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七月の声が近くなると、さすがに暑い日が続きます。

ちびギャングは、ようやく幼稚園にも慣れ、ガールフレンドも次々と変え、いまや
三人目となりました。しかも、前の二人のことを「好きじゃない。」などと言い放ち
まるで、往年の貴乃花親方の婚約解消記者会見を彷彿させるような「無責任男ぶり」を
発揮しております。

家人は「オレに似た」と手放しですが、そうだとするとますます将来が危ぶまれる
今日この頃です。




先日、父の日には娘が黒ビールの入ったパンを焼いて持ってきてくれました。(あと、
越乃寒梅も添えていたことは、一応記しておきます。)
これが、なかなかに美味しい。
今まで、パンを焼いて、二切れだけ持ってきてくれていたのですが、今回は、ど~んと
一斤。
しかも、ホカホカと温かく、山形の耳はパリッと香ばしく、中身はやや茶色がかった
ナチュラル色で、そのまま千切って食べると、これがまた美味しいんです。
ちびギャングも、カルタ取りの合間に、千切っては食べ、つまんでは口に入れと、
なかなかに好評のようです。

これでは、娘がパンつくりに嵌るわけが判りましたよ。確かに、作りたては、
美味しいっっ~・・・・ホントです。
それを振舞って、絶賛されたなら、もっともっと作りたくもなるでしょうよ。


なんやかやで、お昼になって一緒にご飯を食べにいくことになりました。
車で30分ほど行くと、スパイシーな「骨付き鳥」の、老舗がリニューアルオープン
しています。(いや、ほんとはかなり前にリニューアルしていたのですが、私達が
最近になって行っただけのことですが・・)

この暑さと、ビール党の家人と娘には、もってこいっ!
と、思ったら、娘が、ちびギャングには味付けがスパイシーすぎて、食べられないと
言い出し、本人に聞くと

「おすしぃ~」

もっとも、ちびギャングに聞くと、毎回同じ答えではあるのですけれどもね。
マグロの赤身と、たまごオンリーなのですが、ちびギャングはお寿司が大好きです。

そこで、最近オープンした「くら寿司」へ電話をすると、なんと120分待ち。
無添加で有名な「くら寿司」ですが、私の住む地域には今まで一店もなく、初めて
オープンしたのです。

ただ、私達は、ちびギャングと一緒に、倉敷の「くら寿司」に行ってましたので、
あの五皿食べて、ゲームして、ガラポンというのは知っていましたから、ここは
ちびのために、自分が我慢しょうかと、不本意ながら私も同意したのですが、
120分はさすがに待てません。(ちょっと、これ幸いという感もなきにしも
あらず・・かと。笑)

そこで、私達がよく行く、大人の回転すし屋に・・・(笑)
自宅で寝ている、婿殿を娘が迎えに行き、私達はちびギャングと一緒に一足お先に・・


相変わらず、ちびギャングの前は、マグロの赤身と出し巻き卵ばかりが並びます。

さて、私達の向かい側に座った娘夫婦は・・・
子供などおらぬかのように、二人の食の世界に浸っております。

それはいいですよ。それはね。私達も、ちびギャングとの三人世界を楽しみますから
なんの異存もありませんよ。

でもね。

私達の目の前で、「鯖」だの「納豆」だのをパクパクっていうのは、どーいう
ことよ??

私が、鯖が死ぬほどキライで、家人が納豆を親の仇にしていることは、娘は
もちろん婿殿だって、とーぜん知ってますよ。

いや、食べてもいいですよ。好きなんでしょうから・・・
でもね、テーブルを一緒にするマナーとして、「好きなんで」とか「すみません」
くらいの一言は言えないものでしょうかね。

目の前の私と家人など、さもいないかのように、平然と見せ付けられて、しかも
納豆などお代わりまでされて、「喧嘩売ってんの?」と、思った私は心が狭いですか?

今度から、ちびギャングは「絵画教室」に通うことになったのですが、さんざん
習い事をどうするかと、喧々諤々の議論の果てに決まったことは知っているのに、
そのことについては話題にもしない。

子供のことについて、なんの興味もないのか?
私たちと話をするのがキライなのか?
私たちと話をして損したことがあるとか?

ま、下の二つなら、お誘いしたとき、ご飯を一緒にはしないでしょうけどね。
(え?・・怖くて断れなかった・・う、うーん。そういうこともあるかも
しれませんけどね。)



それでも、食事を終えて、娘たちとは別に私達は事務所に・・
そこで少し用事を済ませて、帰途につくと、なんと自宅前の空き地に、蝶がヒラヒラ。
なんだか頼りなげに舞っているのです。

そこで、玄関からそっと網を取り出して、ばさっ。
「ゲット!!」
少し、茶色の羽に黒色のはっきりした波目模様がくっきりと入っています。
空き地の草をむしって、網かごに入れ、自宅から「国産純正蜂蜜」を少し薄めて
その草の上にたらします。

それを見た、家人も、一匹も取らないでは、あとで何言われるかわからんと
ばかりに、ヨッパライの足でヨロヨロと)蝶を追います。
そして、やはり一匹ゲット。


娘に電話して、お買い物帰りに寄りなさい。いーものがあると、含んでおいたら
やってきました。


あいにく、私はシャンプーの真っ最中。(白髪染めと言いなさいよと、なぜか
家人が横槍入れてきます。。そうですよ。白髪染めしてましたけど、それがなにか?)
バタン!と、バスルームの戸が開いて、呆然とするちびギャング。動揺する私。
・・・そ、そりゃあ、いくらちびとはいえ、入浴中ですから・・私。(恥)

「あのね。あれ、蛾なんだって。羽広げて留まるのは蛾なんだって。一目見て
 パパ(婿殿)がそう言ってた。」と、更に後ろから家人の声。

・・・・・・そ、それにしても、わざわざ、バスルームの扉開けてまで報告するかっ。



ちびギャングが帰ると、猛烈に腹が立ってきました。
もちろん、あられもない姿を、見られた、恥ずかしさと悔しさがその腹立ちに
輪をかけます。

「蛾なんて言ってる間があるなら、子供のために蝶捕まえたらどうなのよ。
ほんとは、こんなこと親の仕事でしょ。」と、毒吐き続け・・・





そして、今朝のことです。
早朝の仕事があって、いつもより二時間早く自宅を出ることになりました。
車に乗り込もうとしたら、目の前に白い蝶が・・・・
まさしく、モンシロチョウ・・・・(蛾詐欺事件のときに、図鑑からネットから
調べまくりました。)


そっと、玄関に帰った私は網を持って、とってかえすと、そっと近寄って・・

やったっ!・・小さくガッツポーズ。

「見て、見て、ほら留まったとき、羽閉じてる。」
「誰がみても、モンシロチョウでしょ。」・・・むっ。

そして、もう一匹。
やりましたっ!!!!!!!!!!!!!!


私は、出先から娘にメールを打ちます。
「玄関足元、虫篭注意!! (^^)やったね~」


娘から返信は電話できました。
「やったねぇ。」
「まーね。」
「これどーする?」
「ちびギャングの好きにして。でも、パパ(婿殿)には知らせといてね。」
「もちろん、もう写メ送った。」


さすが、わが娘。長い付き合いです。私の落とし処よく心得てます。
私は、6日ぶりのリベンジに、ようやく溜飲を下げて、仕事に励みます。

by sala729 | 2011-06-24 13:57

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