから力が思い切り入るのであって、このあとすぐに
世界選手権があってなにがあって、しかも何回も対戦しているから、相手のことは
ビデオで研究し尽くして・・・なんて、これってほんとのアマチュアスポーツの
世界の話なの??

なんだか、高校野球のみせかけの「純真」と、同じではないかと言う気がして
きたのです。

もちろん、高校野球児のすべてが「贋純真」と言ってるわけではありませんよ。
でも、少なくとも、そういう衣を纏って、平気で授業日に地区予選を行ったり
遠隔地の学校に、野球のためだけに、高校生が高校を選んだり、訳の判らない
連帯責任取らされたりしているのは事実と、私は受け止めています。




で、オリンピックの話に戻りますが、そういえば、始まる前にテレビで、
室伏選手の雨用のシューズを開発しているという番組を見たことがあります。

もともと、あまり興味がないので、しっかり見ていたわけではありませんが、
前に、マラソンの誰々のための靴を開発したとかいうのも聞いたことがあります。

それって、職人の技術や性能ということから見れば、とてもすばらしいことなの
でしょうけれど、ではそういう援助を受けられない、開発途上国や貧しい国や
そういうことに冷淡に国の選手たちは、明らかに性能の劣るシューズやウェアで
同じように戦うってことですよね?

それで勝って、わが日本の国の勇者たちは嬉しいのかしら?と、私などは思うのです。
先年も、水着の品質でなんとかこんな問題もありましたが、私の凡庸な頭で
考えると、同じ場所で、同じ条件で、同じ環境で競い合ってこそ、真の勝負であり
そこで勝って初めて「真の勝利者」と称えられると言うのは・・・間違っています??

日本の技術者さんたちも、そんなにすばらしいシューズやウェアを開発したのなら、
自国の選手だけなんて、小さなこと言わないで、みなさんに使っていただければ
どうでしょう?
・・・選手がいやだといえば別ですが・・・


みんながそれぞれに自分の合った、雨用のシューズを履いて、試合に挑んで、
そこで、金メダルを高々と掲げた室伏さんを見たいと願う私は、やっぱり
へそ曲りおばばでしょうか?


そして、さらに、四年に一度しかないからこそ、その時のためだけに焦点を
絞って、ひたすらに自分を追い詰めるアスリートさんたちこそ、みんなで
バックアップして応援したいと思いませんか?

勝負は一期一会。勝つか負けるかです。
だからこそ、美しいし、力も入ります。ここが終わって、半年もすれば世界
選手権って、あなた、相撲の巡業じゃあるまいし・・。


でも、力を出し切った選手のみなさんは美しいですよ。
史上初の三連覇に破れたとはいえ、北島さんの姿は誰よりも美しく神々しくさえ
見えました。
アーチェリーの三人娘の笑顔は、どんなアイドルよりも可愛らしくチャーミング
でした。


それでも、日本の片隅で、ちよっと過激なおばばは、こうして斜めに、
オリンピックを鑑賞しながら、自分が日本人であることを、確認するのです。
わが日本の代表が、どんなことに関しても、誰一人も後ろ指を指されることなく
正々堂々の勝者であるために、お金と文化と知識にあかせた環境をどう受け
入れるのか、それとも私のような感覚を、一笑に伏すのか・・・
(そりゃあ、歯牙にもかけない・・かもしれませんけどね。笑)
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by sala729 | 2012-07-30 15:13 | Comments(0)

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