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もう目覚めた時から、周りは「デンマーク戦勝利!!」一色になっていました。
私は、今更ながら自分の「びんぼー神」体質に、慄いていました。

思い返せば、せんのオリンピックの女子柔道。
私が会社から帰宅して、パチンとテレビのスイッチ入れて、画面が浮き出たとたん、あの
塚田真紀さんが、コロンと転がされていたのです。

これが、けちのつきはじめ。私が視る→負ける。私が視ない→勝つ・・・このパターンが
出来上がり、BBCのときなどは、上司から「視聴禁止命令」がでたほどです。


やっぱり、この「負け神様」は、まだ私にしっかりと取り付いているようで、今回も
私の視たオランダ戦は、しっかり負け、見向きもしなかったカメルーン、デンマーク戦での
あの勝ちっぷり。

全国のサポーターの皆様、口幅ったい言い方で恐縮ですが、サッカーを勝たせたいと、
お思いなら、神仏祈願よりも、私のこと大切にすることお考えになったほうがよいですよ(笑)



昨夜の世論調査のことを、思い出してぶつくさ言いながら、テレビを見ていると、さすがに
参議院選挙のあれこれも、よく流れています。
特に、昨日は公示日ですから、各党や各人の第一声とやらを、とりあげている処は多かった
です。

ローカルでも、それは同じで、私の住む地方でも、女性一人と男性三人の三つ巴です。


しかし・・・この女性候補・・
私とほぼ同世代で、ついこの前までは、地域初の女性副市長やってた人です。
第一声も
「私を三十数年育ててくれた、職場の前で、みなさんのために働く第一声を挙げたかった。」
と、いうものでした。

そう、彼女は地方公務員として市役所に、奉職し、副市長まで上り詰めて、そして今回
立候補したのでした。


立候補にはなんの異存もありませんし、同世代として応援したいくらいです。
それに、女性として階段を上っていくのは、さぞや大変だったことだと推察もできます。
男性諸氏には申し訳ないですが、女性がそれなりの役職に就くということは、失礼ながら
同じ世代、立場の男性の何倍も努力しないと認められないのです。

少しぐらいの優秀さではダメ。同じ程度なら問題外。
かなりの実力と努力があって初めて得られると、私は思っていますから、この女性のことは
評価しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・いえ、していました。



何が気に入らないって・・彼女は、無所属ながら、民主党、国民新党、社民党の推薦を
受けています。
そして、それを堂々と看板に大書して、挨拶に臨んでいました。


ちよっと待った!!

わが地域は、自慢ではありませんが、ガチガチの保守地盤です。
もちろん、首長もそうです。ここで言う保守は、もちろん自民党です。

彼女はそんな地域で生まれ、育って、公務員に奉職し、出世階段を登っていったのです。
そんな、彼女が、民主党??・・・・んな訳があるでしょうか?

一歩ひいて、そんな組織の中で、彼女がもがき苦しんで、この体制をなんとかしないと
いけないという使命感にかられて出馬したのなら、現職時代にその対立姿勢の一片でも
見せておいて欲しかったですね。


このタイミングの出馬は、あまりに風見鶏的行為にしか見えない。
「私を育ててくれた職場の前で、今度は皆様のお役に立ちたい。」そういう彼女に聞きたい。
なぜ?民主党の推薦なの?
なぜ、自民党の推薦ではないの?


私は、民主党は好きではありませんが、だからといって自民党を応援している訳では
ないのです。
なんてったって、私たちは子供時代に、全共闘にあこがれたて、追いかけ、置き去りにされた
出遅れた「三無主義世代」なのですもの、熱くなれないのですよ。


でも、せめて潔く、どの政党の推薦もお断りして、正真正銘の「無所属」として
戦って欲しかったと、私、せつに思います。

たかが、私の一票など、いらん!・・と、言われればそれまでなのですが、なんや
かやと物思う、このごろです。。

by sala729 | 2010-06-25 13:30

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