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昨日に続いて、今日も雪です。
それでも、だいぶ気温が上がってきたのか、霙のような重たい雨に変わっている
ような気もします。

今年は、私の住む地でさえも、こんなに雪が降り積もり・・もっともここは
例年公立高校の受験日には必ず降雪するというなんとも意地悪な「雪の女王」の
お振る舞いに、かつての私も泣かされました。もう何十年前のことでしょう・・ほほ~

こんな四国の穏やかな土地でさえこんな日があり、ましてや北海道や東北、北陸
裏日本(すみません、年がバレバレですが、この言い方が一向に直りません。でも
これは地域差別用語でもなんでもなく、単なる地域の別称にすぎないのですよ。
私達の世代では・・)の、雪害には、ただ驚くばかりです。

しかも、屋根の雪かきに、もう百人近い人が亡くなっていると聞けば、雪に遠い
国の私達には、想像だにできない事です。
それでも、ニュースに映る、雪深い里の人たちは、二階の窓から出入りし、
自宅前の通路に、山積みされて二階家まで届こうかとする雪の中で日々暮らして
いるのでしょう。

雪深い県の知事さんたちが揃って、国土交通大臣に「雪かき費用」の請願に訪れた
ニュースを見ましたが、大臣は「今後いくらかかっても、それは出します。」と
妙に力を入れた答弁をしている姿が放映されていました。


そりゃそうだ。特に過疎の村は、若者がいないので、お年寄りが危険を承知で
雪かきして事故にあっているケースが多いと聞いています。
こういう天災にこそ、税金は使うべきです。
同じ、日本の国に住んでいるなら、同等の安全と快適は、誰の身にも保障される
べきです。
と、頷いていたら、家人が
「でも、これって国道や県道の整備だけでしょ?民間の家の前の雪かき費用なんて
入ってないんじゃない?」と、ポツリと一言。


確かに、東北新幹線や上越新幹線が、雪で立ち往生したときも、公共交通機関優先と
そちらの復旧が先でしたね。
しかも、あの時は、沿線の住民が自分たちも雪で大変なときに、「炊き出し」をして
乗客に喜ばれたという記事もありましたよね。

もしも、私の思い違いならそれはその方がいいのですけれど、あの国土交通大臣の
太鼓判は、公道に限って・・ということなのでしょうか?

そんなに言うなら、財源はどーするのよ?と、民主党支持者さんに問われたら
私に名案がありますっ!!

子供手当てをいただいている、お父さん、お母さん。
あなた達の若い労働力を、ボランティアで還元するというのはどうでしょう?

子供は地域で育てるもの・・・その趣旨には私は全面的に賛成です。
そのために税金が投与されるのも、この際、目を瞑りましょう。
でも、それなら、地域の助け合いもあって然るべき。

月に一度でいいですから、子供達のスポーツ少年団のお世話するその一回だけを
雪かきや、お買い物のお世話に使ってみるというのはどうでしょう?
一回といっても、みなでやれば毎週ぐらいのローテションにはなるかと思いますね。
もちろん、バスを用意しなければいけないかもしれません。

でも、これこそが「地域で子供を育てる」ということではありませんか?
自分たちの子供を、地域が手助けしてくれようかと言うのです。
ありがたく受け取り、そしてまた自分たちのできることを、地域に還す。
これが本来の姿ではありませんか?

国土交通大臣殿

国道一本分の予算を、ボランティア輸送バス料金に当ててください。
そうすれば、もしかしたら、今とは違った形のコミニュティができるかもしれません。
子供たちにも、ボランティア意識を教えられるかもしれません。
子供手当てに懐疑的な、人たちからも、少しは賛同得られるかもしれません。
私は、何もせず、ただ金銭を貰うだけの援助でよしとしている日本人が
大多数とは思いたくありません。

与えられ、還元することで、人間社会は熟成していくのではないですか?
還すチャンスを、あげればもっと大っぴらに、子供手当てを受け取れて、懐疑や
後ろめたさを感じないで、享受できるという喜びを、若いお父さんやお母さんに
教えてあげてもいいと思いますけどね・・・



ところで、国土交通大臣のお名前・・なんでしたっけ?
覚えてないのは、私の記憶の減退?それとも、役者不足のせいで脇役人事だから?
・・・・・・・・・・なんて事言うと、また反論いただきそうですが、
それもよし。楽しみにしています(笑)

by sala729 | 2011-02-12 14:42

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