昨夜、かっての同僚N氏と、久しぶりの旧交を温め、気が付いたらなんと午前1時すぎ・・
思い返せば、誤解や批難やを乗り越えて、ようやく裸のまま(・・ヘンな意味じゃないですよ。
笑)の、話ができたのではないかと、私はとても満足しています。

そして、おババとも思えぬ夜遊びの時をすごし、ベッドに入ったのもつかの間・・
今朝は9時から、ちびギャングの初めての運動会です。

婿殿のご両親が見えるなら、私たちは遠慮しょうかと思っていたのですが、来られないというのを
幸い(いや、幸運というか・・えへへ)前日には娘に、プログラムから駐車許可証まで用意してもらって
この日に望んだのでした。

思い起こせば30年近く前、息子の通った幼稚園です。
娘はその後、亡夫の転勤で、大阪の私立幼稚園に行きました。

5歳児が全力疾走すれば、殆どの子がカーブで転んでしまうほど、狭い園庭に、万国旗がはためいています。
お天気は上々。


園長先生のご挨拶からはじまりましたが、周囲は親の数と同じくらい、ジジババの姿が見えます。
いえ、ジジババどころか、そのまたジジババまでという家族も珍しくありません。

ほんとに少子化なんだなと、こんな時感じます。

お隣のM嬢の父方のジジババ。母方のババももちろん最前線で応援しています。

自分がその立場になったからでは、決してないと思いますが、「ジジババ」といっても、その出で立ち
動きの若いこと・・・ママやパパより若々しいのは、そこいらじゅうにいます。

私たちも、退場門の近くに、ビデオをセットしてスタンバイ。

全園児のミッキーマウス体操に、周囲から「かわいいっ!」と、声が上がっています。
小学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんも、観覧に来ています。
本当に、地元の運動会という雰囲気がほほえましく思えました。


わがちびギャングは、ミッキーマウス体操を、かる~く流して、まずは「かけっこ」です。
これは、私の血をまったく寄せ付けなかった成果か、今までのかけっこはすべて一着でこなして
きておりますから、見る方も余裕です。

3歳児ですから最短距離の一直線。園長先生の胸に思いっきり飛び込みます。
園長先生は50代半ばの日焼けした、けっして大きな方ではないのですが、その笑顔が園児たちに
安心感を与えるのでしょう。
どの子も、満面の笑顔で飛び込んでいってました。

もちろん、ちびギャングも余裕の一着で、園長先生の胸に飛び込んで行きました。

それにしても、園長先生の大変さには、驚異を通り越して、ただただ感謝あるのみです。

日々、園庭の手入れをし、運動会の用具の準備や製作。
その中には、保護者競技の「むかで競争」の板に鼻緒を並べた打ちつけた下駄まで、手作りなのだ
そうです。
私たちが観戦している間も、園庭の周囲を歩いて、緩んだ万国旗の紐を締めなおしたり、次の競技の
ための道具を用意したり、本当にもう七面六被の活躍です。

どこの幼稚園もそうなのか、今の状況は判りませんが、まず男性の先生がいないのですね。
園長先生以外は、みんな女性の先生ばかりで、力仕事は必然、園長先生がメインになります。

しかも、こんな日は特に、子供も緊張しているので余計に手がかかり、担任の先生にはその
余裕の手がありません。

私のブログでよくコメントをいただいている、おりがみ様の言葉が、甦るようです。・・って
同じ尺度で考えていいのかどうかも判らないのですが・・・


そういえば、娘もよく「園長先生よく働くよぉ」とは言っていましたが、こんな雑事で走り回ら
なければいけないというのは、そういうレベルの話ではないような気がします。


恒例の老人会の盆踊りにまで参加して、見よう見まねで踊りに参加する姿は、もう神々しいばかり
です。
「Aちゃんも、あの盆踊りに参加するようになるのは、もうすぐだね。」と、なにやら嬉しげな
一言。
「何言ってるのよ。死ぬまで現役で働けって言ったのは誰よっ。しかも、あれは70歳以上だし」と
言いながら、知り合いの顔があるかないか探して、少しほっとしたのも事実ですけどね。(笑)


お遊戯はとても可愛いですし、先生はほんとに短期間でよく「調教」・・あっ、いえもとい
「教育」してくださっていると感心しきりです。

最後の園長先生のご挨拶の時に「年少さん(3歳児)は、4月に入園したばかりで、もう
こんなに集団行動ができるようになりました。」と、仰っていましたが、本当にその通りです。

入園式のあの、ガサゴソとした身勝手行動は、なりを潜め、みんななにやらひとつの目標に
向かって行っているような気がします。

最後はお約束の「マルマルモリモリ」体操で締めくくりましたが、本当に楽しませてくれた
一日でした。

それにしても、園長先生の奮闘は今年だけのものではないはずです。
幼稚園は3年保育なので、たいていの子とその親は3年間、あの園長先生のがんばりを
見てきたはずです。

なんとかしょうとは思わないのでしょうか?
これが行政と、割り切ってしまえば、それで終わりですが、保護者会というのはなんのために
あるのでしょう?

保護者会とは、行政が手の届かないところは、親たちが補うためのものでもあるはずです。
幼稚園での男手の手配が無理なら、お父さんたちの出番ではないですか?
保護者が出場する演技の時も、お父さんは大人しく先生の指示に従っていましたが、もう一歩
踏み込んで、保護者も実行に参加したものを作ろうとは思わないのでしょうか?

今は世に「イクメン」とかが、持て囃されており、それの是非を問うつもりは毛頭ありませんけれど
本当のイクメンとは、そういう幼稚園や学校にまで踏み込んで、子供たちの楽しみや、思い出作りの
裏方を先生たちと支えてあげることではないのでしょうか?

私が現役「母」であった時代には、そんな洒落た言葉はありませんでしたが、先生が玉入れの準備
していたら、周りのお父さんやお母さんが黙って手伝ったり、傾いたテントは、お父さんたちが支えて
いたりしていましたよ。


今日も、万国旗が緩んで、園庭に垂れてきた時に、まわりに若いお父さんたちは沢山いたのに、誰も
動こうとはしませんでした。
動いたのは、私たちと同世代の「若き(ここ大事ですっ!)ジジババ」ばかり。
何をしていいのか判らないのかもしれません。
気がつかないのかもしれません。

でも、もう父となって、母となって最低3年にはなるのです。
「若葉マーク」も、そろそろとれた頃ではありませんか?

地域の中で生きる、自分と子供と家族という単位で、こうした行事を見直してみませんか?
子供をビデオで追う楽しみを、もちろん私も否定はしませんけれど、裏方の世話もしてみる
その楽しみは、後世のとてもステキで楽しい思い出になるのは、早く生きてきた世代として
「保証」します。

写真やビデオでは残らなくても、あのときはこうだったのよと、子供たちに自慢できますもの。
今の私が、ここで言っているように・・・(笑)


ともあれ、園長先生本当にお疲れ様でした。
とても楽しい運動会でした。

本日のMVPは、文句無しで、「園長先生」ですっ!!

今夜はごゆっくり、おやすみくださいませ。      

もも組のババからの、心からの感謝です。
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by sala729 | 2011-10-08 18:04

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