日曜日に、ちびギャングと家人と三人で、鳴門の海に行ってきました。

ちびギャングは二年前に「海デビュー」を果たした処ですが、そんなことは
当然覚えているはずもなく、今度、小豆島に行くから(柏島が小豆島に変更に
なりました。私の一存で・・笑)その、練習と謀って連れ出しました。

小雨の中迎えに行くと、行く気満々で楽しみにしている様子は十分窺えます。
後部座席に私と二人乗り込んで、いざ出発。

行きがけに、ホンダに寄って、限定トミカを一個ゲットはご愛嬌(あとで
ママに、むやみに買うなと大目玉くらっちゃいました・・)
高速でもご機嫌で、いろんな替え歌歌い続けています。

フロントガラスを思い出したように叩く雨粒には、「雨やだねぇ~」と、
生意気なこと言ってます。

それが海に着くと、ウソのような晴天。
しかも、午前中の雨模様が幸いしてか、ビーチの人影はまばら・・・
一台観光バスが、京阪神地方の子供会の海水浴に停車していましたが、浜辺の
広さに、子供会は点在・・・点・・点・・点


ちびギャングは、ハワイアンな海水パンツ(去年までのグレコローマンは
卒業しました)にタンクトップシャツ。
基本的に怖がりですから、恐る恐る波打ち際に近寄って生きます。

私は、さすがに水着というのも、あまりに世間に憚れるかと思い、今日は
ストレッチの効いた、パンツというかスパッツというか・・ともかく裾を
恥ずかしげもなく膝上までたくし上げ、お殿様に下賜づく下僕のように、
従います。


少し慣れると、もう平気で波に向かっていきます。

鳴門の海のいいところは、砂がとても柔らかくやさしいことです。
黒い色をしていますので、好き好きはあるようですが、私はこの細やかな
砂質が好きです。

瀬戸内の海に囲まれて、生まれ育ちましたので子供時代からいろんな浜辺に
行ってますが、島の浜辺は案外、砂が粗いのです。中には小石ぐらいの浜も
あって、裸足では痛くて、火傷しそうな体験したことも何度もありました。

また、そういうところは、サンダルで歩いても、足とサンダルの間に入った
小石みたいな砂が痛くて、歩くにも不便なのです。

ところが、砂がさらさらと細やかなら、裸足はもちろん、サンダルの間に
嵌っても、なんの支障もありません。



ちびギャングは、濡れた砂を両手一杯に掴んで、家人を追い掛け回します。
きゃあきやあと声を上げて、逃げる家人。追うちびギャング。
海と空と・・・なんだか30年位前にタイムスリップしたみたいです。

しばらくすると小学校高学年と思われる三人のおにーちゃんがテトラポットから
泳いでやってきました。
どうやら、少し沖にでると、クラゲがいるらしいです。


波打ち際を歩いていると、死んだ蟹がゆらゆらと漂っています。
その隣を・・・・あら・・クラゲ

なんと手のひらの一回りぐらい大きなクラゲが、海にその半透明の体を
くゆらせているではありませんか。
ちびギャングも覗き込みますが、なにせ怖がり。
しかも、相手はクラゲですから、刺されるといやですしね。

そうしていると、家人がやってきて「死んでるよ。これ」と、言って
足で器用に、浜辺にクラゲを掬い上げます。

砂にぺったりとついた、「寒天ゼリー」様のクラゲに、ちびギャングは
興味シンシンです。
「これ死んでる?死んでる?」と、何度も確認して、それまで手にして
遊んでいた発泡スチロールの欠片で、クラゲをツンツンしてみます。

「これ、今は死んでるけど、海の中でゆらゆらしているときは、触っちゃ
ダメよ。刺された痛いからね。」
真剣な顔して頷いているところを見ると、言ったことは判ったということか・・。



昇天クラゲさんには、申し訳ないのですが、それからちびギャングは、ひっくり
返したり、そっと指で触れたり、もうしたい放題。触りたい放題。
いい経験になりました。

岩場のフナムシに悲鳴をあげるかと思えば、案外クールにやりすごしたり
ほんとに、日々成長しているものです。


一時間ほど遊んだでしょうか。おなかすいたねと、海を切り上げることにしました。
車まで、家人が発泡スチロールに真水を汲んできて、私とちびギャングはそこで足を
洗い、ちびはお尻も洗い、着替えたらお昼ご飯です。

海岸沿いには、かつてちびギャングのママも、子供時代によく行ったリゾート
ホテルがあり、二階のメインダイニングに行くと、なんと満席。

並んで待てない私は、次に行こうかとしたのですが、ちびギャングは
「待とうよ。ね、待つよ。」と、私を止めるのです。

待つって・・・こんな小さな子が、ご飯食べるにのに待つって言うのって・・
どーなんでしょうね。
なんだか、小さく収まってしまっているような、今時は子連れでいくような
処はどこも待つのが当たり前になっているのか・・

ともかく、それをなだめすかして、待つのがいやな私は、一階のラウンジへ。


窓際は、一面が海。海。海
モーターボートに牽引されたバナナボートが横切り、ちびギャングは目を
輝かせて大喜び。

自分のオーダーはちゃんと自分で食べようとするし、欲しい物は欲しいと
言い、私のパンにバターを塗り、自分のオーダーを「お味見」しょうとする
家人に「いいよ。食べて。」などと、大人びたことを言い、シェアすることを
教えると、さっそくにそれに慣れ、自分のものを食べさせてくれようとしたり、
本当に子供の成長は早いです。


途中で、娘に電話を入れてちびに変わると
「あのね。海で遊んでたけど、みんなお腹すいたから、ご飯たべにホテル
来たの。いーちゃんは、車置いてくるから、あーちゃんと二人で待ってるの。」と
ちゃんと状況説明もできています。


帰りには七夕の短冊にお願い事ならぬ、自分の名前をでかでかと書き記し(
ただし、慣れないと読みづらいのが難点ではありますが・・)
帰りの車の中では、ポテン・・とばかりにお昼寝タイムに入っちゃいました。
途中のSAで、私達お奨めの「三盆白のソフトクリーム」も食べず、そのまま
自宅まで寝たままでした。


やはり、幼稚園の力は偉大です。
日々、成長しているとはいえ、こんなステップアップは、やはり先生方の
忍耐と愛情の賜物でしょう。
一人で食べ、一人でおしっこもでき、したいこと、したくないことを自分で
言え、自分の気持ちを言葉で伝えられる。

本当に「人間」になってきています。
いやいや、動物の子というのではなく、人としての知識やマナーを少しづつ
会得しているというか・・

本当の人間になるには、このあとには、躾という大きな壁が待っていますが、
いつまでも、この素直なままの心で受け止めて欲しいと思います。



それにしても、
食事中、小豆島の話になって
「S(息子の名)ちゃんも行くからね」と言うと
目を輝かせて、歓声をあげていましたが
「あとは、ママといーちゃんとあーちゃんね。パパはお仕事なんだって。」と
言うと、急に黙りこくってしまいました。

「SOちゃんが、パパのこと誘ってみる?」と、言っても何も言いません。



このときのことを、後で家人が言うには
私達と婿殿との微妙な関係を、ちびギャングは敏感に感じていると思うと言うのです。
私達はなるべく、ちびギャングの前では、そういうことは話題にしないと心がけては
いるのですが、なにしろ私は年甲斐もなくまだまだ未熟者ですから、なんとなく
察していたかもしれません。

そうだとしたら、可哀想なことをしたものです。

このときばかりは、「大人気ない自分」をふかーく反省いたしました。
もう、決して、ちびギャングに気取られるようなことはすまい。言いまいと
誓いました。

・・・と、いいながら前回は、あの「蛾」発言を根に持って、みなさまに
ご協力仰いだりしたのも、他ならぬ私ですけどね(笑)
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by sala729 | 2011-07-05 13:58 | Comments(0)

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