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さて、先週は「アウトレイジ」を見てきました。
こんなことばかり、書いていると私のこと、仕事もせずになに遊びまわってると
思われるかもしれませんが、仕事は仕事。遊びは遊び。決して、仕事に手抜きしている
訳ではありません。

ただ、人生のゴールが確実に近くなっていますので、できうるかぎり、濃い時間を
すごしたいなんて、贅沢な望みは抱いてますけれども・・(苦笑)


映画は面白かったですよ。
そうですね。ヤクザ映画というより「じゃぱにーずマフィア」って感じはしましたけど。
ええ、全編バイオレンスです。
これも、前に見た告白同様R-15ですが、それも当然と思われるシーンが
これでもか、これでもかと、出てきます。

お食事しながらPC覗いているはずはないと思いますが、コーヒー持つ手が
痙攣してはいけないので、細部の描写は割愛しますけどね(笑)

出演者も豪華です。
私のイメージの中の、加瀬亮君は、気弱でおとなしげな青年としか印象がないのですが
なかなかどーして、彼も「役者」です。はい。その極端なキャラの演技に、拍手です。

たけしさんも、映画に出ると、さすが「大物感」がありますね。もっとも、彼はもう
すでに、大物なんですけど、テレビではそれを見せないようにしているところに、
私は好感を持っているのです。

国村隼さんは、かつての金子信雄さんを思い出させるような、演技していて、テレビの
中のいーおじさん役より、よほどいい役者さんと、私は思いましたけどね。
え?・・・金子信雄さんって、もう今では、誰も知らないって???
す、すみません。

なにしろ、私、ゴジラと同級生(大リーガーの松井君ではありませんよ。本物の、ゴジラ
氏です。あの、放射能で突然変異した・・と、言っても知ってる方は少なく
なりましたよね。。。)
ですから、幼いころは、東映時代劇で、長じてからは、高倉健さんや鶴田浩二さん、
そして、藤純子さん(現在は冨司純子さんですよね。)の、任侠路線。
それから、実録路線。やがて、極妻シリーズと、段階を踏んできているものですから、
こういう映画は、結構シニカルに見るのですよ。

でも、たけしさんの映画の撮り方は、ちょっとオシャレですよ。
カメラの位置を、あれ?と思うよなところに置いたり、ひいたりアップしたりを
絵画的に見せたりして、「あぁ、これが外国で評価されてるところなのかな。」なんて
思ったりして、結構楽しかったです。

ストーリーは、「ない」に等しいですけど、それはそれで楽しめます。
大人の方のみ、お奨めです。子供は、だめです。
子供には、これを楽しむ心の余裕がないです。
バイオレンス満載のヤクサ゜映画が、映像としてどう楽しめるか?
製作者の意図はここにあるのかな?・・と、勝手に思ったりして、それならば
子供には無理・・・かなと。(笑)



などと、言いながら今夜は「鯛飯」です。
家人は「豆ご飯」希望だったのですが、もうピース豆の時期は終わっています。
われながら、会心の出来栄えに満足の夕餉ではあったのですが、魚系のものは
冷めると、とても生臭くなるのですよね。

季節を味わうというのは、なかなかに難しいものです。

お料理は、というより家事一般を義務でやり続けるのは辛いです。
趣味や、ボランティアと思わなければ、私には続けられません。
そういう風に思えば、専業主婦さんというのは、なかなか立派なものです。

でも、最近「専業主婦」という言葉が、死語になりつつあるとか・・・。
まぁ、人の生き方はそれぞれですが、それを選択できるか、それともやむ得ずそれを
選ばざるを得ないか、それによって幸せの尺度も変わっていくのでしょうね。

でも、どんな選択であっても、それでもほら、案外幸せよって笑える大人の見本が
たくさんあれば、不本意な選択であっても、失意だけではなくなるのですけれどもね。

老い先短い身ながら(嘘です。ホントは120才までは生きるつもりです。ですから
まだ、ホントは自分では洟垂れ世代と思っています。)そんなことを言って笑える
大人になっていたいなと、思います。

by sala729 | 2010-07-05 10:44

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